矯正歯科に行こう!! 

June 12 [Thu], 2008, 22:48
18年ほど前の話になりますが、私は歯列矯正をしたことがあります。
歯列矯正というとどうしてもあの矯正装置のことが頭に浮かび、痛いんではないかとか
人目について恥ずかしいなどという思いで踏み切れない人が多いのではないでしょうか。
肝心の費用のことも気になります。

ずばり結論から申しまして、「お金に余裕がなくてもやりたいならやったほうがいい」
と私はアドバイスしたいです。よく、矯正は子供の頃でないと、という誤解もあるようですが、
それは間違い。いくつになっても矯正は出来るようです。
その場合、矯正専門医を訪ねるのがいいことは言うまでもありません。

費用は18年ほど前で基本料80万円プラス毎月のメンテナンス料8000円。
期間としてはトータルで5年ほどかかりました。3年を過ぎたあたりから
毎月行っていたのが3ヶ月に1度、半年に一度とインターバルが長くなり、
メンテナンス料も3000円に下がっていきます。
ですからトータル料金としては100万ちょっと超えといったところでしょうか?

私の場合は歯の外側にセラミックのブラケット(ワイヤーを固定する器具)を貼り付ける
タイプでしたが、いまは舌側と言って、歯の裏側にブラケットを貼り付ける方法も
一般的なようです。ただし、料金は舌側だと高くなるようですし、口内炎の問題も
深刻だと思います。

それでは、矯正のプロセスをお教えしましょう。

まず、入念な検査(写真撮影、レントゲン撮影など)のあと、必要なら健康な歯を抜歯します。
矯正を受ける人の多くは顎の大きさに比べて歯が大きく、綺麗に並びきれないことが原因
ですので、抜歯して歯を並べる余分なスペースを作るためです。

また虫歯も綺麗に治しておくように言われます。
矯正専門医は抜歯はしません。これは他の歯医者に行ってやることになります。
たいていの場合、抜歯する歯科医を紹介してくれますのでそこに行ってやることになります。
抜く箇所は私のように八重歯がある場合、八重歯の奥側の上下4本です。これは人によって本数も違うようです。

虫歯があっても、抜くのは未経験に近い私だったので、健康な歯を抜くのは非常に恐怖でした。
まず椅子に座り、目の前にずらりと並んだ抜歯器具におののきました。
第一関門は麻酔でした。恐怖のあまりすこし頭を動かしてしまったので針は歯茎をはずれ
苦い麻酔液が口の中に広がってしまいました。

休憩をし、様子を見ながら先生が再び麻酔を歯茎に打ち、きいてくるのを待ちました。
歯茎をさわっても感覚が無くなった頃、また先生が手にペンチのような器具を持って登場。

私はもう憔悴しきってMの極限状態。麻酔がきいてしまえば、抜くのは虫歯の治療より簡単でした。
ミシミシッと鈍い音がして、歯は抜けました。私は一回に一本にしておきましたが、一回四本抜いてしまう
果敢な人もいるそうです。ちなみに抜いた歯はホルマリン漬けにしてあるそうです。

何本目を抜いた時だったでしょうか?
抜歯の跡が痛くてたまりませんでした。
数時間おきに鎮痛剤を飲んだりしていましたので、おそらくこれが後の持病(甲状腺)の原因になっているのではないかと
思っています。

抜歯の傷が癒えた頃、奥歯に金属テープなようなものをを取り付けます。
これはワイヤーの土台となるものです。
次に歯の表面をクリーニングしてから、こんどはブラケットの取り付け作業に入ります。
これは特殊な接着剤を使って、歯の表面に一個ずつ溝のあるブラケットを接着していき、その後
溝にワイヤーを通します。

奥歯にとりつけた金属には突起があり、そこと前側にある歯にとりつけた突起の間に小さな輪ゴムをかけます。
最近ではカラフルな輪ゴムを使い、逆に目立たせてしまおうという動きもあるようです。
人と違うことをしているということも個性の時代なんですね。

ブラケットは古くは金属製で現在はセラミック製もありますが、金属製のほうが取れにくいとのことです。
しかし審美性の点からは誰も金属製を好んで装着しないでしょう。

私はセラミック製を使いましたが、それでもワイヤーを通すと結構目立ちます。
矯正装置を装着している間はそれほど口を開けて笑わなかった思い出があります。

ワイヤーを取り付けてしばらくは痛さとの戦いです。
歯をかみしめても痛いし、固いものは痛くて食べられません。
昼とか夜でもコーンフレークやお粥などを食べていた記憶があります。
しかし、数週間でそれも徐々に治まりますが、やはり固いものを食べられるようになるまでは
時間がかかるでしょう。

この痛さの原因は細胞が新陳代謝をくりかえしているからです。
力を加えられた側と反対側の歯槽骨の細胞は破壊をくりかえし、力を加えた方には
どんどん新しい細胞が出来ていきます。
その結果、歯がうごくそうです。まったくすごいことを考える人がいるものです。

2年くらいは昼夜問わずワイヤーを装着していたでしょうか。
その間毎月、ワイヤーの強さの調節やブラケットの取れかけがないかなどの点検に
矯正医を訪ねることになります。毎月、口を器具で押し広げて写真を撮られますが
これが思いの外に苦痛。

何ヶ月かに一度は院長の診察が入り、OKが出れば晴れてワイヤーをはずします。
そして特殊な溶解剤を使い、ブラケットを歯から外します。

しかしまだこれで治療終了ではありません。
上あごには外した直後何ヶ月かは特注で作ったリテーナーという保定装置をつけます。
これは矯正装置とは違い、取り外しが出来るタイプ。ブラケットを使って歯にワイヤーをつける代わりに
入れ歯の歯のかわりにワイヤーがついてる、と言ったらおわかりいただけるでしょうか。
ただし、このワイヤーはブラケットがついているときのワイヤーよりも太くて目立ちます。

太いワイヤーを日中しているのも数ヶ月、そのうち入れ歯タイプの保定装置は夜だけの使用になります。
そうなると毎月行っていたメンテナンスも3ヶ月から半年に一度になり、治療完了も近くなります。


歯科矯正は審美性の向上という最大の目的もありますが、それ以上に
心理面でのバリアーを取り去る役目をはたしていると思います。
歯並びが気になって、ついつい引っ込み思案になる。それだけではなく人と話すのが億劫になる。
これでは人生の大きなマイナスです。費用がかかるけれど、ちゃんと下調べをして専門医にかかれば
やってよかった!と満足できると思います。

http://www.nihonkyouseishika.com/ 矯正歯科













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