大型、再び。その18

September 15 [Sat], 2012, 17:07
この日記は遙か以前に書いたまま忘れていたものです。
暫く試運轉を重ねてみたVFR、不具合箇所が出る度に改修作業を續けていたが、やはりギアシフトスピンドルは交換した方が良さそうな氣がする。
特に現在の本田技研の部品供給の劣惡な現状としては部品が有る内に交換しておいた方が良い樣な氣がする。
そんな事を考えながら松川方面迄試運轉を行う。
さて、一時停止後、遙か直線の道をフル加速してみるクラッチ滑ってるじゃんガッカリである。
一體この單車は幾ら吸い上げれば氣が濟むのか普通に走る分にはまだ滑っていないので本格的に滑り出す迄粘るかとも考える。
が、出先で滑ったら話にならないと思い直し交換を視野に惱む事にする。
最近は便利な時代になり、インターネットで部品の見積もり、發注が出來る樣になった。
早速パーツリストを片手に必要と思われる部品の見積もりを行う。
この際、氣になる部品を端から見積もる。
そして數日。
見積もり結果が來た樣なのでメールを見る。
21點程見積もった内、2點が廢盤らしい。
以前のホンならありえない慘状ではあるが、まあ、今回は主要部品が有る樣なので安心する。
しかし、メーカー在庫殘り1個とか在庫終了次第廢盤等、慘憺たる文字が竝ぶ。
今回直しても次回はどうすりゃ良いんだどうにかして欲しいなと、思いながら合計金額を見る。
5萬數千圓の文字。
ば、馬っ鹿じゃねえのいくら750ccの單車だからって何だこの部品の高さはせめてこの半額位なら清水の舞臺からヒモ無しバンジージャンプで購入しようと思っていたのに仕方ない、クラッチは後回しにして今回は在庫の少ない部品とギアシフトスピンドル關係だけ購入するか。
こうして在庫の未だ有りそうなクラッチ關係の部品を彈いて行く。
しかし、何でこんなに高額になったんだ不思議である。
フリクションプレートにしてもNS250と共通と云う驚愕の事實だったのでそんなに高額になるとは考えてもみなかった。
まてよ、4行程750ccのフリクションプレートが共通ならばクラッチ板も使える筈。
NSのクラッチ板が專用設計だったかこれと同じ物かは調べていないが、違うのであればVFRのクラッチ板にすれば強化にとかしょうも無い事を考えながら部品リストラ作業をして行く。
あれ一つで2萬4千圓の金額を提示している部品に行き着く。
何じゃこりゃ前回外した時に壽命が來そうな感じだったので見積もってみたACジェネレータである。
在庫終了次第廢盤とは書いてあるが、最惡、電機屋に持ち込んで卷き直すと云う手もある。
注文リストラ作業を中止してジェネレータのみ彈く。
これなら、多分、何とか注文出來る。
カード使えば支拂いは來月の話だ。
3日で1食位に切り詰めれば何とかなるだろう。
いいや、注文しちゃえこうして部品は發注された。
部品が來次第、直ぐに作業に入れる樣にギアシフトスピンドル周邊の取り外し作業を行う。
先ずOILを拔くがそんなに距離走っていないにも關わらずドス黒いOILが出て來る。
何でこんなに汚いんだまあ、減っていないし、汚れを取ってくれている證據だからいいか。
そして數日後、部品が來たのでシフト廻りとクラッチ廻りに分ける。
シフトスピンドルの交換から始めるがなんだコリャ物凄い油と泥の塊に覆われている。
發動機の中に入れる譯にはいかないのでその掃除から始めるがブラシで擦り、燈油で洗っても取れない。
マイナスドライバーも動員して半日以上掃除に費やす。
漸く、普通に汚い状態に迄なったので作業を開始する。
何時もながらホンの設計者を絞め殺したくなる設計上の缺點に突き當たる。
シフトスピンドルを交換するにはウォーターポンプを外さなければならないらしい。
マニュアルにはウォーターポンプとスプロケットカバーを外すと、書いてあったが、ドリブンスプロケットも外さなければならない事が判明。
その爲にはチェーンの再調整も必要となる。
極めて嫌な構造である。
折角入れた冷却水を捨てるのも勿體無い。
何か無いかな米軍の彈藥箱があったのでこれに冷却水を拔く。
パッキン付きで蓋も出來るので暫く保管してもゴミが入らなくて非常に良い。
蹴倒しても零れない。
これで冷却水の再利用は確定である。
ウォーターポンプを取り外すと、此處にも謎の接着劑だか液體ガスケットだかがコッテリと塗りたくられている。
これ取るのが大變なんだけど、一體誰が何の目的で何を塗ったんだろう憤りながら剥がす。
ポンプも分解してみると此處にも塗りたくられており、しかもオーバートルクで締め付けられたらしく著しく變形したOリングが出て來るドリブンスプロケットを外してカウンターシャフトのOILシールの状態を見る。
無事な樣なのでパーツクリーナーで洗淨してシリコングリースを塗る。
このOILシールの交換は發動機を割らなければ出來ないので切れていなくて本當に良かったと胸を撫で降ろす。
いよいよシフトスピンドルの交換である。
カバーを外してスピンドルを引き拔く。
スプラインだけでなく、その他の擦動部も減っている。
付いている部品も交換して取り付ける。
勿AガスケットとOILシールも交換する。
今迄付いていたスピンドルのスプライン部分を見てみると、此處にも謎の接着劑が付着している。
しかしこの磨耗具合こんな状態になっているのは初めて見た。
順調に組み付けが進む。
泣きながら掃除した甲斐があったの云うものである。
暫く冷却水不足で走っていた筈の車輌なのでポンプも大丈夫かと心配したが、幸いメカニカルシールは無事の樣なのでOリングを交換して組み立てる。
一通り組み付けが終了し、チェーンを張ろうとしてプロアームが物凄く汚い事に会社員 副業氣付いてしまう。
あまりの作業量に變になっていたのだろうと思うが、ホイールとチェーンケース、ガイドを外して洗淨を開始する。
NSやMVXでだってこんな事したこと無いぞもう、乘りかかった船だ單車だチェーンカバーの内側に堆積した泥をドライバーで削って行くと、最下層に白いチェーングリースと思われるものが出現する。
一體何時のOILなんだ謎である。
プロアームも物凄く汚れている。
こんなに汚い單車は初めてである。
洗淨が終了して組み立てた所で精も根も盡き果てる。
丁度マイミクのKさんが遊びに來たのでそのまま温泉に行く。
取れないんです。
こびり付いたOIL汚れが相當しつこく洗ったが完全に取れない油汚れ。
油膜が出ない樣にはなったので温泉で疲れを取る。
そして翌日。
Kさんがお歸りになったので、今度はクラッチの交換作業に入る。
シフト側に比べれば綺麗な物だが、それでもかなり汚れている。
一體この單車の整備作業にパーツクリーナーを何十本使っただろうかそんな事を考えながらクラッチカバーを外す。
なんじゃコリャスラストベアリングが錆びてる。
何でこんなOILに漬かっている所が錆びるんだ謎は益々深まるばかり全體にOIL燒けしている所を見ると、OIL管理の良くなかった車輌の樣ではある。
クラッチ一式を取り外す。
クラッチホルーのセンターベアリングも交換しようかと思ったが、センターナットを外す特殊工具が手持ちの物ではサイズが合わなかった爲、次回に先延ばしする。
クラッチスプリングがインナーに當ってインナー部分が大きく削れている。
これも初めて見たが何故謎である。
それとも今迄見てきた單車が状態が良かっただけだろうかパーツクリーナーで流して組み付けを始める。
濕式多板クラッチなのでフリクションプレートにOILを塗りながら組み付ける。
漸く組み付け完了。
トルクレンチで對角締めをしてクラッチカバーを付ける。
潤滑油を入れて發動機始動試乘してみる。
おおおっシフトペルの遊びが正常値になりフル加速してもクラッチが滑らないこれで長距離ツーリングにも耐えるぜ2時間程試乘の旅に出る。
何故か林道を拔けて扉峠に行き、ビーナスラインを走って林道チックな道を走る。
燃料が足りない。
燃料計は既にEの赤ラインの下を指している。
一體この單車がどの位走るのか見當もつかない。
薄氷を踏む思いで何とか市街地に出る。
潤滑油の漏れもなく整備は無事終了したのであった
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