頑張るキミへ

April 18 [Mon], 2005, 16:49
「この環境にいれば、誰でも情緒が不安定になる…」
「こうしていると、愚痴ばかりがとめどもなく出てくる…」
というキミは、昔風にいうところの「神経衰弱」なのか。
人間の精神状態には、互いに拮抗し合う二つの情況がある。
一つは「開いている状態」、もう一つは「閉じている状態」だ。
前者は外部からの情報に対し、「理知の鏡」というべき
客観的判断が出来る精神状態。とすれば、後者はその逆。
東洋医学は全てこの「陰陽」「表裏」…といった二面的な
評価基準に貫かれていて、絶対的ニュートラルは否定され、
一方的視点では断じない姿勢が求められる。従って、
どんな人間も毎日変わるし、「今日は比較的開いている」とか
「今日はかなり閉じている」という可変的な存在と考える。
故に上述の「神経衰弱」状態も、別に病状ではない。
有り体に言えば「心の天候」だ。ただ、キミを見ていると、
情緒のブレや厭世的な社会観に満ちている。
どんなに周囲がキミを見つめ、心を傾けても、それを厚意だと
感じる感受性すら摩耗しているようだ。
心が疲弊している、とでも言えばいいのか。
ここからは推察だが、世の引き籠もりやNEETも、その
きっかけは、こんな虚無的心情から始まっているのかもね。
何を言ってもダメ。何を言われてもダメ。
そんな時って、実はある。よくある。
そんな時は情況が好転するまで…つまり荒天が過ぎ、晴れ間が
出てくるまで…ジッとやり過ごすといい。
どうせジタバタしたって情況は好転しないし、むしろ気づいたら
案外、周囲が変わっていたりするものだ。
もっとも、今のキミはそんな気分にすらなれないだろう。
いや、もっと主体的、自律的に情況を打開してみたいのかも。
ならば、閉塞感を感じる「島」を一日も早く脱出し、
誰もキミを知らず、キミを気にも留めない異国にでも行き、
リ・スタートを図った方が良かろう。
無論、そこに事情が許す、許さないという視点は欠いている。
が、人一人の人生が変わるかもしれないとしたら、
それ以上に大事な価値なんて、果たしてあるのだろうか?
頑張るのはいい。が、頑張りすぎてはいけない。
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