微笑んでだ。希望はまた答えた。そし

November 15 [Fri], 2013, 14:44
いているからだ。
 しかしその時のことを考えてだ。思い出しての言葉は。
「けれどあの時は。本当に」
「辛かったからね」
 それ故にだというのだ。音楽もだ。
「聴かなかった。いや、聴けなかったよ」
「そうだったのですね」www.xoarengf.com

「そんな余裕がなかったから」
 精神的にだ。そうだったからだった。
「本当に辛いと音楽も聴けなくなるんだね」
「聴いても耳に残らないのでしょうね」
「そうだろうね。音楽のことまで考えられないから」
「はい。しかし今は」
「聴けるよ」カシオ

 そうだとだ。微笑んで答えた希望だった。そして具体的に今何を聴いているのかもだ。希望は真人に話した。そうしたこともできるようになっていた。
 それでだ。希望が今聴いている曲は。
「AKBだけれどね」カシオ 時計

「あのグループですか」
「いいよね。元気が出る曲ばかりで」
「はい。僕のあのグループの曲は好きです」
「遠井君もだったんだ」
「聴いてるとそれで明るくなるから」
 それでだとだ。笑顔で話せた。今は。
「余計にいいよね」
「暗くなると余計に暗くなって」
「明るくなるとさらにだね」
「そうですね。明るくなれますね」
「そのこともわかってきたよ」
 微笑んでだ。希望はまた答えた。そしてだ。
 勉強についてもだ。彼は言うのだった。
「わかればわかるだけね」
「さらによくなってきますね」
「そうだね。わかる様になったらさらにやりたくなって」
「逆にわからないと嫌になって」
「そうそう。今まではそうだったんだよ」
 自分のこれまでのことを思い出してだ。希望は話すのだった。第九話 決意を述べてその十一

「ですが遠井君は高校に入ってからは」
「あんなことがあったからね」
「とても辛くてそれどころではなかったですね」
P R
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