第16話-1/ぇど

August 02 [Tue], 2005, 0:11
―――「あ、えっとバンド名のことなんだけどさ」
僕がそう言うと、青井さんはすこし期待気に「おw」と声を出した。

『んで、どんな感じになった?』
「えっと、“Forget-Me-Not”忘れな草って意味なんだけど。どうかな?」
『お、かっこいいw由来とかは?』
・・・僕はとっさに思いついた事をそのまま口にだした。
「あっ、えっと、ゆっ、由来ってゆうか、お母さんにかっこいい英単語ないか聞いたんだ。
お母さんのお気に入りの単語のひとつらしいよ。」
・・・隣で、晃生が「ぷっw」っと噴出したのが聞こえた。
『ははw お母さんナイスじゃん♪じゃぁ、バンド名はそれで決定ね☆彡鼎ちゃんにも言っておくねw』
「よかった。却下されたらどうしようかと思ったよ
・・・それで、曲名は決まったの?」
『あ! 曲名・・・』
・・・どうやら、練習に夢中になって忘れていたようだ。
『明日までに絶対考えとく!それじゃ!w』
そういうと青井さんは、逃げるように電話を切った。
――以外といい加減な性格なんだな・・・w
(自分と同類って感じがして少し嬉しかったりもする。)

第16話-2/ぇど

August 02 [Tue], 2005, 0:12
―――自分の部屋に入るなり、ふと気がついた。
「そういえば、鼎ちゃんには晃生が見えるんだよね?
=ギターの裏側の傷も見えるんだよね・・・?」
「あぁ。見えるだろうね。」
「青井さんが居るときに指摘されたらどうしゅる・・・?」
「どっ、どうしゅるって言われても・・・w」
「僕、鼎ちゃんに嘘つきすぎだよぉ・・・orz」
「かと言って話すわけにもいかないでしょ?」
「でも、鼎ちゃんなら晃生の存在信じてくれそうだよね」
「どーかなw」
「どーだろ。」
「とりあえず曲の練習しようよb」
「・・・うん。」
・・・少し納得がいかないが、落ちたら元も子もないので、しぶしぶ練習を始める。

―――そしてしばらくして、音に気がついたのか兄貴が部屋へ入ってくる。
「お前ずいぶん上達したなぁ〜」
「まぁね、晃生のおkあwせdftgyふじこlp;
いや、才能ってやつだよ!うん、きっとそうだ!」
「つか、お前最近独り言多いよな」
「いや、うん、きっ、気のせいだとおお、おもっ、おもうよっ」
(うわぁ、兄貴めっちゃ見てるよぉー・・・)
「ふーん。んで、隣の子とはどーなった?w」
(・・・歳が歳だ。そうゆうとこばっか気にしてやがる。)
「いや、べ、別に・・・どうもしないけど。
そうゆう兄貴こそ彼女いねぇのかよう!兄貴に彼女が居たって話聞いたことないぞ☆」
(ケケケw)
「ちょ、、、おまっ、、、」

と、兄貴が何か言いかけたところでお母さんのご飯コール。
兄貴は逃げるように、部屋をでて行った。