SS品 N品小説「SAP=GPN(ANF)」-3

August 01 [Wed], 2012, 5:20
ONE PIECE[ワンピース] DVD-BOX(1〜519話+OVA+劇場版)
ONE PIECE[ワンピース] DVD-BOX1〜519話+OVA+劇場版
ONE PIECE[ワンピース] DVD-BOX
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通常価格:¥57,900

特別価格: ¥16,800

制作国:日本

監督:尾田栄一郎

吹き替え/字幕
日本語音声/日本語字幕,オフ可能

ディスク枚数:59枚組

ONE PIECE[ワンピース] DVD-BOX



 

直子の卒業写真(Graduation photograph of Naoko)

 

 

第6章 直子の秋/文化祭(Autumn of Naoko/Festival)

 

 

Chapter 13


 

 

立花絵里香が、会場に向って話している

 

「みなさーん

 今日は、鈴木直子の姉の鈴木美和が、いつもお世話になっている皆さんにお礼をと、サプライズを用意してきました

 受け取ってくれるかな〜?」

 

すると、会場から「はーい」という声が返ってきた

 

「ありがとう

 では、鈴木美和が歌います」

 

その言葉に鈴木洋子が驚いている

それまで、彼女は美和の歌を聴いたことがなかった

人前でも歌ったことがない

 

「見星イブの曲の中から、『四季の乙女』です

 美和が、アレンジした曲になっています

 では、聞いてください」

 

そして、直子達に言っている

 

「貴女達も、急いで着替えるのよ」

 

そう言いながら、3人を引き連れて、舞台の袖に姿を消した

すると、舞台の上に少女が立っていた

 

その少女は、ワンピースを着て、黒髪をショートカットにしていた

イヤホンマイクをしている

鈴木美和である

 

その少女が歌い始めようとしていた

 

 

前奏と同時に歌い始めた

 

「春の朝 花は桜か 散る花に 舞うは吹雪か 君は美し

 夏の日に 白い百合花 青空の 盛れる白雲 君は香し

 秋の夕 赤き紅葉に せせらぎの 流るる音ぞ 君は切なし

 冬の夜に 赤き椿に 降る雪の 白い言葉の 君は愛しき」

 

三十一文字の歌を曲に合わせて、高らかに歌う

それは、アカペラのように会場に響きわたった

透き通るような美しい歌声である

 

それが前奏で完結して、曲が流れる

花の乙女の最初のスタイルは、歌なしの曲である

それと同時に、会場が息を飲むように静かになった

 

曲に合わせて舞台の右袖から丸森海石榴がステージに出てきたからである

その歩き方は、ダンスの時と同じだ

ファッションモデルが、ステージを歩くステップである

軽妙な前奏に合わせて歩く

右端から左端へと、ステージの奥を進む

そして、左端のラインに沿って、前へと進んで来る

パリコレのモデルが歩くスタイルと同じである

左の前に来るとポーズを決める

右を向いて、左を向く

それが見せるための動きだ

一瞬一瞬を見せるために止まる

そして、客に背を向けて、奥の左端で止まる

背を見せたまま、ポーズを決めている

 

それに続いて、白石百合が左袖から出てきた

海石榴と同様な歩き方で歩く

百合は、ステージの右端を進んでくる

そして、ステージの前に来ると、ポーズを決める

同様に左を向いて、右を向く

彼女もまた、その美しい肢体を見せつけるように、動きを止める

そして、彼女もまた奥の右端に止まってポーズを決めた

 

会場にどよめきが広がった

TVやDVDで流れる衣装で、「CAMELLIA & LILY」が舞っていたからである

 

そして、曲が続く。。

そこに美和が加わって、3人が踊る

この歌の特徴としては、前奏の次がカラオケである

その中で、海石榴と百合と美和が踊っている

新しいスタイルになっている

その時のダンスが、左右対称の踊りに対して、美和がその中心でそれと別の舞を披露している

そのダンスも息がピタリと合う美しいものだ

その中にモデルのステップが織り込まれている

 

それが終わり、間奏に入る

それと同時に直子、果歩、聡美がステージに出てきた

直子は美和と同じようなスタイルで、果歩は海石榴、聡美は百合と同じようなスタイルである

6人が、そろって息の合ったダンスを見せている

 

踊りながら、美和と直子が歌い始めた

合唱なのだが、美しいハーモニーを生みだしている

これは美和のサプライズだった

直子も今、知ったのだ

それでも、リズムもぴったりあっている

 

果歩や聡美も海石榴や百合と一緒になって踊っている

このダンスは、見せる機会はないだろうと思っていた

だが、どうしても修得したくて、練習していたものだった

 

春が終わり、夏に移り変わる

すると百合と聡美だけの舞台となる

 

海石榴と果歩は、邪魔にならないように舞台の奥にいて、ポーズを決めている

直子と美和も、奥で歌い続けている

その前で、百合と聡美が所狭しと舞い続ける

 

秋に変わると、また全員のダンスとなる

その中で、美和と直子は舞いながら歌っている

2人とも並ならぬ歌唱力である

その上で、踊っているのだ

 

秋が終わり、冬に移り変わる

すると海石榴と果歩だけの舞台となった

その中で、2人は美しく楽しそうに舞う

SAPのダンスの特徴として、ためと流れが美しく交差して、それが美しく流れる

指先から足先まで、美しく見せるようなっている

それが絵里香のダンスの特徴といえた

 

故に真似ることはできても、そのように踊れない

そこには、徹底した基礎練習があるのだ

その美しさは、基礎の積み重ねだけが生み出す美しさだった

 

多くの者達が、それを真似ようとした

その単体だけを見ると、美しく見える

だが、そこにオリジナルが登場すると、それは見るも無惨な印象を与える

それで、誰でもが踊れるように見えて、そうではないことを知ることになる

それ故に、このダンスを踊ることを諦めることになるのだった

 

だが、そこにいる中学生は、オリジナルと一緒に踊っている

その中で、流れが海石榴や百合と同じように紡がれていく

その努力は、並大抵のものではない

 

週に1度の練習である

その中で、果歩と聡美は、家でも練習を続けていたのだ

だからと言って、学業をおろそかにしていない

この2人は、直子は別格として、校内でも1位2位を争う仲だった

故に早々と進路も決定していた

県内の超一流と言われる進学校に推薦で入学が決まっている

 

 

それを見ている母親達の目に涙が浮いていた

 

果歩と聡美は、土曜日の練習には、ジャージで出かけた

だが、その時に勉強道具を持って歩くのが常だった

解らない所を整理して、練習に向かう

そこに行けば、非常勤とはいえ大学教授の立花絵里香がいるからだ

彼女に尋ねれば、その基本から丁寧に説明してくれるからだ

 

その結果、「なぜ?」とか、「どうして?」とかいう疑問が、「そうなんだ」という結果になる

学校の教員の説明より、解りやすい

その上、どんな問題でも、嫌な顔ひとつしないで教えてくれる

だから、果歩と聡美には、他の生徒のように塾に通う必要はなかった

 

その上、絵里香は勉強する方法も教えてくれた

解らないことが、解らないままで終わることがなかった

だからこそ、意欲的にそれに取り組むことができた

 

直子のようにはなれない

だが、自分の望んだ姿は描ける

それは、彼女らにとって、至福だった

 

 

今、踊っているダンスの歌は、他の楽曲に比べて長い

それで、TVでオンエアされるのは、1番と3番なのだ

今日は、それがフルコーラスで流れていた

歌う方だって大変だが、踊る方も大変なはずだ

だが、楽しそうにリズムを崩さずに踊り続けている

 

しかし、それも終演を迎える

4番がおわると、前奏の曲が流れる

直子と美和は、互いに舞台の左右の端に向かった

そこからロンダート、ロンダートと跳んでバク宙する

空中で身を翻しながら、交差して見事な着地を見せた

 

会場に溜息が漏れた

続いて、美和と直子が両脇に立って、手を挙げていう

 

「皆さんに紹介します」

 

そして続ける

 

「CAMELLIA〜!」

 

すると、丸森海石榴が2人の間を通って、前に出てくる

音楽に合わせながら、モデルの歩きを披露しながら、中央から左に向かう

左の舞台の端で、投げキッスのポーズをみせる

そして、中央でもそれを繰り返し、右端でも繰り返す

そこで深々と礼をすると、舞台の袖へと姿をけした

 

続いて、「LILY〜!」という

 

それに従って、白石百合が二人の間を通って、前に出る

海石榴と同様に、美しいウォークを見せながら、左端で投げキッス、中央、右端とそれを繰り返して、舞台の袖に姿を消した

 

続いて、「KAHO〜!」という

 

それに従って、内山果歩が二人の間を通って前にでる

海石榴たちを見習って、同じことを繰り返して見せた

 

それに続いて「SATOMI〜!」という

 

それに従って、滝田聡美も皆と同じようにあいさつして、姿を消す

 

続いて、美和が言う

 

「NAOKO〜!」

 

すると、鈴木直子が前に出てきた

そして、皆と同じようにあいさつして、舞台の袖に姿を消した

 

また、美和が手を挙げて言う

 

「プロデューサー!

 ERIKA〜!」

 

すると、立花絵里香が、袖から出てきた

皆と同じように、舞台の端から端へ移動して、あいさつをする

そして、美和の隣に立つ

 

そして、絵里香が手を挙げて言う

 

「MIWA〜!」

 

すると、鈴木美和もそれに従って、舞台の端から端まで移動して、あいさつをしていく

それが終わると、そのまま舞台の袖に姿を消した

 

最後に残った絵里香が言った

 

「皆さーん?

 ありがとう」

 

そう言って、深々と礼をすると、そのまま舞台の袖に姿を消した

 

 

それで、会場は拍手の嵐になった

中にはアンコールの声もあったが、無視される

実行委員のアナウンスが流れた

 

「これで、本日の体育館でのプログラムの全てを終了します」

 

それに溜息が漏れた

続いて、委員のアナウンスが流れる

 

「委員の生徒は、中央に集まってください

 後片づけを始めます」

 

 

それで、嵐のような文化祭は終了したのだった

 

 

 

20100928







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