Miitanの名曲館 その(58)名曲館 ドボルザーク「チェロ協奏曲 ロ短調」 

November 30 [Sat], 2019, 9:50
魂が揺さぶられるメロディー
アマチュア楽団の練習で練習時間の合間にメンバーがする事とは、木管はその曲の美味しいソロの部分を気持ち良さそうに吹くこと、金管はひたすらアルペジオ練習、打楽器は曲の一部の激しい動きと相場は決まっています。

そしてチェロ以外の弦楽器はオケのパート譜を必死でさらっていますが、チェロは悠然とコンチェルトの出だしを弾いて遊ぶのです。そこで登場するのが圧倒的にこの曲「ドボコン」なんです(パート譜もやれよ! 笑)。

Miiも他の高校の部活に貸与していたチェロが返還された15年ほど前から、この出だしに挑戦し始めましたが、美味しい部分が少し弾けるようになると最高の気分です。これはやめられません。

この曲が作られたのはドボルザークの2回目のアメリカ招聘の1895年になります。黒人霊歌は故国ボヘミヤの音階に似ているので郷愁を感じていたでしょう。インディアンの音楽にも触れ、大きな霊感を得たのに違いありません。

<ロストロポービッチのチェロCDです>
さて、ドボルザークの作品にちりばめられたメロディーにはハッとする美しいものが沢山あります。チェロ協だけでなく有名な交響曲7・8・9番、弦楽セレナーデ、カルテットと枚挙に暇がありません。

バッハが無伴奏で画期的な曲を残して依頼、ハイドンやボッケリーニといっても少しマイナー感がぬぐえませんが、チェロの可能性を最大限に引き出せた秀作、否、最優秀作品といえます。

ドボコンはロンドンで初演されますが、当時イギリスではドボルザークの作品は大人気でした。かつて黒人奴隷がらみの三角貿易で巨万の富を蓄積したイギリス。そこに流れるのはドボルザークの魂を揺さぶられるメロディー!
歴史って皮肉です。
Miitan
  • URL:https://yaplog.jp/1951miitan/archive/466
Comment
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:ミータン
  • アイコン画像 性別:男性
  • アイコン画像 誕生日:9月21日
  • アイコン画像 血液型:B型
  • アイコン画像 現住所:兵庫県
  • アイコン画像 趣味:
    ・音楽-アンサンブルのアレンジ
読者になる
2019年11月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新コメント
アイコン画像きーちゃん
» マンシーニの「酒とバラの日々」 (2020年01月11日)
アイコン画像岡本芳雄です
» ブック・オフへ行ってみました (2019年12月29日)
アイコン画像きーちゃん
» 食品ロス (2019年12月26日)
アイコン画像きーちゃん
» お待ちかねのクリスマス音楽会 (2019年12月18日)
アイコン画像きーちゃん
» クリスマス音楽会の練習 (2019年12月13日)
アイコン画像きーちゃん
» アンサンブル「銀の風」の練習も佳境に… (2019年11月21日)
アイコン画像きーちゃん
» アマチュアが支える音楽 (2019年11月13日)
アイコン画像プクちゃん受賞おめでとうございます!
» プク 表彰されました(2019/11/2) (2019年11月03日)
ヤプミー!一覧
読者になる