あの日のオレはキミが好き  パート3{カシャッ}

March 01 [Fri], 2019, 23:11
  オレは、すばやくサッカーボールを両手でつかまえた。手のひらがジンジン痛む。

  
  カシャッ カシャッ。
  ん、なんだ?変な音が……。オレは、周りを見渡した。別に変わった様子はない。
  木が少し多いだけの道だ。        


  そ、そんなことよりあぶないな………。オレは、千夏の方を見た。
   
  千夏の方に飛んで来なくてよかった。

  「大丈夫!?夕貴君」  「だ、大丈夫このぐらい平気! 」オレは、笑ってみせた。
  顔が引きずっていたかもしれないな。「すみませーん、大丈夫ですか!」

  門の方からビブスをつけた男子が走って来た。           

  大丈夫オレは、一言言うとすぐにサッカーボールを返した。「本当にすみませんでした。」       

  そう言うと走って門の方に戻って行った。 
 

  まだ手のひらがジンジンする。千夏はオレの気持ちを読んだように夕貴君って強がりだね。
  ツツンッと手のひらをつつかれた。思わず声が出た。「痛っ。」 
  
  「そこの二人じゃれあってないで、早くして下さい。職員室行きますよ。」副会長が手招きして言った。 
「な、な、ななな何言ってるんだよ!じゃれあってなんか………。」 「そ、そうよ」   
 
  オレは、少し高鳴る気持ちを抑えすぐに門をくぐった。目の前は広いグラウンドだった。汗水ながした人達がサッカーボールを追いかけていた。さっきの男子も夢中で追いかけていた。
 
     
 「おーい君たち!もしかして生徒会交流に来た子達かな?」

  グラウンドの奥が学校になっていて
  一階の窓の方から人が手をふっていた。

 「はーーいそうです。」オレは声が届くように大きい声をだした。
 

 「そうか、今日は空き教室で生徒会交流があるから案内するよ。
  玄関をくぐって職員室までおいで。ココだからなー!先生待ってるからなー! 」
   
  元気だな、あの男の先生。

  オレ達は足早に向かい表玄関に入った。 
   

  外との温度差があり、ひんやり冷たい空気が漂っていた。
P R
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