欲望という名の…3 

2004年08月24日(火) 10時46分
「じゃ、まずどれから試すか〜?」
上機嫌で玩具を物色する横でサンジはベットに横たわったまま不貞腐れた。
「ったく…俺はまだ晩飯の仕度が残ってんだよ!ヤるんならさっさとしろよな!!」
サンジの罵声も今のゾロにとっては只の戯言にしか聞こえない。
両手に見たことも無いようなブツを抱えサンジの方を向き直るとゾロはギシッと音を立ててベットの上へ昇った。
「…っし。じゃ、早くイケるようにコレつかって見るか…?」
そう言ってサンジの目の前に突き出されたのはいかにも怪しげな小瓶の数々。
「な、何…コレ?」
「……キモチ良くなる薬だ」
「はっ!!?な、……媚薬か??」
「…そうとも言うな」
ゾロは顔を真っ赤にして上半身を起こすサンジにニンマリと笑いかけると、手の中にある茶色い瓶を一つ空け、中身を口に含みサンジに口付けた。
「ンンッ…!」
重なりあった唇の隙間から褐色の液がこぼれ落ちる。
口移しで飲まされた怪しい薬をサンジは必死に喉へ押しながすと、ゾロを強引に引き剥がし大きく噎せ返った。
「ゲホッ………おまっ…いきなり、何さらして…ゴホッ…」
目の端を紅くしてサンジは充血した瞳でゾロを睨んだ。
「わりぃ…でも、これでだんだんキモチ良くなってくるぜ…?」
ゾロはサンジの睨みなど物ともせず腰を捕らえグッと自分の方へ引き寄せるとその耳もとに囁いた。
低く掠れるゾロの声にサンジの腰が俄に疼く。
「…ッ……クソッ……!」
余裕で自分を挑発するゾロが気に入らないサンジは脇にあるランプスタンドに並んで居た他の小瓶から一つをつかみ取ると同じ様に口に含みゾロへ口付けた。
丸ごと全部ゾロに飲ませるとサンジは唇を離してゾロの首に腕を回した。
「ヘヘッ…これでお前も同じだぜ?」
勝ち誇ったように笑うサンジをゾロは勢い良く押し倒すと馬乗りになり、それまで自分の首に回されて居たサンジの両腕を拘束した。

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媚薬って何色…?

欲望という名の… 2 

2004年08月07日(土) 20時47分
「アホゾロッ!おめー一遍死んで来い!!」
縁側で洗濯物をたたみながらサンジはプンスカ怒りを飛ばしていた。
ゾロは頭に大きなたん瘤をこしらえてサンジの隣で唇を突き出してふて腐れている。
「おめーが死ぬまで死なねぇ。…つかさ、折角貰ったんだから使わなきゃもったいねーだろ?」
「あァ!?」
サンジは怒声をあげ、ゾロをギッと睨み付ける。
「アホじゃねーの?んなに使いたきゃ一人でヤれば?」
「バカ、一人でヤったって面白くねーだろ」
真顔でそう返事をするゾロにサンジは大きくため息をついた。
俺は何処で人生を間違えたのか…?
そんな疑問がサンジの頭を過る。
「ホラ、ここにも書いてあるぜ?『コレを使って先生の夜を更に盛り上げて下さい!』ってな!」
ゾロは読んでいたファンレターをサンジの目の前に突き付けた。
サンジは暫しそれを睨むと、ゾロの手から奪い取りペイッ!と庭に放った。
「お、おい!なんてことすんだよ!!」
「んなこと知るか!」
慌てて縁側から飛び下りて手紙を拾いにいくゾロをサンジはプイと無視して作業を続けた。
そんなつれないサンジにゾロは頬を膨らませるともう一度サンジの隣に腰を下ろした。
「……ふて腐れても駄目だからな」
「……………コレ使ったら」
「あ?」
ゾロは貰った紙袋を手に取って呟く。
「もっとイイ奴書ける気がする……………」
「っ!!………」
ゾロの言葉にサンジは息を詰らせた。

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欲望という名の… 1 

2004年08月07日(土) 20時19分
『欲望と言う名の…』   果差宮 昂


「これが…今月の分だ」
ゾロは机の上から原稿用紙の束を取りウソップに渡した。
「おう、御苦労様!いやー締めきり守ってもらって助かるよ。なんたってゾロはウチのトップライターだからな!!!」
軽快に笑うウソップにゾロは軽く微笑して机に向き直る。
「しっかし良くあー言うの思い付くよな〜毎回毎回アイデア出すのツラくねぇか?」
「んー………まぁ、それ程でもねぇな」
ノートパソコンのウインドウを見つめがらゾロはウソップに返事を返した。
「ま、アイデアなきゃ作家なんかやんねーよな、じゃ長居したな!俺そろそろ戻るわ」
「お、おう。編集長によろしくな!」
「りょーかい!あ、そうだそうだ。コレ、ファンからの差し入れだ」
ウソップはそう言って大きな紙袋を2つ差し出した。
「そうか…いつもわりぃな。有り難く貰っておく」
ゾロは紙袋をそっと開けて中身を確認する。
案の定の品物に内心ニンマリと笑みを零した。
「どうせいつものあれだろーけどな。つーかお前に誰もいねぇって言ったら読者皆驚くだろうな〜?」
「ハハッ…まぁ経験なしで書けるもんでもねーからな」
チラリと見遣ったパソコンのウインドウには先刻まで書いていた書き下ろし長篇が映っている。普通の小説とどことなく雰囲気の違う、いやに濃密で鮮明な描写がページの至る所に散らばっている。
「珍しいよな。…昔っからお前に女の影ってみえねぇし。一体どこで教わったんだよ?」
「さーな。どこだったけな…」
お決まりの返事にウソップは軽く肩を竦めるとわざとらしく息を吐いた。
「ったく。いい加減教えてくれてもいいじゃねーかよ。…ま、いいや。そいじゃ書き下ろしの方も頼んだぜ?」
「おう。またなんかあったらよろしく頼むな!」
原稿を抱え部屋を出ようとするウソップを見送ろうとゾロが立ち上がった。
「あぁ、いいいい。続き書いててくれよ、んじゃまたな!」
ウソップはそう言ってゾロを制すと手を振って部屋を後にした。

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こちらでは初めまして☆ 

2004年07月21日(水) 10時54分
え〜、お初にお目にかかります!
合同させて(?)頂いております、へたれ澤村レイでございます(汗)
昴チャンやほ!←今更・・・死
そもそもの企画立ち上げを申し出たのはこのへたれなのに、雑事もろもろをお任せっきりという最悪を極めちゃってる感もございます・・・
こちらの日記帳を利用させていただくのは初めてなのですが、とっても可愛くてハッピーになれますねvv
えぇ、もちろん昴チャンがご用意くださいました☆(え?わかってるって?)
お忙しい中、ワタクシのような未熟者と企画を立ち上げてくれた昴チャンには、本当に感謝しております><
しょっぱなからアホ萌え全開ナネタをリクしてしまったワタシ・・・

昴チャンはともかく、ワタクシの駄文をお見せすることはかなりの恥でもございますが、がんばりたいと思います!!
皆様のお気に召しますよう・・・☆

今後の予定… 

2004年07月13日(火) 13時25分
まず、果差宮はレイちゃんから頂きました素敵リクを書いて行きたいと思います。
タイトルは『欲望と言う名の…』
ゾロサンパラレルで小説家ゾロ×家政夫サンジになりますー♪
お楽しみに!

それから皆様からのリクエストもお待ちしてますv
ネタ下さい(殴)可能な限り二人で書いてゆきますー!!!
リクが多いものはカテゴリにわけて公開してく予定ですv
リクは二人のメールか『叫び掲示板』までお願いします。

スタート! 

2004年06月22日(火) 0時15分
さてー新しくブログを借りてスタートですっ!
『日本の中心でゾロサンを叫ぶ』
これから私、果差宮昂と澤村レイしゃまの二人でいろんなゾロサンを叫んで叫んで……叫んで行きたいと思います!
感想、リクエスト等ございましたらお気軽にどうぞvvv
お待ちしておりまーす!
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