腰痛と歩行の関係A

April 27 [Wed], 2005, 15:11
 前回は、歩き方によって身体の重心がズレ、腰痛や肩こりといった
不都合が生ずる事を述べた。そこで今回は、どういう歩き方によって
身体の重心を修正し、腰痛や肩こりなどの障害から身を守るか、述べて
みたい。まず、最近の若者、中でも高校生の歩き方が気になって仕方が
ない。あの「ローファーのかかとを潰し、サンダルのように突っかけて歩く」
やつだ。あの歩き方では、歩行時に「すねの外」の筋肉を使わず、それゆえ
足首の動きが鈍る。足の指も使わないから、扁平足にもなる。扁平足の
人は疲れやすいから、電車内でも立っていられずに、すぐしゃがむ。キミの
近くにもいないか?俗にいう「ウ★コ座り」でしゃがんでいる人。
それから、さすがに最近はあまり見かけないが、あの「厚底サンダル」で
ロボットみたいに歩行する子。ボクの師事する先生もかつてネット上で
警鐘を鳴らしておられたが、あれは骨盤とその周辺の関節をおかしくする。
人は歩行時、足・膝の関節をクッションにしつつ進行する訳だが、
「厚底サンダル」ではそのクッションが十分に機能せず、もろに骨盤と
その周辺の関節をブン回しながら進むしかない。あのサンダルを履く子に
生理痛のひどい子が多いのは、納得がいく。まだまだ例示すればきりが
ないが…。
 じゃあ、ぶっちゃけた話、どうすればいいのか。箇条書きで整理しようか。
@足指のグリップ力を上げる。イスに掛け、床に置いたタオルを足の指で
 つかむ練習をするとよい。
A歩くとき、着地はかかと、離陸は親指に力を入れて。小指で離陸する
 現代人が多い が、これが元凶の元と考えるべし。
B同じく歩くとき、不自然でない程度に膝を上げ、両手を振るとよい。
 当然だが、右 足を前に出すとき、左手を前に出す。顔は下げすぎず、
 上げすぎず。
C足を運ぶラインは、ちょうど一本の線上を歩くイメージがよい。膝の
 内側が擦れる 感じだが、骨盤の為にはこれがよい。
D歩くとき、足・膝の関節をクッションにしつつ進行していることを
 意識する。
 こんなところか。これだけで腰痛や肩こりを解消した人々もいるから
驚きだ。やってみるといい。

頑張るキミへ

April 18 [Mon], 2005, 16:49
「この環境にいれば、誰でも情緒が不安定になる…」
「こうしていると、愚痴ばかりがとめどもなく出てくる…」
というキミは、昔風にいうところの「神経衰弱」なのか。
人間の精神状態には、互いに拮抗し合う二つの情況がある。
一つは「開いている状態」、もう一つは「閉じている状態」だ。
前者は外部からの情報に対し、「理知の鏡」というべき
客観的判断が出来る精神状態。とすれば、後者はその逆。
東洋医学は全てこの「陰陽」「表裏」…といった二面的な
評価基準に貫かれていて、絶対的ニュートラルは否定され、
一方的視点では断じない姿勢が求められる。従って、
どんな人間も毎日変わるし、「今日は比較的開いている」とか
「今日はかなり閉じている」という可変的な存在と考える。
故に上述の「神経衰弱」状態も、別に病状ではない。
有り体に言えば「心の天候」だ。ただ、キミを見ていると、
情緒のブレや厭世的な社会観に満ちている。
どんなに周囲がキミを見つめ、心を傾けても、それを厚意だと
感じる感受性すら摩耗しているようだ。
心が疲弊している、とでも言えばいいのか。
ここからは推察だが、世の引き籠もりやNEETも、その
きっかけは、こんな虚無的心情から始まっているのかもね。
何を言ってもダメ。何を言われてもダメ。
そんな時って、実はある。よくある。
そんな時は情況が好転するまで…つまり荒天が過ぎ、晴れ間が
出てくるまで…ジッとやり過ごすといい。
どうせジタバタしたって情況は好転しないし、むしろ気づいたら
案外、周囲が変わっていたりするものだ。
もっとも、今のキミはそんな気分にすらなれないだろう。
いや、もっと主体的、自律的に情況を打開してみたいのかも。
ならば、閉塞感を感じる「島」を一日も早く脱出し、
誰もキミを知らず、キミを気にも留めない異国にでも行き、
リ・スタートを図った方が良かろう。
無論、そこに事情が許す、許さないという視点は欠いている。
が、人一人の人生が変わるかもしれないとしたら、
それ以上に大事な価値なんて、果たしてあるのだろうか?
頑張るのはいい。が、頑張りすぎてはいけない。

腰痛と歩行の関係@

April 14 [Thu], 2005, 19:43
若い子の腰痛には、急な運動などによって生じたものもあるが、今日は
慢性の腰痛と歩行(歩き方)の関係について述べたい。
本来、人間の体重は、左右50対50の比率で均等にかからねばいけない
ところ、40対60のように偏った子は多い、無論、老若男女無関係だが。
ただ、殊に若年層の腰痛の場合、内転筋(太腿の内側だね)に張り、
つまり緊張があって、その結果、張りの強い側の骨盤が引き下げられ、
足の長さまで変わってしまっている子が目立つようだ。その為、
長足側と短足側のうち、後者の側の靴底の摩耗が激しくなる。
歩きながら身体を壊す現代人だ。
逆に、歩きながら身体を治すことも出来よう。
では、どういう歩き方が良いか?
続きは次回…(笑)。

満開の桜に思う

April 07 [Thu], 2005, 17:24
『願わくば 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃』
孤高の歌人、西行法師は詠ったが、今日の満開の桜はふと、
平成に生きる凡夫ですら、その想いをひしひしと感じさせてくれる。
人は死ぬ。必ず「その時」は来る。様々な煩悩を抱える俗人ゆえ、
まだまだやりたいことがある。ただ、「その時」のため、いつも
身辺だけは整理し、身軽になっていたいと考えるのも見栄張りか。
桜の花に思うのは、新しい季節・年度の始まりに伴う「希望」より、
終焉を迎える命の「滅びの美感」だ。なぜだろう?子供の頃から…。
今宵、独り静かに夜桜を観に行こうかな。

生理痛に悩む子たち

April 03 [Sun], 2005, 17:01
いよいよ近所にある桜の名所でも二分咲きってところか、桜が咲き出した。
宴席で嬌声をあげる人々を横目に、今日も往診回りに励む。
さて、ここ数年、特に増えてきたのが「生理痛に悩む子たち」だ。母親が
相談に来ることから始まるのだが…当たり前か…急増している。体質の
変化、衣食住生活の変化、生活環境の変化…といってしまえば
それまでだが、もう少し合点のいく原因追究をし、具体的な治療法を
組み立てたいと考えている。今現在ボクが採り入れている治療法では、
症状の緩解率は50%を超えていると思うが、万全ではない。薬物投与を
とにかく避け、且つ症状の緩解率をより向上させるべく、工夫していきたいと
思う。更に患者さんが増えるであろう、来たる日の為に。
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