仲間を取材 

2005年08月31日(水) 9時44分
長野県には、県内の盲導犬を応援するネットワークとして、長野県ハーネスの会という団体があるんだ。
会が作られたきっかけは、犬が病気になったり、年を取って医療費がかかるようになり経済的に困ったユーザーさんがいて、そのとき盲導犬をユーザー一人で支えるのは苦しいなって話が始まったんだって。
そこで、盲導犬を使っている人を応援するネットワークが出来たんだ。
「ハーネス基金」を設けて会費の半分を基金として積み立て医療費の助成に当てているんだ。
ボクも毎年その基金の中からフィラリアの予防薬に使うようにって5千円もらっているんだよ。
会の応援をしてくれている会員さんは、まだ200人もいないけれど会員以外にも色々なところから盲導犬たちのことに役立ててください、というカンパや、寄付もあるようだ。

今度、応援してもらっていることへの感謝の気持ちもこめて会報に会に登録している全部の盲導犬使用者とそのパートナーを写真入りで紹介することになったんだ。
ユーザーさんを、ひとりひとり訪問して、話を聞かせてもらうんだ。
おかあさんとボクと、協力してくれるIさんと取材するんだ。

今日は、上伊那地方のユーザーさんを訪ねた。
いい取材が出来た。

帰りに伊那の名物「ローメン」の話になった。
ローメンは、羊の肉が入った焼きソバみたいなものらしい。
店によって作り方が違うそうだ。
Iさんの 知っているお店ではスープ仕立てのローメンなんだって。
実はおかあさんは羊の肉は苦手なんだ。
でも、ソースカツ丼なら食べる。
駒ヶ根市はソースカツ丼を町おこしに使っているけれどソースカツ丼は、伊那が元祖なんだって。知らなかったなあ。
というわけで、さっそくIさんのおすすめ「かさい食堂」へ行くことになった。
大きなカツだなあ。おかあさんが、やわらかくてとても良い味のお肉だって言ってたよ。
ローメンも豚肉を使って作ってもらったのをすこし食べてみたら「くせになる味」だったそうだ。
「かさい食堂」は、天竜川沿いにある。伊那市だよ。

ケーブルテレビの取材 

2005年07月15日(金) 21時59分
地元のケーブルテレビのトーク番組で、盲導犬を使って生活しているおかあさんを取り上げることになったんだ。

今日はボクの仕事ぶりを撮影するんだって。
ハーネスをつけて出掛けるところを撮るんだ。
電車にも乗るので、鉄道会社にも許可をとらないといけないんだってね。
ボク、カメラが気になって、ついチラチラ見ちゃった。

いつもは、歩かない道を歩くシーンの時、低い段差のところで、おかあさんがつまずいてしまった。
ボクはドキっとした。
低い段差って、むずかしいんだ。
ボクたち犬にとっては、段差に思えないからね。
でも、目が見えない人にとっては、わずかな段差も危険なんだ。
本当は知らない場所へ行く時には、一度、目の見える人と一緒に練習しておくと次からは盲導犬が覚えていて安全に歩けるんだよ。

東北旅行 3日目 

2005年06月27日(月) 23時57分
朝から曇り空だ。
今日は、この旅行の一番のハイライト、サクランボ狩りと、川原での芋煮会なんだ。
なんたって、おかあさんは、ボクの使い方が自己流になっているかもしれないので初心に帰りたいとか言って旅行に参加したんだけれど、本心は、さくらんぼに釣られてきたんだよね。

バスに乗る時こんなことがあった。
デキスターの、おかあさんと、いい席に座ろうとして一番乗りをしたのに、ナントその座席は前の椅子との間が狭くて皆が倦厭していた席だったんだ。
ボクは、早くから気が付いておかあさんに教えてあげていたのにちっとも気づかないんだもの。
あっつ。
デキスターのおかあさん、ズルイ。
自分のだんなさんで、マーティーのおとうさんに押し付けちゃったよ。
マーティーは、細いから入れるわよ、だってさ。

サクランボ農園につくころには雨が段段強く降ってきてついにどしゃぶりになってしまった。
ご主人がサクランボ狩りをしている間、ボクたちは外で大きなシートの上で待機することになっていたんだけれど、急遽バスの中で待機することになり、農園の人たちはがっかりしていた。
雨の中をカッパを着たおかあさんはサクランボに夢中だ。
ご満悦でもどってきたよ。

芋煮会は、どうなるのかな。
会場につくと雨はますますはげしくなっていた。バスに残って食事を運んでもらいたい人と、川原へ降りて雰囲気を味わいたい人と、ふたてにわかれたんだ。
ボクのおかあさんは、川原組を選んだ。大丈夫かなあ。
以前のおかあさんなら、楽なほうを選んだんだけれどな。
ボクは心配で車内の通路にクビを伸ばしておかあさんを待っていた。
おなかいっぱいになって、ニコニコしながら帰ってきたおかあさんを見てボクはほっとして思わずスリスリしちゃった。

予定の観光は、これでおしまいだ。
このまま、バスで東京駅まで向かう人と、仙台から新幹線で帰る人、仙台で解散する人、などに別れて3日間の研修旅行は無事に終った。
みんな、さようなら。
次に会う時、同じ顔ぶれとは限らないんだよな。
出会いと別れがボクたち盲導犬の宿命だ。
だからこそ、1回、1回の出会いを大切にしなくちゃね。
みんな、げんきでいような。

東北旅行 2日目 

2005年06月26日(日) 21時50分
仙台の盲導犬訓練センターは、建てられてからまだ4年ほどの新しい建物なんだ。
市街地から離れているので、自然が豊かと言うか、タヌキの訪問もあるそうだ。
大型と中型のバス2台に分かれて今日の予定地の最上川の船着場へ向けて出発進行。
ゆうべ一緒の部屋だったジョージアはご主人の仕事の都合でもう青森へ帰るんだって。
遠いところから良く来てくれたよね。
気をつけて帰るんだよ。
また、会えるといいね。
山形県に入るととても蒸し暑くなった。
船着場に着くとさっそく人間と犬とのトイレを済ませるのが一苦労なんだよ。
ひとりのボランティアさんが、ふたりと二頭を担当しているんだ。
盲導犬の訓練士も3人、添乗員さんも一緒になって協力しながら事故のないようにするのは本当に気を使うことだよなあ。
船着場までに、長い石段もあったのでボランティアさんたちは交代でひとりにひとりずつ着いて案内してくれた。
船は、大きなお座敷線だ。
2隻に分かれて乗船した。
船に乗る時にも、安全第一に考えて船頭さんも必死だ。
タタミじきの船の中は、屋根も窓もあって、まるで家が川に浮かんでいるようだ。
最上川って広いなあ。
船頭さんの説明や民謡を聞かせてもらいながら、のどかな船旅は40分で終った。
隣の船の船頭さんは、80歳を超えているそうだ。
ボクが乗っていた船の船頭さんも、そのくらいの年に見えたなあ。
すごく声が良かったよ。
給料が安いってこぼしていたっけ。
船を下りると近くのお土産やさんの人たちがボク達のためにおいしい水を用意してくれていた。
のどが渇いていたのでとてもうれしかったよ。
ご主人様のお昼ご飯は、そば街道というところで、そばを食べるんだってさ。
どんな味かな?

東北旅行 1日目 

2005年06月25日(土) 22時56分
今日から三日間、おかあさんと東北へ旅行するんだ。
ボクが所属している日本盲導犬協会のユーザーの会が主催する研修旅行なんだ。
ユーザーっていうのは盲導犬使用者のことだよ。
付き添いなしで参加するんだ。
旅行会社に登録している「まごころボランティア」さんがサポートしてくれるんだって。
ボランティアさんは、自分で旅行費用を負担しているんだって。すごいな。
本当のボランティアだね。
特急あずさに乗って集合場所の東京駅へ出発だ。
駅員さんに頼んで東京駅での案内をしてもらう事にした。
甲府から、友達のデキスターとマーティーも乗り込んだ。
1年半ぶりの再会なのでワイワイしちゃった。
デキスターと座席の下で押し合いへしあいしながら、さあ、東京駅だ。
なんだか武者震いがしてきたよ。
仕事だ、仕事だ。
なんでも30頭の盲導犬が一緒に旅行するんだって。
いやなヤツがいないといいなあ。

シャンプーは好きだけど・・・ 

2005年06月13日(月) 21時12分
お風呂場で、おかあさんがボクを呼んでいるぞ。シャンプーするんだって。
ボクはシャンプーは大好きなんだ。
だって、おかあさんが気持ちのいいマッサージをしてくれるんだもの。
それに、アロマシャンプーって気分がとっても落ち着くんだよ。
シャンプーが終って体を乾かしながら日向ぼっこをしているボクの前にゴミ箱
が置かれた。
いやな予感がするぞ。
ボクの主人のミセス・モエは、時々ボクの毛を抜くんだ。
最初のうちはそーっとなでて取れるくらいの力で遊び毛を取っているんだけれど、そのうち段段夢
中になってくるとピっと抜いたりするんだ。
ついには尻尾の長い毛を1本抜いて窓から「キントー雲、カム」なんて言いながら吹いて飛ばすんだよ。
まったく、ためいきが出ちゃうよな。

ちょこ丸君と 

2005年06月12日(日) 20時08分
今日もまたおかあさんの行きつけの美容院へおともしたんだ。
看板猫のちょこ丸君が玄関まで出迎えてくれたよ。
ボク達の挨拶の仕方は、鼻と鼻を近づけてお互いのにおいを確認するんだ。そのときに情報交換もするんだよ。
うーん。今日も猫エサは片付けられているんだってさ。つまんないの。お!?
長椅子の下にひとつぶ見つけたぞ。もーけもーけ。

信州の水 

2005年05月29日(日) 17時43分
夕方、タナコバという所へ美味しい水を汲みにいったんだ。
御柱祭りの時に御柱を最初に引いてくる所に湧いているんだ。
黒曜石の鉱脈を通って流れてくるから美味しいだけじゃなくて浄化作用があるから水が腐りにくいそうだよ。
この水を使ってお茶やコーヒーをいれると味がまろやかなんだって。
ボクも、さっそく飲ませてもらった。
うーん。うまいぞ。
ボクは、水の味にはうるさいんだ。
美味しい水を飲んだ時には、一口飲んでおかあさんに「美味しいよ!」って、顔を上げて報告するんだ。
信州に住んでいてホントしあわせ。
山と湖、澄んだ空気と美味しい水。
ボクの故郷はオーストラリアの南の端っこ、フランクストンという海辺の町だったけど、今ではこの信州が第2の故郷。
大好きな場所だよ。
ずーっと、ここに居られるといいなあ。

仕事の顔 

2005年05月27日(金) 17時40分
きょうは、おかあさんが組合員をしている「生活クラブ:生協」の品物が配達されてくる日だったので、近所の家に受け取りに行ったんだ。

おかあさんの治療を受けている患者さんがボクの仕事姿を見て
「ゼーダーくん、お仕事をしているときの顔,いつもと全然ちがうのね。神妙な顔で歩いているのね。」

普段のボクしか知らない人は、ヘラヘラしているボクを見ているから仕事中のボクに会うとそのりりしさに惚れ惚れするらしい。
仕事中のボクは大まじめだからね。

だって、ボクは、おかあさんを安全に案内するのが仕事なんだよ。
あちこちに気を配っておかあさんがケガをしないようにしっかり守っているんだよ。
おかあさんの言うことを聞き逃さないように集中しているしね。
ハーネスが付いているときにはボクに話しかけちゃ、駄目だよ。
ボク気が散ると困るんだ。
そっと、遠くから「いい、仕事、してますなあ。」(何でも鑑定団)

家にいてハーネスを、はずしているときなら、いくらでも誉めてちょうだい。
ボクも大サービスのよだれを、たっぷりつけてあげるからさ。

美容院の楽しみ 

2005年05月21日(土) 22時50分
今日はおかあさんが行きつけにしている美容院へお伴をしたんだ。
この美容院には看板犬じゃなくて、看板猫のチョコ丸君が待っていてくれるんだ。
チョコ君は、今ちょうど1才になったばかりだ。
つい、この間までおもちゃを転がしたり、じゃれたりしてちょっとお騒がせなやんちゃ猫だったのにすっかり落ち着いたね。
ところで、ボクが楽しみにしていたチョコ丸君の、おこぼれのチャットフード、一粒も無いぞ。
どーいうことだ?
ボクがお腹をこわさないように片付けたんだって?ひどいや。
ボクの楽しみをうばうなんてさ。
がっかり。
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