乱世三人行

2005年04月23日(土) 2時08分
『トリコロール〜』と『ヴィレッジ』まとめて購入。
とりあえず乱世三人行(中国題)の後半3分の1と特典のみ先に観賞しました。

フランツ〜! なんて、あの時代のあの国の華麗さ空虚さ愚かしさを体現したキャラであることよ。
控えめに言って好きになれない人物なんですが(レジスタンス贔屓なので)、あの役をああいうふうに演じた役者クレッチマンはやっぱり相当なタマだと思います。
悪より愚を前面に出しているのがね、あざといと言えなくもないですが(笑)
結局最後まで、国家も任務もギルダの愛も疑わなかったんだな〜。「愛してない」と言われたときの虚をつかれた表情には、愛はなくとも情はわくだろうよ。
まあ彼に限らず賢い男は一人も出てこないんですけどね、この映画(というかギルダの周囲;)

特典にクレッチマンのインタビューが無かったのは残念ですが、レジスタンス学生役の女優さんが結構好みで掘り出し物でした。
本編では地味でくたびれた感じでしたが、インタビューでは可愛いし、ちゃんと若い。
ゴージャスな美男美女ばっか見ていると、こういう地味めの可愛い子ちゃんが目に優しくて嬉しい。そうか、だから彼女のインタビューが入ってたのか(違)。

あと、どこのシーンだか忘れたけど、タバコの煙りを思いきりよく鼻から吹いているガイ(ヒーロー)に痺れた

もう1本も続けて観たいところですが、出張のため月曜までおあずけです(涙)
寝なきゃ〜

デミームーアよしつね

2005年04月21日(木) 2時21分
今期大河ドラマのオープニングで、主人公の象徴として登場している白馬の名はデミームーア号だそうな(ちなみに乗馬用品種の牝馬)。

いえ、だから何だと言うわけではありませんが…今時「紋白」とか「藤風」とか名付けたりしないんでしょうが…そうか、デミームーアか…(いったい何に衝撃を受けているのか自分でもわからない)。
とりあえずこれから日曜夜8時には、TVの前で「あ、デミームーア」と呟いてしまうにちがいない。

ドイツ映画祭

2005年04月19日(火) 0時56分
こっちはマトモな映画祭の情報です。
ドイツ年関連の映画祭、上映作品が決まりました。
…『Schneeland』、やはりダメだったか…
『ヒトラー』は11日に上映予定です。『ゾフィー・ショル』は4日。
シュレンドルフの戦争物と、BLっぽい青春映画も気になるなあ(同性愛者ばかりのボートチームって!)
それにしてもダニエル・ブリュール君は大活躍ですね。

B.A.B.MOVIE AWARDS

2005年04月19日(火) 0時11分
ブロディ君、32歳おめでとう〜! 既に5日過ぎてるけど(爆)
というわけで遅ればせのお誕生日企画といたしまして「第1回 B.A.B.MOVIE AWARDS」を開催いたします。
B.A.B.=Boxed Adrien Brodyの略。
常々気になっていたのですが、ブロディ君の演じる役は、狭いところに入りこむことが非常に多い。しかもそのシーンには作品全体を語る何らかの象徴性を持っている場合が多い。
あの長身ながら畳めばコンパクトな体型をみると、ついどこかにしまいたくなる監督が多いのかもしれませんが、実際、彼があの細長い手足をギュッと縮めてうずくまっている様は、曰わく言い難い詩情と暴発しそうなエネルギーを感じさせるものです。
そんな箱入り俳優A.B.の実績を振り返って比較考察しようという本企画。ぶっちゃけチャートに収まらなかったから独立させたものなんですが、お付き合いいただけたら幸いです。
では、ランキングの発表を(多少ネタバレあり)。

1位 戦場のピアニスト
登場閉所:カフェの床下・地下室の隠し空間・廃墟の屋根裏
狭くない所にいるほうが珍しく、身動きがとれないレベルで狭い空間だけでも3ヶ所。冒頭のスタジオやゲットー、隠れ家も外界から隔離する箱に他ならず、そのハコヅメ感は他の追随を許さない。
そもそも「ピアノ」自体、一種の箱と言えなくもない。
この映画の成功の要因は、リアルであると同時に極めて象徴性・寓意性が高いところにあると思うのだが、その意味でピアノ(=音楽)に守られて激動の時代をさまよう主人公はまさに「箱に入れられて大海を漂う聖孤児」。作品イメージを決定付けたしまわれっぷりと言えましょう。

2位 ヴィレッジ
登場閉所:納戸らしき小部屋、床下
現代が誇るひきこもり巨匠が作った理想郷のキーパーソン。役名からしてハコヅメ感が漂う(人類史上もっとも有名な箱入り男と同じ名前です)。
かくれんぼで隠れた小部屋と、森から来た「彼ら」から逃げるために入った床下。どちらも楽しそうに入っているのがミソである。以下、作品の根幹にかかわるネタバレにつき反転。

いつの間にか

2005年04月12日(火) 1時37分
『MY FATHER』オフィシャルブログなるものが出来ていました。配給会社さんのHP http://www.alcine-terran.com の画像から入れます。しかし何故ブログ…いや公式サイトが出来るまでのつなぎでしょう。多分。おそらく。
そして公開は7月2日に決定したようです(期間は不明)。
BBSでは6月って言ってたのにー! 7月2日はもう(歳事記では)初夏じゃないのにー!

でも決まってよかった。

教育的によろしくない巨塔

2005年04月12日(火) 0時12分
花見日和の日曜、父の病室に行ったら、病人はお見舞いに来ていた親戚の子供たち(お姉ちゃん11歳、弟くん9歳)となごやかにトランプをしておりました。

「たあ(私のこと)、フルハウスとストレートとフラッシュはどの順で強いの?」
「そんなにいい勝負になってるの!?」(最初に言及すべきはそこではなかったと後に反省)
「まだなってないけど、先にはっきりさせとかないと大叔父ちゃん(私の父)ズルするからー」
「…ひょっとして何か賭けてる?」
「来年のお年玉ー」
やはり。前回のお年玉額を基準に、勝敗に応じて金額を増減するという勝負であったか。
ゲームは『実戦』で覚えるのが一番と言えば聞こえはいいが、それはかつて私が君たちのお祖父さん(私の伯父)に引っ掛かって2年分のお年玉をチャラにされた手口だ(花札だったけど)。この事実を告げるべきか、私は悩んだ。
しかし結局言わないでおくことにした。そして密かに父の勝利を祈った。
なぜなら彼らへのお年玉の3分の1は私が払っているからだ。

※ちなみに強いのはフルハウス>フラッシュ>ストレートの順です。

ゆるい巨塔

2005年04月08日(金) 1時37分
昨日は父の手術でした。
危険度の少ない手術とはいえ全身麻酔なので、無事目覚めるまでは気が気ではありません。

朝から付き添っている母、会社を休んだり早退したり抜け出したりして集まった兄妹三人、そして主治医と研修医と看護師さんに囲まれてゆっくりと麻酔から覚める父。

医師「サナギハラ(仮名)さん、聞こえますか? 気分はどうですか?」
父「あ〜、バッチリバッチリ」

……いや、別に『巨塔』や『ER』ごっこをやりたかったわけじゃないけどさ。待っている間の緊張感に見合う一言を発してくれてもバチは当らないんじゃないかと思うわけさ。
いやしかし、考えてみれば意識朦朧としている人間が「みんな、来てくれたのか」とか「心配かけてすまない」とか「先生、ありがとうございました」などと纏まった発言ができるとも思えない。現実の医療現場なんてこんなもんよきっと、と納得してみましたが、看護師さんが笑いを堪えていたところを見ると、やはりちょっと珍しい発言だったのかもしれません。
大丈夫か父、これから1週間はお世話になるんだぞ。

ともあれ、緊張が解けたところで職場(偶然にも病院から歩いて十分)に戻ると、何故か会議卓を占領してピザを食べている同僚数名。
「輸血が必要になるかもしれないと思って、スタミナ付けてスタンバってたんスよ」
いい同僚を持って私は幸せだ。
「でもうっかりビールも飲んじゃったんで、使えないかもしれないんスけど〜」
……半端な心遣いをありがとう友よ。

そしてピザとビールの残りを持って夜桜見物に出かける同僚たちを見送ったのでした。

長い一日だった。

どいつねん

2005年04月05日(火) 1時11分
ひらがなで書くと何やらガラの悪い表題ですが、「日本におけるドイツ年」が開幕しましたようで。オサレスポットに行くと窒息する体質のため六本木の開幕イベントやらは見てないのですが、果たして盛り上がっているのだろうか。
公式サイトには各地のイベント予定の他「メキメキドイツ語」「タビタビドイツ」「パラパラカルタ」等、なかなかそそられるコンテンツがございます。…が、どうも詳細な情報に欠けているような。
熊本の「ドイツ映画マラソン」って何をやっているんだろう…

某ライジングサン紙によると東京でのドイツ映画祭は6/4〜6/12で、2000年以降の25作品を上映予定。上映作品はとりあえず『ヒトラー-最期の12日間』と『ゾフィー・ショル-最後の日々』は確定のようですが他は不明。
…よし『Schneeland』来い、『Schneeland』。
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プロフィール
名前:蛹原タオ
sanagihara@yahoo.co.jp
趣味:映画・演劇・読書・古書漁・動植物観察
好き役者:A.ブロディ、T.クレッチマン、B.D.ハワード他
好き作家:稲垣足穂、種村季弘、たむらしげる、手塚治虫
座右の銘:三十六計逃げるにしかず
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