本番前の練習!?

December 07 [Wed], 2016, 22:26
今週の日曜日に演奏会があるので、本日はカラオケで5時間ほど歌いまくってきました。そうですよー。琵琶だけでなくカラオケも普通に歌いますよー。カラオケでは採点モードで音の高低やらビブラートやらの練習をしたり、声の出し方、強弱や滑舌、溜め、リズム感、高低間のスムーズな音の移動などさまざな練習をしてきます。とても良い練習なります(笑)あと採点モード様も的を得たことをアドバイスを下さいますし(笑笑)僕はこんな感じでカラオケで演奏会前に練習したりしてます。もちろん一人カラオケです。。

感情の交錯の物語!?

December 02 [Fri], 2016, 14:53
12月といえばクリスマスや大晦日などありますが琵琶をやってますと「討ち入りの日」があることから「赤穂浪士」の曲を演奏したくなります。12月14日は大石内蔵助率いる四十七人の浪士達が主君の浅野内匠頭の仇を取るために吉良上野介の邸に討ち入った日です。琵琶には赤穂浪士に関する曲があります。「松の廊下」「山科の別れ」「別れの盃」「雪晴れ」他にも何曲かあります。これらの曲を演奏して、聞いて面白い所は人間の感情が交錯する所かなと思います。「松の廊下」はこの物語の発端で吉良上野介が浅野内匠頭に対して色んなひどい仕打ちをするもので浅野の怒りが頂点に達し、松の廊下という場所で吉良を斬りつけます。その際の上の立場の吉良と下の立場の浅野の上下関係の感情の交錯。その後、罰として切腹する別れの場での浅野内匠頭と源吾衛門の主従の感情の交錯。「山科の別れ」では、主君の仇を討つために山科の地で時を待ち、間者の目を装い酒や女に耽っていた大石内蔵助が、いざ時が来たれりと親や妻と子に別れを告げて旅立つ時の家族の感情の交錯。「別れの盃」では、浪士の一人の赤埴源蔵が討ち入りに参加するために兄家族の家に行くが、丁度誰もいなく、誰も居ない部屋で居ない兄と盃を交わすときの兄弟の感情の交錯。「雪晴れ」ではついに仇の吉良上野介を打ち取り、主君の墓前に赴いた丁度そのとき、空から降る雪が晴れ、そして四十七士の心も晴れた。その時の主君と浪士達の感情の交錯。そういった所がこの「赤穂浪士」の物語の感動を呼ぶ所かなと思います。

高齢化社会における琵琶の効用!?

December 01 [Thu], 2016, 13:41
とあるニュースにこれからは100歳以上生きる人が50%になるというのがありました。織田信長の時代は「人間50年下天のうちをくらぶれば夢幻のごとくなり」でしたので、その時代に比べれば人間は2倍生きられるようになりました。しかしながら「元気で長生き」なら良いですけど昨今は介護が必要な老人も増えて、介護する家族の方も大変な思いをしているという現実もあるらしいですね。そこで!「高齢化社会における琵琶の効用」というのを考えてみました。というのも私の琵琶の師匠は82歳ですが未だ現役で元気に琵琶を弾いてます(笑)私の所属する流派の先輩方も高齢の方が多いですが現役でバリバリ琵琶を弾いてます(笑笑)きっと琵琶をしてると健康で自立できる老人でいられるんだと元気な諸先輩方にお会いして思いました。「指先を使うとボケない」「創作的なことをすると老化しにくい」「腹式呼吸は健康に良い」など良く聞く話ですが、さらに「大きな声で謡う」「定期的に練習する」「物語の解釈に頭を使う」などといった行為も琵琶演奏にはあり、それらが健康でいられる要素に結びついているのかなと思います。さらに「朗読を認知症の高齢者に聞かせると認知症が改善した」という話も聞いたことがあります。昔は琵琶の演奏で武士の士気を高揚させたというのもありますから、演奏を聞く側であっても元気でいられる高齢者が増えることにつながるのではないかと思うのであります。

再び来たりてこの地に遊ばんことを!?

November 29 [Tue], 2016, 11:03
地元金峰山の奥深く、急な斜面を降り歩くこと約10分の所にえい琴の碑というものがあります。その碑には「通寛故友人相淑卿を思慕し琴を其の生平遊楽の所にうずめて其の神の来たって遊ばんことを乞い願う。故に石を以てこれを表する也」とあります。
今から約250年前。藩士隊長を務める相良儀一は若くして書術を好み射撃剣術を習い儒学を以て称せられる人物でした。また琴の腕もあり天地日月風晦明国家の得失、人事の変故あり喜怒哀楽を感ずれば琴を奏で、儀一の弾く琴の音は聞く者を常に感動させたそうです。
通寛上人は金峰山に住まい、儀一の友人でその琴の音に魅せられた一人でした。儀一と通寛上人は西谷という松杉茂り水泉懸かる風萬木を揺るがし響水声響くその場所で琴の音を通じ親交を深めたそうです。 しかしながら儀一はやがて若くして亡くなってしまいます。
通寛上人は悲懐し、友を偲び琴を西谷厳泉に埋めて石を立てこのようなことを記したそうです。
「あゝ吾が淑卿のすでに逝く、この西谷の林泉に友と集いし二十年、夢忘るることぞなき。君が遺愛のこの琴をゆかりの地にぞ留めおき、調べを幾世に残さん」「あゝ君を想い君が死を悲しむ。流涙あふれて蔦蔓にそそぐ。春蘭に秋菊に請う君よ再び来たりてこの地に遊ばんことを」

「烏羽玉」は枕詞!?

May 22 [Sun], 2016, 17:47
「嗚呼世の中は烏羽玉の 夢か現か昨日まで 
 栄えしものの今日は早 見る影もなくなり果てて
 浮き世の中とかこちつつ 今更それと夕暮れの
 鐘の音さえ身にしみて 昔をしのぶ人もあらむ」

これは琵琶歌「桜狩り」という曲の中の一文ですじゃ。
最初の方に『烏羽玉』という聞き慣れない言葉がありますが
『烏羽玉』は「植物の檜扇の種子。ぬばたまの転であり
その種子が黒いことから「黒」「夜」「闇」「夢」にかかる」
と辞典にはあるようじゃ。
ちなみにこの『烏羽玉』は「枕詞」といいますが
「枕詞」というのは他にも最近映画にもなった
『ちはやふる』(神が威力を発するの意)
「ちはやぶる神世も聞かずたつた川紅に水くくるとは」
『ひさかたの』(日が射す方の意)
「久方の天つ空にも住まなくに人はよそにぞ思ふべなる」
など色々ありますじゃ。
では『枕詞』とは何かといいますと
「広辞苑」によれば
「昔の歌文に見られる修辞用の語。つねに一定の語の上にかかって
修飾または句調を整えるのに用い五音を普通とする」
とあるようですじゃ。

以下にワシが「ク〜ル!」と感じた『枕詞』をあげますじゃ。
「千鳥鳴く」「花染めの」「新玉の」「霞立つ」「魂きはる」
「天数ふ」「寄する波」「夕星の」「逢坂の」「太刀の後」。。。

日本語は古くから自然の神秘や美しきものを色彩や動きなどで繊細に
表現してきたんじゃな〜。
こういうのがひょっとしたら今のアニメなどの文化につながっていってる
のかもしれんの〜。
ではでは〜。