高村が柿木

July 07 [Thu], 2016, 8:53
インプラント手術の目的は、なくした歯を取り戻すことにあります。歯科クリニックはコンビニの数よりも多いですが、インプラントのできる歯科医院は全体のおよそ2割程度に過ぎません。限られた歯科医院の中から本当に信頼できる歯医者さんを探すことが大事です。
インプラントの耐久力が気になりますが、包み隠さずに言えば分かる人はどこにもいません。インプラントはとても新しい治療法なので、裏付けとなるデータが得られていないのです。一番必要としているのが高齢者ということもありますが、インプラントは死ぬまで機能を果たしているようです。一説によれば、インプラントの寿命は40年から50年は問題ないとも言われています。
インプラント治療に、年齢制限の上限はありません。下限は骨の成長が止まる20歳前後から受けられます。70歳以上の方であってもインプラント手術を受けられているようです。ただ、年齢的には問題はなくても健康状態によっては受けられない場合もあります。
高血圧・糖尿病・心臓疾患・呼吸器疾患などをお持ちの方は、インプラント手術ができない可能性があります。どうしてもインプラントを希望されるのなら、かかりつけのお医者さんとよく相談してから決める必要があります。インプラントを希望している妊婦の方は、出産を無事に終えて日常生活に戻ってからにしましょう。
インプラント治療を受ける際に気がかりなのがどれだけ痛いんだろうかということです。金属のねじを歯茎に埋め込むわけですから、人生最大のヒドイ痛みを想像しがちです。でも現実には、麻酔が充分に効果を発揮していますので、歯を抜くときと同レベルの痛みしかありません。親知らずを抜歯するぐらいの痛みしかないんです。
入れ歯をやめてインプラントにしたくても、手術自体が恐ろしくて最初の一歩が踏み出せない、という方もいらっしゃいます。恐怖心があると手術全般にわたって余計な反応をしてしまう可能性もあり、危険なシチュエーションを自らの手で作り出してしまいます。そんな方にために、恐怖心を感じなくなるという素晴らしい麻酔があります。
インプラントのできる歯科医院は全体のおよそ2割程度しかありませんが、その中から本当に任せられる歯科医院を独力で探すのはとても難しいかもしれません。もしあなたが切にインプラントの名医を探したいなら、真っ先に情報を集めることから始めるのがいいでしょう。
インプラントの名医と呼ばれる歯科医は、他の歯科医院で断られた難症例でもしっかりと対応できる歯科医、とも言えます。難症例で代表的なものに『充分な骨がない』という症状があります。最近では骨造成という高度な技術ができているので、必要な場所に骨を創ってそこにインプラントを埋め込みます。
実はつい最近まで大学ではインプラントを教えていませんでした。情熱的な歯医者さんたちは世界的なインプラントメーカーが主催するセミナーに参加したり、日本のインプラント学会に所属するなどして、知識や技術を身につけてきました。今は大学でもしっかり学べるので、今後インプラントに取り組む歯科医が増えていくことが期待できます。
インプラントにしたくて受診した歯科医で、「あなたにインプラントは無理です」と宣告されたらどう思いますか。そんな時はがっかりせずにむしろ助かったと思いましょう。残念なのは、症状と自分の技術でカバーできる範囲がバランスが取れないことが分からない歯医者さんです。
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