誰に……

February 27 [Wed], 2008, 21:43
 今日、重要な会議がありました。
 で、始まる直前
部長「用意は、全部出来てる?」
課長「完璧だよな?」
担当者「はいっ」
部長「コーヒーも大丈夫か?」(細かい所まで完璧主義)
課長「頼んでます。あっ、資料を修正したので……」
 課長&司会担当者が説明開始。
 って会話が、目の前で行われました。

 コーヒー? 聞いてないなぁ。(大体お茶出しは、私がやってるので)準備いるのかなぁ。でも今回の会議は、課内でも別グループが主催だから、そっちでやってんだよね。聞いてないし、頼まれた人がやるよね。
 大丈夫やろ。
 それが、全ての始まりだったなんて……


 会議開始時間。

 間違って事務所に来た出席者を会議室に誘導もしたし(一階下だったので、階段を何往復かして)、もう会議については何もないだろう。と、(会議出席に加え、やけに外出が多かったため)ガラガラになった事務所でのんびりコーヒータイム。チョコもらったので、邪魔なしで楽しんでいたんです。むしろ、仕事しろって話しですが……

 会議開始30分。

 あれ? そういや、誰かコーヒー持って行った?
 さっき、自分でコーヒー取りに行った時は、残り4、5人分だったけど。出席者って15人くらいはいたはずなんじゃ……。直ぐにははいらないよ?(課のコーヒーメーカーは一度に6、7人分がせいぜい)
 ちなみに、部長は開始30分くらいを、コーヒー出しのタイミングとしている感じなんですよ。私も、そのへん賛成派ですが。
 大丈夫なのか? コーヒー誰が用意するんだ??
 流石に、オヤツは終えて、仕事してたんですが気になる。


 会議開始後40分。

 絶対、誰もコーヒー出してないよっ。
 気になりすぎて、集中出来ないため、聞き込み開始。容疑者を洗い出していきましょう!(いや、別に悪いことしてるわけじゃないけど、気分が少年探偵団だから)
 まず怪しいのは、主催グループ唯一の派遣さん(=唯一の女性)Aさん。
私「お疲れ様です。ねぇ、会議のコーヒーとか、聞いとる?」
A「? なんそれ? 知らんよ。いるの?」
 ストレートにズレた答。
 課内3人の女性の、もう一人。派遣さんBさんに聞き込み。
私「お疲れ様ぁ。会議のコーヒー聞いとる?」
「会議ってなんやっけ?」
私「今、Aさんとこのグループがやってる……」
B「ああ。あれ? そういえば、さっき部長がなんか言っとったね。え? むつきさんやないん?」
私「違うんよ。そろそろ一時間たっちゃうしさぁ。なんか、ほっといていいんか、悪いんか……」
B「……まさかさ、課長、さっきの会話で頼んだつもりだったりせんよね?」
 彼女の推理に、一気に冷え切る空気。

私「いやないないない。ないからそれ」
B「ないよねっ。まさかね。だって、私電話中だったし」
私「……電話どころか、無言でファイリングしてた……」
B「……いやっ。ないよっ。いくら課長でも、それはないよ」
 半泣きの私と、慌てて前言撤回にまわるBさん。しばらく二人でいろいろ想像してワタワタしていましたが、
私「結果的に、人数すら把握してないし、どうしようもないね」
B「ほっとく以外に道はないね」
 気にはなるけど、これ以上うだうだするほど暇じゃないので、放置決定。

 会議開始後、1時間15分。

 もう、コーヒーの事は考えんどこ。と、切り換えて仕事に没頭。
社員Cさん(会議主催チームの年少組=40代)「コーヒー頼みたいんやけど。急ぎ目で18個、下の会議室ね」
私「!!すぐには無理ですよ。コーヒー作るとこからやし。先に言っとってもらえたら、そのばで用意できたのに」
社員C「ごめんて。とにかく、よろしくね」

 頼まれました。コーヒー。しかも、私かよっ。今、あんまり手はなせなかったんだけど。コーヒー優先って、すごい凹むんだけど。
 とりあえず、新しくコーヒーを作り、カップに注いでいきます。
 残っていたので、2.5人分(私の後にも飲んだ人がいたらしい)。作ったので7人分弱。
 もう一回、コーヒーメーカーを動かさなくては足りません。しかし、ここで問題が。コーヒーメーカーは、一度使うと一定時間使えません。いや、厳密に言えば使えるけど苦くて飲めない液体を製造するのです。
 待ち時間は、大体把握してますが、ランプが着いたら(待ち時間終了の合図です)速攻をかけようと、コーヒーメーカーの前に張り付き。
 すると、Bさん登場。
B「コーヒー、やっぱ頼まれたん?」
私「急いで持って来てやって」
B「うわ。ありえん……」
 と、ランプ点灯。
 とりあえず、コーヒーメーカーをセット。コーヒーがはいるのを待つ体制。
B「それで足りる?」
私「微妙」
 そうなんですよ。当然、さっきと同じ量が出来るわけだから、2.5+6.9+6.9=16.3。少なめに入れるのも、お客様相手なのでアカラサマなのは憚られるし、一人半分は足りなくなるんです。
私「隣の課にもらうかなぁ」
 あまりに大量だったので、先方に聞いたらコーヒーは2、3人分しか残ってない。との事だったので、諦めていたんです。
B「そっかぁ。今頃足りなくなってそうだよね。……そういえば」
 あれ、あったじゃん。と、二人して探し出したのは、賞味期限が去年の夏のドリップコーヒー。カップの上に広げて直接ドリップできるあれです。
私「2杯いけそうじゃない?」
B「むしろ、賞味期限を気にした方が」
私「いや、いけるって。コーヒーって腐りそうにないし」
 二人で激論を交わしていると、コーヒーが出来上がり、あーだーこーだー言いつつ、カップに注ぐ。注ぐ。注……足りない。
 予想通り、一杯半弱足りないコーヒー。
B「いくか」
私「いこうか」
 ドリップコーヒーをセットして、熱湯を投入。
私「意外とイイニオイしてるじゃん」
B「これ、大丈夫だね」
 一杯煎れ、次のカップに。
B「……なんか、出が悪くなってない?」
 お湯を注いでも、全く落ちていかなくなったのです。
私「やっぱ、一杯用は一杯以上は無理? どうしよう」
B「隣、行ってくる」
 ……。
B「今、無くなって作り直してる最中だって」
私「……考えたんだけど、おっさんってアメリカン好きよね?」
B「……いける……かな」
私「背に腹はかえらんないし。課長も納期が大事っていつも言ってるし」
B「いこうっ」

 そんなグダグダの間に、コーヒーメーカーのスタンバイが完了。
B「あっコーヒーメーカーっっ」
私「……悩むことなかったね」
 煎れたてコーヒーを提供できました。

 準備はお早めに。
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