防災訓練

February 22 [Fri], 2008, 18:43
 本日は、職場で防災訓練でした。
 めっちゃ近くの消防署から、消防車まで来てましたよ。なんか、この距離でも来るんだ。って、ちょっとびっくり。
 ところで、その防災訓練の運営と言うかそういうのの担当がうちの課だったのですが、担当者が、私の横に座っている社員さんでした。
 ちょっと前から、かなりいろいろ手配されていて大変そうでした。うん。見ていただけだけどね。
 その社員さんは、出火が確認されたときに、消防署に電話する係りもされていました。

 防災訓練の始まる、約10分前。
 消防署の面々到着。部長に挨拶。部長は、私のすごく近くに座っているので、もちろん私は消防署の人たちをじろじろ見ないようにしつつ観察していたわけです。
 部長に、普通に名刺を渡している消防隊。なんとなく違和感を感じる光景です。
「外は寒いでしょうから、始まるまで、お茶でも……」
(いや部長、それもなんか違うと思います。だって、この部屋も寒いからね)
「いえ。準備もありますので、これで失礼いたします」
(やっぱかっけぇよ。消防士!)
 4〜5人できていた方々が出て行ったのを横目で確認しつつ、後10分で席を立たなくてはいけないと言うことは、この作業下手に進めない方がいいんじゃない? 途中でやめたら、わかんなくなりそうなんだけど。などと、考えていたら後ろに人の気配。
 はっと振り向く。
「!!!」
 消防士さん(無表情)が一名真後ろに!!
 心臓止まるかと思いました。しかも、椅子を勧めても断られ、彼は通報係の社員さんが通報をするまで、全く持って微動だにしませんでした。なんか、通報係に指導するんだか、通報ぶり(?)を観察するんだかが、任務だったみたいです。
 すくなくとも、私が10分間、仕事を放棄してメール読んだり、電話番に徹していたのを観察していたわけではないはずなのですが、すごくプレッシャーを感じましたよ。働けよっ。ってやつ。


 本日、私はとても重大なミスを犯していたのですが、それに気がついたのは、非常ベルに促されてビルの外に出たときでした。
 寒いんですよ。ものすごく。
 普段、コートなどは更衣室においておくのですが、避難中に更衣室に寄るわけにもいかないということで、机の中にでも、椅子に引っ掛けるでも、とにかく事務所にもって入ろうと思っていたんです。
 それを忘れていたんですね。すっかり。
 そんなわけで、この寒いのに、比較的薄手のニットと、カーデ。それにストール(これは、室内でカーデを羽織っても寒い時用の非常装備です)という、超軽装。
 寒いです。思いっきり寒いです。なのに、消防署の人の話は長いです。なんか、全校集会を思い出しますね。しかも、外でってなると、中学以来ですよ。こう、整列(らしきこと)をして、偉い人の話を聞くって言うのは、ノスタルジックな光景だったんですねぇ。寒いけど。

 その後、消火器訓練などいくつかのイベントが待ち構えているわけです。
 ちなみに私、消火器の代表です。来月には居なくなるかもしれない私なんかより、社員さんがしっかりと訓練しておいた方がいいんじゃないかと思うのですが、駄目みたい。断れない性格だから。

「では、次に消火器の訓練をします。代表の方は……」

「梦月さん、出番じゃん。がんばってね」
「はぁ(がんばるって何をだよ!? ってか、こっちは凍死寸前なんですけどぉ?)」
「おい、それ火、移っちまうんじゃない? 預かっとこうか?」
 それって、もしかしてストール? これないと、私防御力0なんですが……。でも、本当に燃え移ったりしたら、二度と出社できない気がする。恥ずかしくて。しかも、このストールパシュミナですから。貧乏人が持つ、数少ない“それなりの物”ですから……。焦げ痕一つ許されません。
「そ、それは困ります。いいですか?」
 寒さ<お金 です。ストールを、オッサンの手に。この人は脂くさくないし、香水なども付けすぎじゃないから被害は少ないはず。


「では、あちらのカラーコーンが火元だと思ってください。まずは、周囲に火事であることを知らせます。そして……」


 あ。火、使わないんだ。
 なんか、子供の頃の校庭に灯油かなんかで火をつけてやってたのを想像していたので、ちょっとしたショック。これ、何にも燃え移らないよ。私、寒いだけじゃん。っていう、ちょっとした諦め。
 よく考えたら、駐車場で車もあるし、すぐ横はマンションだし、火なんか燃やせませんよね。

 結局、だらだらと、しかしあまり目立たないように、なんとか役目は果たしました。寒さに震えつつ。


 その後、5階の事務所まで階段を使い(普段は、絶対エレベーターですが、大人数の移動では階段になってしまいますよね)呼吸の整わないまま、応接室の準備。消防署のかたがたと、部長がなにやらお話されるみたいなので。
 外は寒かったし……と、熱々のコーヒーを用意。いつの間にやらメンバーがそろっていたのでお茶だし。
 会話の邪魔をしないように、ささっとコーヒーをお出しして、とっとと戻って、残った淹れたてコーヒーでも飲んで温まろう。なんて考えながら、全てのコーヒーを置いた瞬間
「消火器訓練に出られていましたよね? どうでしたか?」
 どうでしたかって、なに答えていいかわからねぇだろ、その質問。ってか、何話しかけてんだよっ。淹れたてコーヒーみんなに飲まれちゃうだろうが。あったまれないだろうが!!
「……思っていたより、消火器が重くって驚きました(苦笑)」
 わかってる。自分で分かってるよ。的外れかつ、いけてない答えだって。でも、寒くて頭回ってないんだよ。むしろ、早くここを出て、温かいコーヒーを……
「今日のは水が入っていましたからね。まぁ、本物もそれなりに重いんですが。女性には大変かもしれませんね。でも、初期消火は……」
 なげぇ。話し長いよ、消防署の人!!


 結局、初期消火の重要性(おそらく、駐車場で聞いたのとほぼ同じ内容)を、長々と聞かされて応接室を出たら、淹れたてコーヒーは無くなっており、それどころか、ストックしてあったコーヒーも無くなってました。
 泣きたい気分で、もう一回コーヒーメーカーを動かしつつ、火事よりもコーヒーの確保の方がよっぽど重要だと思い知った一日でした。
  • URL:https://yaplog.jp/aferriswheel/archive/654
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