千明と高倉

January 06 [Fri], 2017, 8:09
新たな歯科治療の形として注目を集めているのがインプラントです。
しかし、気に留めておくべきポイントがあります。
何かと言うと、インプラント治療を受けられる人は限られていることです。
インプラントは、骨に器具を埋め込むという、患者さんの負担も大きい治療です。
ガンで治療を受けている方や、糖尿病、心臓病などの持病をお持ちの方、骨粗しょう症に罹患していたり、顎の骨がなくなったりしている場合にも、インプラントの利用が不可能と診断される可能性は高いといえます。
注意してください。
どうしても避けられない問題ですが、インプラント治療は治療全体を通して、相当な出費になります。
ごくまれに、インプラント治療が保険適用されることもありますが、おそらく、相当厳しい条件をクリアしたのでしょう。
ほとんど全て自費診療だというのが高額の負担を避けられない理由です。
インプラントの材質などを選び、極力安くしても十数万円、難しいケースではその数倍の出費もあることをくれぐれも忘れないでください。
インプラントの利用を考える際に、口腔内が腫れて痛んでくるんじゃないかと不安な人もいると思います。
この点は、歯科医の技量や、免疫力の低下など、体調の影響も如実に受けるので、必ずしもこうなるとは言えず、結局は人それぞれで異なると言うしかありません。
担当医の指示通りに痛み止めを服用し、冷やすなどの処置が考えられますが、それを経ても数日にわたって痛みが続いているなどの場合は、我慢せずすぐに歯医者さんに行きましょう。
インプラント治療は骨を削って人工歯根を埋め込む手術を伴うので、当然、ある程度のリスクを伴う治療です。
どのような失敗が考えられるかというと、人工歯根や上部体(義歯)の脱落、あるいは破損などインプラント本体に関わる問題、細菌感染やアレルギーなどの理由で、あごや頬の痛み、腫れが起きるという問題、あるいは歯並びが悪くなる、あごの骨が変形するなど見た目の問題もあります。
問題が起こるリスクを軽減するためにも、歯科医はよく考えて決めてください。
これからインプラント治療を始めようと決めても、治療費が気になるのは当然です。
この治療の費用は歯科医院それぞれで幅があるのが普通です。
保険適用外がほとんどであるインプラント治療は、費用を自由に決められるのが建前です。
ただし、おおよそ相場は決まっています。
インプラント一本の場合、安くて30万円ほど、高ければ50万円ほどが相場だと押さえておきましょう。
インプラントは人工歯根に義歯を装着するものですが、この義歯には色々な形式があり、その多くが表面の素材にセラミックを使用しています。
陶器で人工歯を形成するので、変色や腐食がない利点がありますが、自前の歯と遜色ない見た目を実現できるかどうかは、専門スタッフである歯科技工士の技術に左右されます。
熟練の技術に加え、審美性を求める芸術センスを必要とする、高レベルな作業なのです。
これには大変な手間と時間がかかりますから、インプラントに用いるセラミックの義歯は、インプラントの治療費は高くなるのです。
インプラント治療による危険性を広く調べたと思いますが、その一つとして、インプラントを埋めると、頭部のMRI検査をしたとき金属部分が反応してしまうという話があったのではないでしょうか。
でも、気にしなくて良いです。
確かに、MRI検査では磁気を使うので金属に反応すると、画像は乱反射のように見えます。
インプラントに使われるのはほとんどがチタンなので磁気に反応しない性質を持っていて検査で問題になることはまずありません。
インプラント治療を検討している方、大事なのはどのようにして最良の歯科医を探し出すかです。
最新の治療を実施できる技術があることは言うまでもなく、どのような検査を行って、検査の結果をどう見るか、手術後のアフターケアはどうかなどで全ては歯科医の裁量にかかっており大きく違ってくると言うべきです。
インプラント治療は、特に歯科医ごとの差が大きい治療法なのは明らかで、手に入る限りのデータを集めて、歯科医を決めることが治療の成否を決めるのです。
顎骨に人工歯根を埋め込んで義歯を固定するインプラントは、それらのパーツの構成により、以下に示す何通りかに分かれています。
アバットメントが人工歯根から分かれておらず、一体化している「1ピース・インプラント」、あるいは1ピースタイプと呼ばれるものと、これらが歯根部と支台部に分かれている2ピースタイプがあります。
2ピースタイプは人工歯根とアバットメントをネジのように接続するもので、パーツ同士の結合部の形によって、結合部分が凸面になっているエクスターナル・コネクションと、凹面になっているインターナル・コネクションに分かれますが、インターナルタイプの方が最近はメジャーになっています。
骨に人工歯根を埋め込んで義歯を被せるインプラントの耐久年数は普通にしていれば一生物などと言われますが、無論ただ施術すればいいというものではなく、その後のメンテナンスや歯科医の技量にも影響される部分が大きいようです。
当然、自分自身でも口腔内のケアを続けなければ、ものの数年で劣化してしまう場合もあるでしょう。
加えて、歯槽膿漏などの病気を起こしてしまうと、インプラントを埋め込んでいる顎の骨にも影響しますから、義歯の耐用年数自体も短くなってしまいます。
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