アスベストが健康被害を引き起こす?

August 12 [Mon], 2013, 15:46

世間を何かと お見合い 騒がせているアスベスト。小さい時に理科の実験でアルコールランプを使うのに使っていた金網の白い部分の所と言うと「あぁ」と思う人も多いと思います。もともとこのアスベスト(石綿)は天然の鉱物で、耐熱性に優れている点から古代からランプの芯等に使われていました。日本でも伝奇にアスベストの様な「火ねずみの皮衣」と言う燃えない布がアスベストをモチーフにしたのではないかと言われています。
それが20世紀に入り、耐摩擦性、耐熱性、耐薬品性と言う優れた性質を利用して、建物の断熱材、防火材に使用されたり、機械の摩擦防止に使用されたりする様になりました。日本でも多くの建物や電気製品、建設資材、自動車、家庭用品等色々な物に使われて「奇跡の鉱物」と称されたのです。そんな引っ張りだこのアスベストでしたが、1970年代頃から徐々に人体への健康被害が有るのではないかと言う問題が出てくる様になりました。アスベストの繊維が肺の奥に入り込み、ずっと残ってしまい20?40年と言う長い潜伏期間を経て肺がん、中皮腫の様な病気を発症させる健康被害が有る事が分かったのです。特に高度成長期だった1970年代以降の日本では、ビルの建設時に大量に断熱を目的としてアスベストを大量に使っていました。そして潜伏期間が開けた21世紀初頭の頃から肺がん、中皮腫と言った様な健康被害が報告される様になったのです。この潜伏期間の長さからアスベストは「静かな時限爆弾」として恐れられる様になってきました。今ではアスベストに変わる代替物質が使われる様になってきましたので、日常生活の中においてアスベストが怖いと感じる事は無いと言える様になってきたでしょう。
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