「フラット化した世界」7章〜11章 論評 

2009年01月07日(水) 23時26分
フラット化の波は、世界中の人々のところへ、押し寄せてきているらしい。第10章を読んで、中国はもうメキシコやエジプトのような、はるか遠くの国にまで手を広げているのか、と衝撃を受けた。日本では昨年、中国産の冷凍食品から基準値を超えた農薬が検出され、中国産の食品の安全性が問われた。また、今では一般的になった「MADE IN CHINA」の洋服や機械類も、出てきた当初は「質の悪いもの」と認識されていたが、「安さ」を武器に販売数を伸ばしていった。今では、質も向上している。「質の悪いもの」だと思っていても購入したのは、安かったからだろう。国産の食べ物の方が安全だと思っていても、国産のものを食べずに外国産のものを食べるのも、外国産の方が安いからだろう。Aと言う国があると仮定して、A国内でA国の人が働いて作った値段の高い製品と、国外でA国以外の人が作った値段の安い製品、質は全く同じものが、一緒に並べて売られているとしたら、A国の人はどちらを買うだろうか?恐らく後者の、国外でA国以外の人が作った値段の安い製品だろう。ここで国民全員が前者を選ばない限りは、フラット化の波を食い止めることは出来ない。「フラット化する世界」を読み始めた当初は、自国の産業が衰える、多くの失業者が出る、と言うデメリットから、フラット化を批判的に見ていたが、一消費者である自分は、似たような製品が並んでいれば、産地を気にせず安い方を選ぶ、フラット化を推し進める一員だと気付いてしまった。

フラット化を否定できない以上は、フラット化した世界を生き抜いていかねばならない。フラット化した世界を生き抜く為に、個人が何をすべきか、会社が何をすべきか、どのような教育がなされるべきか、と言うことが、フリードマンによって第11章までにしっかりと述べられている。それを読んでいると、自分自身がフラット化した世界で生き抜くために大切なことは、自分の内側と外側をきちんと見つめることが出来るかどうか、だと思った。自分の内側を見つめて、自分自身に足りないもの、出来ること、出来ないことを見極めること。自分の外側、フラット化した世界の企業が、個人に何を求めているかを見極めること。そして、求められていることが分かったら、自分に不足している部分を、補うこと。これを継続し続けられたら、フラット化した世界で生き抜いていくことが出来るのではないか?と私は解釈した。

12/2 ゼミ日誌 

2009年01月04日(日) 21時25分
「フラット化する世界 下」の第11章「企業はどう対処しているか」について、担当者2人の発表後、全員で討論をしました。本の内容だけに止まらず、i podや小型で低価格のパソコンなど、実際にフラット化した世界でヒットしている製品にまで話は広がり、内容の濃い討論が出来たと思います。

冬休みの課題は、第二部(第7章)から第四部(第11章)までの論評です。A4用紙、1枚程度にまとめてください。1/6(火)までに各自のブログに掲載し、1/10(土)までに担当者のブログにコメントしてください。

担当は以下の通りです。
可児→加藤→酒井→滝→安井→大平→石川→可児

次回ゼミは1/13(火)です。

7/1 ゼミ日誌 

2008年07月07日(月) 0時41分
今回のゼミでは、各自が関心のあるニュースについて調べてきて、発表を行いました。原油価格の高騰、エネルギー問題、食品問題等、どれも今旬の話題ばかりでした。1回のゼミの中で、複数のテーマの発表を聞くことが出来て、とても面白かったです。発表から、それぞれの問題に関する情報を知り、問題について自分でも考えてみると、別々の問題の筈なのに、全てが結びついているように思われました。何かひとつの問題を解決する為には、その問題だけを解決する方法を考えるのではなく、その問題が発生した環境、理由を、広い視野で見て考え、根本から改善していかなくてはならないのだと感じました。

7/15のゼミは、テスト直前の為、お休みです。次回は、後期が始まって、2週目の火曜日となります。

夏休みの課題は、「フラット化する世界」の今学期の授業で行った分+αの書評です。A4 1枚にまとめてください。次回のゼミの2日前までに、各自ブログに掲載し、他のゼミ生のブログを読んで、プリントアウトしてから、ゼミに出席するようにしてください。+αの分量と、第6章が、改定前では下巻に、改定後では上巻に載っている点については、後日先生がコメントしてくださいます。

ゼミ日誌 6/3 

2008年06月13日(金) 1時05分
6/3のゼミでは、「フラット化する世界 下」の第7章・8章について、それぞれ担当者が発表を行い、その後でゼミ生全員が感想を言い合いました。先生からは、第7章でフリードマンが述べている内容と現実との間にある「矛盾」は何か、と問題提起がなされましたが、学生同士の話し合いでは答えは見つからず。先生から今回も、本に書いてある内容に留まらず、日本社会の問題点や仕事の選び方等、私たちに直接係わる問題について指導がありました。本の内容を、鵜呑みにするのではなく、ひとつの意見として受け止め、他の文献や現実と照らし合わせ、自分自身の頭で考えていかなければ意味が無いと感じました。

次回6/17のゼミでは、自分の将来設計について、各自がまとめてきて発表を行い、全員でディスカッションします。

4/8 ゼミ日誌 

2008年04月09日(水) 22時15分
今年度最初のゼミでは、以下の内容について話し合いました。

@昨年度の最終課題について
昨年度のゼミの最終課題への感想と、最終課題のレポートをブログで発表したこと、ゼミ生同士でブログに感想を書いたことへの感想及び是非。

A就職について
ゼミ内で、就職に関する指導を行って欲しいかどうか。現在大学のキャリアセンターでは、就職についてどのような指導が行われているのか?キャリアセンターを含む大学の、生徒への教育の仕方と、先生の考える、大学がするべき教育の違い。

就職については、先生から多くの問題提起があり、ゼミ生がそれぞれの意見を活発に言い合いました。英検2級を取得しているのと、資格は持っていなくても、英字新聞を読んだり、eベイで買い物することが出来るのとでは、どちらが社会に出た時に強いのか?と言った、自分達にとって凄く身近で切実なテーマだった為、いつも以上に真剣な意見が沢山出たと思います。


先生からの、ゼミに関する連絡もありました。

4月中の専門ゼミUは、毎週火曜日の4時間目に行われます。GW以降は、昨年度同様、隔週です。
次回4/15のゼミは、「フラット化する世界」(上)第3章の発表です。
なるべく早く「フラット化する世界」(下)を購入しておいてください。

「フラット化する世界」 1章・2章 要因4までの感想 

2008年01月09日(水) 22時04分
■アップローディングの必要性を問う。

パソコン、インターネットが普及し、世界中のどんなコンピュータも共通の「言語」が作られたことによって、世界中の人々と共同作業を行うことが出来るようになった。そして、IT産業の進歩は、それだけに止まらず、営利企業や旧来のヒエラルキーだけでなく、個人やコミュニティが、自分達の製品をアップロードし、グローバル化することが出来るようになった。

私がゼミで利用しているブログや、レポートを書く際、非常に便利なウィキペディアも、アップローディングの一部だ。しかし、誰もがネット上に、あらゆるものを発信・発言できるようになったことは、はたして良いことなのだろうか?

日本国内では最近、ネット上で自由にやり取りを出来ることになったことの、悪い面を目にする事が多い。昨年8月には、闇サイトで知り合った3人の男が、女性を拉致し殺害する事件が起きた。また、小中高生の間では、インターネットの掲示板などに誹謗(ひぼう)中傷を書き込む「ネットいじめ」が行われている。昨年7月、神戸市で高校3年の男子生徒が自殺し、恐喝の疑いで3人が逮捕された事件で、ネットを介したいじめが自殺の要因の1つだったことが明らかになり、全国的に知られるようになった。ケンタッキーでアルバイトをしていた高校生が「店でゴキブリを揚げた」とミクシィの日記に書いたり、吉野家のアルバイト店員が、豚丼を悪用した「テラ豚丼」を作る動画を、動画投稿サイトに投稿したりする、悪質な悪戯も話題になったばかりだ。

私が今書いているこの論評を含め、インターネット上で公開すべきと思われる記事を書いているブログを目にする機会は少ない。はやし立てられている、芸能人等のブログの殆んどが、日記である。日記と言えば、三日坊主の定番のようなものであったが、芸能人だけにとどまらず、多くの人がブログに日記を書いている。はたしてこれは、インターネット上で、不特定多数に向って発信すべきものなのだろうか?と疑問を感じる。はっきり言って、私は発信する必要は無いと思う。しかし、発信してはいけないのか?と問われると、もし日記を発信してはいけないのだとしたら、どのような内容なら発信して良いのか?その境界線は、非常に曖昧である。例えば、ケンタッキーの件は、高校生の書いたことが出鱈目だった為に、強い批判を受けることになったが、もしそれが事実であり、高校生が内部告発したのであれば、大袈裟に言えば、英雄でもある。また、高校生が悪ふざけをインターネットと言う、公の場に書いたことによって、悪ふざけでは済まなくなったが、親しい友人に直接その悪ふざけを言ったとしても、ただの冗談でしかなかっただろう。

直接相手の顔が見えないインターネットの世界では、現実世界では当たり前の常識や、恥じらいが、抜け落ちてしまっているように感じる。インターネット上で自ら発信する人はもっと、不特定多数の人が自分の発信したものを見るかもしれないこと、そしてその不特定多数の人は、自分の発信したものに対してどう感じるかまで、考えてから発信すべきだ。

誰もが発信出来ると言うことには、悪い側面も多く、ここまで否定派のような意見を書いてきたが、限られた人しか発信出来ないのでは、ごく一握りの選ばれた人だけしか世界に向って発信する機会の無い現実世界と何ら変わらず、インターネット独自の長所が奪われてしまうと思うので、インターネットの世界は今まで通り、自由な世界のままあり続けて欲しい。つまり、誰もがネット上に、あらゆるものを発信・発言できるようになったこと自体は、良いことだと私は思う。問題は、インターネット上で発信する人々のモラルだ。

5/1 ゼミ日誌 

2007年05月08日(火) 10時00分
今回のゼミは、2年生だけで行いました。

各自が興味関心のあることについて話し、それについて3人が感想や質問を言い、先生からもアドバイスを頂く、と言う形で進行しました。皆経済の枠に囚われない、色々な事柄について話をしていた為、聞いていて面白かったです。今後、継続して調べて行きたいことについて話す人、今回限りのテーマとして話す人に別れましたが、今回限りのテーマで話した人も継続して調べるテーマも考えるように、とのことでした。時間内に全員の発表が終わらなかったので、次回の2年だけのゼミも発表の続きを行います。

まだ「フラット化する世界 上」を手に入れて無い人は、次回までに必ず入手するように。
P R
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