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原油流出で破たんもささやかれる英BP、中国企業は買収できるか? / 2010年06月22日(火)
 一度の事故が、世界の石油大手である英BPをかつてない困難に陥れた。「エコ」を長期にわたり主張してきたBPはこれまでの栄光をすべて失い、「100回の優れた行いが1回の悪い行いに覆い隠された」といえる。

 メキシコ湾の原油流出事故が発生してから、BPは米国の国民と政府から非難を浴び、一気にイメージダウンした。中国網日本語版(チャイナネット)によると、BPは巨額の損害賠償が請求されるばかりか、破たんとなる可能性もあり、中国企業を含む石油企業に買収されるという情報も飛び交っている。こういったことは事故発生前はまったく予想できなかった。

 BPは非常に大きな圧力を受けている。政治家の批判や大衆からの非難を浴びたのに加え、市場の反応が激しく、株価の暴落や資産の縮小、キャッシュフローへの影響も現れると考えられる。

 そんな中で、BPの買収に関する憶測が高まっており、同社がすでに投資銀行のゴールドマン・サックスを顧問に迎え、敵対的買収を防ごうと対策を練っていると伝えられた。さらに、スタンダード・チャータード銀行は報告を出し、「中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買収プレミアム30%でBPを買収する」と大胆な予測をした。

 国際的な買収・合併(M&A)は非常に複雑なものである。実際にBPは法的にも複雑な状況となっており、どのように損害賠償を支払うか、賠償規模はどれほどになるかは予測が難しい。そのため、買収に意欲を示す石油会社も自然と巨大なビジネスリスクに直面することになる。

 中国の石油会社がBPを買収すれば、世界の石油市場の勢力構造は大きく変わり、中国の石油会社は世界市場で重要な位置を占めるようになるだろう。そのため、中国の石油会社が買収に意欲を示すのもごく自然なことだ。

 こういった買収意欲は中国石油大手の国内から国外へという発展戦略と合っている。またその一方で、中国の石油会社は早くから世界石油大手企業の仲間入りを果たしており、非常に強い資金力と海外での豊富な経験がある。

 しかし買収にはまだいくつかの問題が残る。まずは、BPは本当に破たん・再編の時を迎えたのか、結論を下すのはまだ早いということ。もう一つは、BPが実際に破たんしても、西側の石油大手にも同様に買収のチャンスがあるということ。エクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェル、シェブロン、トタルなどの石油大手も十分な資金力があり、買収に名乗り出る可能性がある。

 そのほか、中国の石油会社によるBP買収には、2つのリスクがある。1つはビジネスリスク。買収に成功した場合、企業はBPの資産価値とその負債を負うことになる。しかしこれは最大のリスクではなく、政治リスクがもっとも重要になると考えられる。発展途上国の石油大手が、西側の老舗大手企業を買収しようとすれば、政治的意義が経済的意義を上回り、人々に多くの連想を抱かせる。

 大規模な国際的買収には政府の許可が必要で、西側政府は様々な考慮を重ね、許可するかしないかは政府に権限がある。西側の石油会社が買収で直面するのはビジネスリスクだけで、中国の石油会社と比べて困難はずっと少ない。(編集担当:米原裕子)

【6月22日13時42分配信 サーチナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100622-00000048-scn-cn
 
   
Posted at 18:07/ この記事のURL
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