消費者金融に法人は申し込める?

December 03 [Mon], 2012, 14:28
いつも俺は円の歩調に合わせて歩く。
円は俺より、一歩ほど後退して歩いていた。

「どうしたんだ?」
「別になにも」
と口端を曲げて言う。

「まどか?」
円は俺の手を強く握り締めた。

そして、おぼつかない足取りで、だいじょうぶ、だいじょうぶ、と歩く。

俺が不意に足を止めると、円が俺の背中にぶつかってきた。

高金利はあまり消費者にはメリットがない。
というのは、金利って消費者金融側の利益だから。
だから、金利の安いところを選んだら消費者側には支払いも少なく抑えられるし良いかも!
でも、消費者金融会社によっては、短期間無利息サービスのパフォーマンスもあるし、
それを利用するのも悪くないかも!

「どうしたんだ?」
俺が強い口調で問いただした。

「……分からない。目の前がぼんやりとしてるの。
薄暗くて、初めは天気のせいかなって思ってたけど」
円の表情から次第に笑みが消えていく。

重く分厚い灰色の雲は、今にも円の小さな背中にのしかかってきそうだった。
俺はそれを受けとめることができるだろうか。

この日を境に、円の体調がかんばしくない。
食事中に幾度となく箸をこぼす。

「なんか力が入らないの。脱力感っていうのかしら」

と自分のことにも関わらず、不思議がるだけで、たいして心配もしていないし不安といったものもない。
テレビも見なくなった。
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