野生のサマラ

2005年06月30日(木) 0時58分
『KING KONG2005』トレイラーが昨日から公開されています。
…おそらく誰もが思うことでしょうが、あえて申し上げる事をお許しいただきたい。
その半眼茫髪の女の子は誰だ。サマラか? サマラなのか?
ナオミねえさんが叫んでる側に、恐ろし気な女の子がいる。
ジャック・ブラックが廻しているフィルムに何か妙なものが映ってはいないか、気になるのは私だけではないはずだ。

まあそんな日本人の気掛かりは置いといて、映像はかなり! 好みです。
もっと派手になるのかと思っていましたがモノクロ映像の雰囲気を残した青っぽい画面で、想像していたよりずっとオリジナル版に近そう。
そのぶん違いも目立ちます。一番は主人公カップルの肉体性の希薄さですが、2人とも細い。長い。白い。ほとんどエルフ体型。相手がこれだと、コングも単に発情したオスには見えないだろうなあ。

ちなみにトーマス船長は一瞬だけの登場ですが、珍しく「おとーさん、かっこいーv」と言ってもらえそうな役どころのようで。よかったねー、3児の父。

C.F.は忘れた頃にやってくれる

2005年06月27日(月) 3時23分
ひさしぶりに大きな本屋に行ったら「シ○・フロント」336号が出ていた。…いつの間に出たんだろう。先月出なかったから、てっきりこのまま休刊しちゃうのかと思っ(自主規制)

そんなわけで、今月の「シネ・フ○ント」は30ページにわたって『マイ・ファーザー』特集が組まれています。
ただし、これはネタバレどころかシナリオが丸々載っているので、映画未見の方は御注意ください。
あと、作品評&背景解説が中心なので、役者に関する話題はほとんどありません(キャスティングについての興味深い話はありますが)。
写真は結構載ってますがカラーページはありません。そういう雑誌なのです。月刊住職とどっちが部数多いだろうかと常々(自主規制)

ともあれ、監督さんのインタビューは大変読みごたえがあります。お近くの本屋に無い場合、公立図書館などで探してみるといいかも。

俺達の好きなU-429

2005年06月24日(金) 0時16分
引き続き雑誌の話。
某サブカル系映画雑誌にも『ヒトラー』記事、そして見開きカラーで『Uボート』の記事がありました。
どうして公開時よりDVD発売時のほうが扱いがいいんでしょうか『Uボート』。しかもたいてい「オレが薦める野郎のための野郎映画」というくくり。
公開時にプレス向けの宣伝があまりなかったのか、それともちょっと後に公開した某美少女搭載型ヒノマル潜水艦映画への遺憾が、彼らをしてU-429賛歌に走らせたのか。
記事中、写真とキャプションがずれているところもありますが、本文の熱さでお釣が来ます。
しかしこうも男子の心で熱く語られると、ナオンの身でこの映画を好きと言うのは聖域侵犯というか、ガ○ダムキャラ名を男子より先に言ってしまった時やゴム製のムカデに驚いてあげられなかった時に似た、セピア色の罪悪感を感じなくもないですね。あとカエルの解剖の一刀目を(以下略)。

『ヒトラー』の記事は、やはりというかガンツ先生とヒルシュビーゲル監督へのインタビュー中心。これは非常に読みごたえあります。
この雑誌、実は月刊誌になる前からよく読んでいて蹴りを入れたくなる記述にも多々出会いましたが、基本的には一番好きな映画誌です。
今回も通り一遍のインタビューではなく、かなり鋭く度胸のある質問を両氏にしています。茶化しつつも押さえるとこは押さえる(ただし押さえるべき処がある作品に限るが)スタンスは、色んな意味でサブカルの鑑ですな。
監督への質問で「ゲッベルス役のU.マテスは一体何者なんですか」と聞くくだりが特にグッジョブ。監督さんの「ドイツでは有名な舞台俳優なんだぞ〜。映画にはめったに出ないんだけど拝み倒して出てもらったのさ〜」という得意げな返答も微笑ましい。
ちなみにマテスさんは『9日目』でクレーマー神父をやった人。たしかに舞台人らしい、衣装の端まで神経が行き届いていそうな俳優さんでした。

日本におけるTK月間

2005年06月23日(木) 1時18分
先週あたりからぼちぼち各雑誌に『マイファーザー』と『ヒトラー』関連の記事が出てきてましたが、今月の「フリッ○ス」ではとうとう1ページ使ってクレッチマン単独のインタビュー記事が載ってますね〜!
話題は『マイファーザー』中心で、見どころや撮影の苦労やヘストンさんはすげーよという話をしています。あと、いつのまにか3児の父になっていたらしい(その割に子供が喜びそうな出演作が少ないですね)。
「きね旬」にはエローニコ監督のインタビューがあるほか、レビューページの1作にも入っています。あと新作DVDのページに『Uボート〜』が見開きで紹介されてたり(U429にはボードレール家の子達が同乗しているのではないかという意見に1票)。
某R誌でも傍役に関するコラムにトーマスが取り上げられてます。しかしたいして長くもない文章中に「美形」に類する表現が4回ほど出て来るのは男優評としてはどうなのか(なんかこの方はトーマスの軍服姿にこだわりがあるらしい)。

こういうのチェックするのって結構大変なんだなあ…メジャーな俳優さんが好きな人は毎月こういうことやってるのか〜(尊敬)。

あとA日新聞夕刊のミタニ氏のコラムとか、ニュース番組でも『ヒトラー』が取り上げられていました。2作とも題材が題材だけに映画情報以外のところで見掛けることも多そうですね。

割り切りロメオとぶち切れジュリエット

2005年06月20日(月) 2時28分
前売り券のおまけの扇子につられた友人とカガタケシにつられた私で、行って来ました『戦国自衛隊天文18年』。

ある日、引退して呑み屋をやっているロメオのもとに、昔の同僚から知らせが来た。
「太陽黒点の周期的な活動の影響をおさえ(中略)という実験の手違いで、ジュリエットが過去に飛ばされてしまった。助けに行ってくれ」
はっきり言って終わった関係なので気が進まないロメオだったが、現代からの侵入者が過去の歴史に影響を与えて云々というSF的な説明をダイレクトにあらわす天変地異を目の当たりにし、更に入れ違いに過去からやってきたやけに目力の強い男に説得されて、ジュリエット迎え隊に同行する事を承諾する。
しかし、そこで待っていたのは、現代の軍事技術を駆使して戦国の世に君臨する織田信長ことジュリエットその人であったのだ!

神は 強情に 不在しつづけ

2005年06月19日(日) 23時09分
独映画祭最終日、V.シュレンドルフ監督作品『9日目』。
結局これを含めて3作品しか観られなかったのですが、個人的にはこの一作だけでも十分というくらい価値ある作品でした。
ああこれよ、私がこの映画祭に求めていたのは。シンプルな筋書きに的確な脚本、必要最小限の登場人物と研澄まされた演技、哲学と詩情が同居する映像表現!
本当はもう2、3回見て、肚に落としてから書きたかったのですが、もう当分観る機会がなさそうなので現時点で書ける範囲のレビューです。

これは、ナチ政権の下、キリスト教社会には何が起こったか、何をしたか、何をしなかったか、というキリスト教徒(殊に欧州のカトリック)には激痛を伴う問題を扱った作品です。
かいつまんで言えば、当時のヴァチカンは宗教を否定する共産主義の脅威への対抗として、まだ扱い易い(ように見えた)ナチスを承認し、過激な政策を黙認していた。そのため、当時のキリスト教社会は、かたやファシスト政権にのっかった過激なカトリック教徒が異教徒(正教もふくむ)を迫害し、かたや良心と教義に従ってヒトラーに反抗する「まとも」な聖職者や神学者は孤立する、という複雑骨折を起こしていた。
この状況を、数人の登場人物に圧縮したのが本作です。

多忙は怠惰の隠れ蓑

2005年06月19日(日) 16時26分
と申しますが、忙しいのと体調不良が重なって半ネット落ち状態です。
そうさ私はナマケモノさ。しかも寝不足が3日たたる程度に若くないのさ。
そんな日々の心の安息はここ
あの生き物に隠された、あっと驚く奥深い世界。なんといいますか、私が今まで見てきた中でもっとも高好感度のサイトさんです。
この愛と情熱と探究心、問題意識と遊び心に満ちたコンテンツ群。見習いたい。
ちなみに私のマリモ占いはエゾシカ。マリモ度チェックは41マリモでした。

あなたの町にもヒトラーが

2005年06月10日(金) 2時29分
『ヒトラー最期の12日間』上映館が出揃ったようで、オフィシャルサイトにずらっと20館くらい並んでいます。

現在、監督と主演のB.ガンツ氏が来日してるんですね〜(ドイツ映画祭あわせらしい)。
ガンツ氏といえば『ゴッドディーバ』でクレッチマンがやった役は、原作では彼がモデルだったそうですが、素顔の知的好々爺ぶりを見ているととてもニコポルには見えない(もちろんヒトラーにも)。

智恵あり!

2005年06月10日(金) 2時27分
某局ニュース番組の街頭インタビュー(推定とげ抜き地蔵前)で、昨夜の代表試合の感想を求められたおばあちゃんが「あのゴールはすごいねえ。オオグロさんは智恵があるねえ」というようなコメントをしておられました。
ああ、味わい深いですねえ……。
我が家では向こう2週間ぐらい流行語になりそうな予感。しかし智恵を発揮する場面はあるだろうか。

かわいいオトーサンは好きですか

2005年06月07日(火) 23時56分
昨日、やっとこさ独映画祭に行って来ました。
本命作は日程的に観られないので、なんだかもう参加する事に意義があるというノリで観た2作ですが、思いのほか好みの作品だったのでちょこっと感想なぞ。
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プロフィール
名前:蛹原タオ
sanagihara@yahoo.co.jp
趣味:映画・演劇・読書・古書漁・動植物観察
好き役者:A.ブロディ、T.クレッチマン、B.D.ハワード他
好き作家:稲垣足穂、種村季弘、たむらしげる、手塚治虫
座右の銘:三十六計逃げるにしかず
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