犯罪交渉人 

January 27 [Thu], 2005, 17:39
犯罪交渉人の三巻が出てるらしいのですが、
未だに手に入れてません。

大きい書店が近くにできてくれると嬉しいのですが…

犯罪交渉人 峰岸英太郎 1 THE NEGOTIATION LIMERICK FILE*記伊 孝講談社(ヤングマガジンKC)2001年12月6日 第一刷発行 

January 17 [Mon], 2005, 9:13
成田発大阪行き新日空179便がテロリスト達にハイジャックされた。

非情な暴力と恐怖に支配され、パニックに陥る機内。

絶望的な状況の中、乗客乗員230名の命は、

偶然乗り合わせた一人の新米交渉人の手に委ねられた…。



タイトルに惹かれて読んでみた漫画です。

主人公は警視庁刑事部特殊捜査課重要犯罪交渉人の

峰岸英太郎という青年です。

少し変わっているし、虚弱体質でもあるらしいので

全然警察官には見えません。

けれどとても鋭く状況判断し、乗客乗員全員だけではなく、

生きて罪を償わせるために犯人達の命も救おうとします。



犯人達の要求は、大韓民国に抑留されている

朝鮮民主主義人民共和国特殊工作員38名の即時解放。

新日空179便は針路を変更し、平壌へ。

しかし、平壌へ行くには燃料が不足しているため、

犯人達に気付かれぬよう179便は

大韓民国の金浦空港へと向かいます。

ハイジャックの犯人達の隠れた動機、進む交渉、

展開が進むにつれて、緊張感が増してきます。

交渉における禁句や交渉技術がふんだんに盛り込まれていて、

交渉人がどういうものか、

とてもリアルではないかと思います。

思わず犯人に感情移入して、

彼らに抵抗した副機長が悪者っぽく見えてしまいました。



交渉人は犯人に

(犯人と人質の間に何らかの好意や信頼が生まれる)

ストックホルミング現象を発生させるために手を尽くします。

しかし、「交渉者自身がストックホルミング現象に

陥ることは決して許されることではない」と作中にあります。

その言葉とともに、「しかし彼らの行う交渉とは、

犯人の命をも守る矛盾した行為でもある」という言葉にも、

交渉人の本質が現れているように思われました。




サラリーマン刑事4*3月4日放送 

January 17 [Mon], 2005, 9:12
何気なく見たテレビドラマです。

主人公は刑事課なのかと思ったら、

意外に会計課の人で、設定が面白いと感じました。

西署のシャーロック・ホームズとか呼ばれているらしいのに、

何で会計課なんだろう、とちょっと疑問に思いましたが。

今回が4ということで、

1〜3にその理由があるのかもしれないですね。

今となってはもう見ることが出来ないでしょうけど。



本編は一つの事件に主人公の息子の小学校お受験を絡めた、

現実的というか、何だか本当にこんな人いそう、

というような感覚のある話でした。

主人公が、その妻にお受験のために出世して、

といわれて上司におべっか使うのなんか、

サラリーマンっぽくてリアルでした。

実際、そっちの方の印象が強くて、

事件は何だかうろ覚えです。

政治の絡んだ話だったせいか、

私には難い事件だったと思います。

犯人は、えっ、って感じの人でした。

そういえばこんな人登場していたっけ、

と思ったくらい私には印象の薄い人でした。



実は本編の事件より、

エンディングでおこった事件の方が気になって、

とても推理が聞きたいです。

駐車場でフォーク持って亡くなっているなんて、

どんな状況で殺害されたのだろう。

靴は片方しか履いていないのに足に泥はついていなくて、

かなり太った人なのにベルトをしていない・・・

これはいくら西署のシャーロック・ホームズと呼ばれる人でも、

解けないでしょうね。

5があったら是非見させていただこうと思いました。




トリック―劇場版―*監修/堤 幸彦  蒔田光治 

January 17 [Mon], 2005, 9:11
映画を元に小説化されたものを読みました。

映画を見た後に読むと、楽しさ倍増です。

映画には細かな小ネタがたくさんありましたが、

小説では結構省略されています。

それが少し残念でした。

けれど、映画では読み取ることの出来なかった主人公の心情が、

小説には丁寧に描かれているので、

より作品への理解が深まったと思います。

主人公の売れないマジシャン・山田奈緒子と

日本科学技術大学教授・上田次郎の会話のテンポの良さも、

映画を見るとより活かされている気がします。

山田さんのお母さんが、

おいしい所を全て持っていくのはお約束ですね。

それにしても警察官の矢部さんは、

山田さんにしてみればあんまり好ましくない人物でしょうけど、

見る側にしてみれば憎めない人物で、

作品の面白さを盛り上げてます。



映画でも思ったのですが、

よく作りこまれていると感じました。

最初の被害者のダイイングメッセージ(?)と、

最後の上田さんから山田さんへの暗号が特に、

よく考え付いたものだと感動しました。

始めの方で、ダイイングメッセージを見た上田さんのエリート友達の

おかしな推理には本当にすごく笑いました。

『トリック』ならではの面白みもたくさんあって、

映画では小ネタを探しながら、何度見ても飽きないです。



個性的なキャラクターに加え、

糸節(イトフシ)村の、日本なのにどこか日本じゃないような

閉鎖的な社会を舞台としていて、

とても独特な雰囲気のある作品です。

そして最後はどこか淋しく悲しげで、

印象に深く残ります。

夢の足跡 *作者 土屋隆夫さん 

January 17 [Mon], 2005, 9:10
短編です。

サイコミステリーです。

題名の夢の足跡という言葉が、本編で結構重要な意味を持っているように描かれています。

少し切ないです。

話のだいたいのあらすじは、須川ユミさんという女性が小野木博士に自分の夢遊病について相談に来て、

殺人事件に巻き込まれる、というところです。

この人しか犯人はいない、とユミさん以外のある人を犯人だと思っていたのですが、

ユミさんの指紋付きのナイフが現場から発見された時に、まさかやっぱりユミさんが・・・と本気で思ってしまいました。

浅はか・・・。


小野木博士は博士だけあって誘導尋問が上手です。

犯人も頑張っていたけど、博士が一枚上手でした。

こういう場面を読むと、なんだか尋問されている人を応援したくなります。

もっと上手い言い訳はないのだろうかと考えてしまいます。

一人くらい誘導尋問に引っかからずに容疑を逃れた人がいて欲しいような、

でもそうするとミステリーとしてはどう終わればいいのか・・・。


作者の土屋隆夫さんの代表作は「影の告発」「危険な童話」「盲目の鴉」等です。


眠られぬ夜の思い *作者 木々高太郎さん 

January 17 [Mon], 2005, 9:07
短編です。

サイコミステリーです。

話はだいたい、ひどい不眠症で悩んでいる青年松本憲一さんが殺人事件の犯人になったりされたりする、というところです。

一度目の殺人事件のときは、松本さんの診察医の大心池(おおころち)先生のおかげで無罪になったのですが、

二度目の事件では結構窮地に陥ります。

犯人が分かりやすいのはサイコに重点を置いているからでしょう。

何よりも不眠症の症状が生々しく描かれていて、すごく現実味あふれる作品だと思います。

あと、大心池先生の治療方法って結構強引なのでは、と。

不眠治療って実際どうなのか知りませんが、強力な睡眠剤の連続投与で約一週間眠らせるって、

本当なんでしょうか。

本編ではある程度効果があったとありますが・・・。

しかも二日後にはまた再発していますし・・・。

気になる所です。

この作品はサイコミステリー傑作選に収められているので、作者は有名な人なんだろうな、と思うのですが。

どうなんでしょう。

代表作は「人生の阿呆」「わが女学生時代の犯罪」などです。


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