どちらでもいい(アゴタ・クリストフ)

August 19 [Fri], 2011, 7:55
どちらでもいい (ハヤカワepi文庫)
★★★

<内容>
もはや来ることのない列車を待ち続ける老人の狂気と悲しみを描く「北部行きの列車」。
まだ見ぬ家族から初めて手紙をもらった孤児の落胆を綴る「郵便受け」。
まるで著者自身の無関心を象徴するかのような表題作「どちらでもいい」ほかに加えて、『悪童日記』へのつながりを思わせる単行本未収録の初期短篇「マティアス、きみは何処にいるのか?」を収録。
筆を折り続ける著者の絶望と喪失感が色濃く刻まれた、異色の掌篇集。


アゴタさんの作品を読むのは久しぶり。

代表三部作『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』以後、
納得できる長編を書けなくなった著者の短編集です。

紹介した三部作は私の去年のブックランキング第1位に選ばせていただきました。

アゴタさんも認めてる通り、残酷なようですが、
本作はやっぱりあの三部作には敵わないです。

作者自身が筆を折ってしまうほどの作品というのは、やはりそれだけの価値があるんだなと感じます。
作品全体から滲み出る迫力が違うとでもいうのかな・・??

アゴタさんの作品を読むなら、まず『悪童日記』からおススメします

  • URL:https://yaplog.jp/07mb114/archive/1550
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