新国立劇場バレエ団『シルヴィア』 10月27日(土)

November 19 [Mon], 2012, 17:49
2012年2013シーズン新国立劇場バレエ団開幕作品ビントレー版シルヴィア日本初演の初日を観て参りました。
現代と古代を行き来する少し変わった大人のファンタジー作品でした。
日本初演の初日ですので詳しい感想は控えめにいたします。
シルヴィアは小野絢子さん、現代での慎ましい家庭教師から古代での大窒ネシルヴィアへの変貌がお見事でした。
スパスパっと空気を裂くような鋭い脚捌きも巧みでニンフである身に潜むシルヴィアの奔放さを発散しているかのようでした。
森の好色な住人であるオライオンに誘拐された後誘惑する場面においてはほぼ独壇場で複雑なテクニック満載の振付をこなし、拍手喝采でした。
福岡さんのアミンタも冴え渡るテクニックが光り、会場が大いに盛り上がりました。
現代ではエプロンがよく似合うやや地味な給仕ですが古代では冒険に繰り出す逞しい若者へと成長し、頼もしい魅力に溢れていました。
ハイライトはグランパドドゥ、ガラなどで鑑賞する振付とは大分異なり斬新なステップがあちこちに散りばめられています。
特にアミンタの回転は足がどうなっているのか目で追えないほど不思議な技も盛り込まれ会場の熱気が瞬く間に渦巻きました。
イアナの湯川さんも存在感抜群、強くワイルドで美しい女垂ナす。
現代では貫禄ある美貌の夫人、古代でイアナでは兜がこんなにも似合う女性が他にいるだろうかと思えるほどでした。
ニンフ兵士も、従順するしかありません。
オライオンは古川さん、現代ではスーツを着こなすやや浮気気味な伯爵で古代では土埃を被った野性味たっぷりな森の住人、強面ながらシルヴィアに興味津々な様子は少し滑稽でそこがまた魅力でした。
古川さんも熱演でしたが、山本さんでも是非鑑賞したかったという思いは拭えません。
シルヴィアをいかにして荒っぽく誘拐し、そして誘惑に落ちていくのか、スーツ姿も、ターザンのようなワイルドな衣装も好色ぶりもきっと似合うはず、力強さと色気のあるむしろ誘拐して欲しいと願いたくなるオライオンになるのではと想像します。
次回の公演時には観られること願います。
LOVERS さくら舞台装置転換迫力も見所で、立体型大掛かりな装置が多く、観る者をわくわくとさせてくれます。
女性陣の勇壮な踊りにご注目、古代ギリシャ据bの世界に誘ってくれます。
明日は米沢唯さん、菅野英男さんペアです。
動画でも公開されていますが恐るべきテクニシャンな2人、楽しみです。
P R
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