レオポルド・モーツアルト「バイオリン奏法」から

December 03 [Tue], 2019, 11:40
音符へ対する緻密なアプローチが窺えます
これは1787年版のこの著書に載せられている挿絵ですが、バイオリンには顎当てがありませんし、弓はいわゆるバロック弓です。現代に使われている「トルテの弓」が普及するまでにはまだ時間が足りないようです。

トルテに代表される現代弓は毛と反対向きにスティックが反っていますが、これは毛と同じ方向に湾曲しています。弓の張り(腰の強さ)は劣るのでスタッカートやスピッカートは効果がないかもしれません。それに高音で張りのある音が出たかも知りたいところです。

<今売られているバロック弓>
この「バイオリン奏法」の譜例ではE線のオークターブ上のEの3度上まで出てきます。さらにモーツアルトが19才で書いたバイオリン協奏曲はハイEの6度上のC,そして23才で書いたコンチェルタンテでは、E線の2オクターブ上のEまで使っています。奏者にとっては驚異的な高音です。当時にこれだけ高い音が鮮明に表現できたというか、この弓でガット線を鳴らすことが出来たのだろうか。
ご存知の方は教えてください。

「バイオリン奏法」の重音の説明では、3重音のフィンガリングが書かれています。今では二つずつ分割して弾きますが、やはり弓の腰は柔らかくて3重音が出たのかな?

さて、30年前に楽器やら弓を作って道楽していた頃がありましたが、当然大失敗しました。弓の反りは、真っ直ぐに削った後、焼き入れをして曲げます。Miiの場合、せっかく焼き入れをしましたがヘッド(毛を留める部分)が傾いて不細工になりました。使えることは使えますが…(大笑)。
因みに、この弓の素材(ヘルナンブコ)を削る時は室内で削ってはいけません。毒性が強いので要注意です!
Miitan
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