天を射抜く希望の矢 第30話 

August 03 [Wed], 2005, 23:20
『くっくっく・・・さすがは『殺戮人形』だな・・・』
「・・・『殺戮人形』?」
「ど・・・どういうこと?」
『ふ・・・知りたければ、ここから帰ってから調べるがいいさ・・・だが!そんなことはさせん!!
この場で我が人形を殺すのだからな!!』
「・・・できるとおもうか?」
『あぁ!』
「先輩」
「あ、はい!」
「・・・あいつらは俺が一人でやります。もう少し待っててくださいね」
「が・・・がらど?」
「・・・いってきます」

そして、俺の意識は闇に落ちた。そして昇ってくるナニカ・・・おまえは一体・・・

ようやく眠ったか・・・昔よりは長く持つようになったな・・・
あの時は一瞬にして、俺に意識を渡したのにな
まぁ、いいさ。あと1回封印が解ければ・・・そのときは・・


「Program『DOLL』シドウ・・・イシキハスベテオレノモノ・・・」
『!?』
「Double Strafing」

久々の殺し合いだ・・・せいぜいがんばれよ・・・

「Double Strafing」

そうだ、そうやって逃げ回れ・・・ふふふ・・・ゾクゾクしてきたよ

「Double Strafing Double Strafing Double Strafing・・・」

当たった・・・だけど、その程度でくたばるなよ?
俺はまだまだイってないからね


「Double StrafingDouble StrafingDouble Strafing・・・」

コロス・・・コロス・・・コロス・・・コロス・・・コロス・・・コロス・・・コロス
コロス・・・コロス・・・コロス・・・コロス・・・コロス・・!?
くっ!?これ以上は体がやばいか!?
やはり何年も封印されてると、本来の身体機能値が下がるのか・・・
しかたがない・・・今回はここまでだ・・・ふふふ・・・ガラド・・・次はもう・・・
最後だよ


「ガッ!・・・Program『DOLL』テイシ」
『ぜぇぜぇぜぇ・・・ここまでやるとは・・・』
「が・・・がらど!!」

天を射抜く希望の矢 第29話 

August 03 [Wed], 2005, 23:11
ドクンッ!!

「アァアアアァアァアアアアァアアア!!!!!」
「!!?ガラド!!?」
『なに!?』

『また』なんてさせない・・・もう!二度と!!失ってたまるかっ!!

「アァアアアアアアアァアアア!!!!」
『ば、ばかな!さっきまで心臓が止まっていたんだぞ!?それが蘇生しただと!!!?』
「が・・・がらど?」
「・・・おまえに、誰も殺させはしない!!」
『「!?」』
『き、きさま・・・その瞳は・・・』
「・・紅い・・・瞳?」

『第2の封印』・・・解除終了。
そろそろ、俺に意識を渡せよガラド=ボルク・・・おまえは人並みの生活なんて
おくれないんだよ。
ふふ・・・いつまでもつか楽しみだな・・・


「邪魔だよアロバ・・・どけ!!!

バキン!!

「trjiaogjojgaoij!?」

声にならない悲鳴をあげて、アロバは身を引いた。
そんなに痛かったのか?・・・足がどいたんだし・・・今度は・・・あいつを

「おい・・・先輩から離れろ・・・」
『ふ・・・ふははははっ!!!そうかっ!貴様がそうだったのか!?』
「・・・離れろと言っているんだ・・・」
『生前血眼になって探したが・・・こんな近くに潜んでいるとはな!!』
「・・・離れろ。」
『ようやく!ようやく我が悲願が叶うと言うわけか!!?」
「先輩から離れろっていってんだろ!!!! 『Double Strafing!!』 」
『!?は、はやい!!?』

ザっ!!
ようやくどいたか・・・さてと・・・

「先輩、大丈夫ですか?」
「・・・かなりやばいかな・・・それよりガラド・・・その瞳は・・・」
「瞳?・・・なんか変ですか?」
「変っていうか・・・紅いんだよ・・・」

紅い・・・じゃあやっぱり・・・あの映像は・・・
俺に関係してることなのか・・・それに、あの声は・・・

「そうなんですか・・・でもなぜか力が湧いてくるんですよ・・・」

どうだっていい・・・とりあえず・・・あいつを倒して、全員生きて帰る!!

天を射抜く希望の矢 第28話 

August 03 [Wed], 2005, 23:06
カンッ・・・カンッ・・・カンッ・・・
ゆっくりと・・・確実に束子さんは、先輩に近づいていく・・・

「せ・・・せんぱい・・・にげ・・・」

メキメキメキっ!!

「がぁあああ!!!」
「ガラドっ!!」
『人の心配より、自分の心配をすることだな。』

バキッ!!
「きゃあああっ!!」

束子さんの一撃により、先輩は吹き飛んだ
くそっ!!俺は・・・俺は・・・『また』守れないのかっ!?
ぜろす達も早く回復魔法をかけないと・・・命がやばいっていうのに・・・
・・・・・・・・・『また』?

ザザッ・・・ザッ・・ザァアアアアア・・・・

!?な、なんだ・・・この映像は!?

ザザザッ・・・

マッカナ ミズタマリ

・・・ザッザァアア

バラバラノ ヒト

ザッ・・・ザザッ・・・

タイセツ ダッタ アノコ

ザザッ・・・

ソシテ アカイミズタマリニ ウツル マッカナメヲシタ

ザァアアアアアアアア!!!!
オ・・・・レ・・・・?


「う・・・あぅ・・・」
『ふむ・・・どうやらここまでのようだな・・・もう少し楽しめると思ったが・・・』
「み・・・みんな・・・」
『最後まで・・・仲間の心配か・・・プリーストと騎士はまだ生きているようだが、
あのハンタの小僧はどうかな?さっきまでかなり怒鳴っていたが
・・・もうその声すらきこえんぞ?』
「!?が・・・がら・・・ど・・・うっ、うぅうう」
『・・・ふっ・・・その仲間のために流した涙と共に・・・逝くがいい。』

ドクンッ!!

天を射抜く希望の矢 第27話 

July 30 [Sat], 2005, 0:17
『ふっ・・・アロバを相手して周りが見えていないようだな・・・
あやつもまだまだのようだな・・・
どれくらい成長したかはしらんが、試しにあの技を撃ってやるか』

『あの技』だと?この人は・・・なにか奥義をもっているっていうのか!?

『貴様もみておけ・・・これが扱えるようになったら
我と同じLvに達することになる。
まぁ、扱えるようになるのは死んだ後だがな・・・・
さぁ!みるがいい!!これが我の必殺技だっ!!』

ゾクッ!!
や、やばい!!何をするのかわからないが、
これを喰らったら・・・最悪死ぬぞ!!

「せんぱぁああい!!避けてぇえええ!!!」
「!?」
QuartetFang!!

あっという間に束子さんの手から離れて疾る8本の閃光。
DSの4連撃だとっ!!?

ドドドドドドドドっ!!!!

「ど、どっこせんぱぁあああい!!!」

先輩に突き刺さるDSの四重奏・・・ゆっくりと・・・ゆっくりと先輩は地に倒れた。
そしてその場に広がる・・・血

「せんぱいっ!!?どっこさん!!」
『よくみる事だな・・・』
「え?」
『さすがは我が弟子だ・・・寸でのところで交わして急所を避けた』

なに!?・・・ほ、ほんとだ!
先輩は立ち上がりこっちを睨んでいる・・・生きててくれた・・・よかった・・・

『アロバ!こっちに来ていろっ!!・・・あとは我が一人で殺る』
「!?んだとっ!!?んなことさせるかよっ!!」
『貴様は黙って見ていろ。』

ズン!!

「がっ・・・」

アロバの野郎?が俺の上に足を乗っけてきた。
ここまで来ると俺もその足をどける力が残ってはいなかった・・・

『貴様はそこで憧れの先輩が死に行く様を、見ているがいい。
なに、寂しがることはないすぐに後を追わしてやる・・・くっくっく・・・』

天を射抜く希望の矢 第26話 

July 30 [Sat], 2005, 0:11
ズンッ!!
ぜろすのFBそれに攻撃力増加、聖属性付与魔法を
受けながら春日もバーサークポーションを飲みなおした。
地面に足跡を付けながら二人の魔獣に飛び込んでいった!

「ガラド!春日さんの援護を!!」
「OKっす!!」

春日の援護をしながら、俺はアロバを先輩は束子さんを牽制している。
ちっ・・・束子さんもそうだったが、アロバも回避能力がかなり高いなっ・・・

「とりあえず!おまえは吹き飛んでおけ!!『Charge Arrow!!』」

ズドン!!
「eohgoiajdofjaoijfoa!!?」

いよし!!当たった!!

「っ!!ガラド!!後ろ!!」
「え?」
『おまえも吹き飛んでおけ『Double Strafing!!』』

ドドッ!!
「ぐぉお!!?」

な、なんでだよ!?春日を相手にしてたんじゃないのかっ!?
そう思い苦痛に満ちながらも春日の居た方へ視線だけを動かした・・・・!?

「か、かすがぁあああ!!」
「・・・つ、つぇえ・・・」
あ、あいつが倒れてるだって!?馬鹿な!!
この短い攻防で春日を倒したっていうのか!?
そうだっ!!ぜろすは!?ぜろすに回復魔法かけてもらえれば・・・

『支援なら・・・もうこないぞ?』
「なっ!!?」

ま、まさか・・・

「ぜ・・・ぜろす!!」
「ゴボッ・・・」

視線の先では、ぜろすがアロバによって胸に3本の爪あとを付けられていた・・・
口元から大量の血を吐きながら壁に持たれかかっている
そ、そんな・・・俺が反対側に飛ばしたはずなのに・・・

『後衛ならもっと周りを良くみる事だな・・・確かにおまえは
あのプリーストと反対の方向にアロバを吹き飛ばした
だが・・・おまえが我の居た方向に視線を向けたときにはすでに、
ぜろすと言ったか?あやつにターゲットを絞っていたわ。』

な・・・なんて復帰能力と移動力だ・・・

『・・・そして、あやつで最後だ!』
「!?先輩!!?」

先輩は一人でアロバと闘っていた・・・がかなり厳しい闘いのようだ。
ギリギリで攻撃を避けてはいるが顔には苦悶の表情が浮かんでいる・・・

天を射抜く希望の矢 第25話 

July 30 [Sat], 2005, 0:07
「先輩・・・大丈夫ですか?」
「大丈夫、いけるよ。ガラドもお腹大丈夫?」
「さっきのヒールでかなり楽になりましたよ・・・いけます!」
『ふふっ・・・そちらは準備が整ったようだな。ではこちらもゲストを紹介しよう!』

ゲスト?まだ束子さん以外に不死者がいるというのか?

『我も本気で貴様達の相手がしたくなったものでな・・・
俺のパートナーを呼ぼう。誇りに思えよ?
我にパートナーを呼ばせたのは、この体になって貴様達が初めてなのだからなっ!!』
「へぇ〜・・・そりゃあ帰ったら皆に自慢しないとな・・・」
「くっくっく・・・貴様らはもう帰ることはできない・・・我の本気をみるのだからなっ!!
さぁ!来い!!我がパートナーっ魔鷹アロバ!!!
「「「「!!!」」」」

束子さんが叫んだ瞬間・・・後ろの空間が歪んだ・・・そしてそこに大きなが穴が開いた・・・
って・・・鷹呼ぶにしちゃあずいぶんでかいよーな気がするのですが・・・

keongv;oianoihtgaji!!!! 
「っ!!!な、なんだ!?この叫び声はっ!!?」

奇声とも言うのだろうか・・・穴の奥からとんでもなくでかい嘶き声。
そして、その巨体がでてきた。
おいおい・・・まじかよ!?あれって・・・・

「「「「グ、グリフォン!!!?」」」」

いくらなんでもやりすぎだろ!!?なんで鷹が『魔獣グリフォン』なんだよっ!!
ちょっとジョウダンがすぎるのではないでしょうかっ束子さん!!?

『そう、見た目はグリフォンだが・・・こやつの魂はアロバだ。
あの時我と共に殺されたが、なんとか魂を呼び出し
死んだグリフォンに送り込みことに成功した。』
「んなのありかよ・・・おい、ぜろす・・・できるのか?あんなこと・・・」
「し、しらないよ。」

もうなんでもありだな・・・

『さて・・・こちらも準備が整ったことだ・・・始めようか?第2幕を!!』
『jfkjasoioioaurfuoeaiu!!』

ゴォオオオオオオ!!!!!
またしても逆巻く黒い嵐・・・アロバが来た事によりそれは肥大していた・・・
くっ・・・本当にここから本気なのかっ!!

「ちっくしょぉおお!!!やってやろうじゃねーかっ!!ぜろす!!支援を!」
「春日!あまり突っ走るなよ!! 『FullBust!!』&『Impositio Manus!!Aspersio!!』

天を射抜く希望の矢 第24話 

July 27 [Wed], 2005, 0:29
白煙立ち上る向こうから高速の矢がぜろすの肩に突き刺さる。
だが、矢をそれだけでは終わらなかった、荒れ狂った暴風のように
幾数もの矢が3人を射抜いていく。

「がっ!!」
「きゃああっ!!」
「先輩っ!春日っ!!ぜろすっ!!」
『くっくっく・・・・あーーはっはっはっは!!!!!』

矢が止まると、あたりに笑い声が響き渡る。
そして奴が姿を現す・・・体に無数の斬撃と矢を受け、
今だに矢を体に突き刺したまま・・・そのままの姿で
あいつは・・・束子さんは高笑いをしながら歩いて
白煙の向こうから出てきた・・・ぎらついた瞳でこちらを見据えたまま・・・

『いいぞっ!!貴様達は最高だっ!!まさかここまでやるとはおもわなった!!
今夜こそっ!!今夜こそは最高の闘いができそうだなっ!?
さぁ、立て!!まだまだ舞踏会は始まったばかりだぞっ!!?』


よ、喜んでやがる・・・あれだけの攻撃を受けながら、立ってる事自体が
ありえないのに・・・くそ・・・まさしくあいつは・・・

「魔物・・・ですね。」
「!?ぜろす!!無事だったか!!?」
「あぁ、なんとかね・・・ガラドも無事のようだね。」

ぜろすが自身に回復魔法をかけながら立ち上がった。
かなり辛そうだが・・・そうかっ!優映の白ポを傷口につけたのか。

「ガラド・・・自分と二人の体に白ポをかけてください。
それに回復魔法をやれば効果があがるから。」
「わかった!」

言われた通りに白ポーションを振りまく、そこへつかさずぜろすが魔法を唱える。
おぉ・・・二人の傷口がみるみる塞がっていくよ・・・

「大丈夫かい?二人とも」
「・・・なんとかな・・・」
「えぇ、大丈夫です・・・やはりあれくらいでは倒れてくれませんか・・・あの人は」
「格好がかなり気味悪くなってるけどね・・・」
「ちっ・・・やはり不死者・・・耐久力が段違いだな。やつはたぶん・・・
痛みは感じていないだろう・・・」

こちらを腕組しながら、見つめている。
矢は抜いたようだが体のあちこちに斬撃の傷跡が残り、矢が穿った穴が開いていた・・・

『さて、そろそろ第2幕といきたいのだが・・・準備はいいか?』
「ちっ!余裕見せやがって!!」
「三笠っ!少し落ち着け!!正面から闘っても埒がいかなぞ!!」
「わーってるよっ!!」

天を射抜く希望の矢 第23話 

July 27 [Wed], 2005, 0:26
ズドンッ!!!!
わき腹にもの凄い衝撃が走り吹き飛ばされる。
なんていう威力だよ・・・先輩の本気CAより遥かに威力が上だ・・・
キリエがかかってなかったら・・・くっ、考えただけでぞっとするぜ・・・

「ガラドっ!!くっそ〜!『Holy Light!! 』」
『むっ!』
!!・・・春日さん続いてっ!!」
「わかってるっ!オラァアアア!!」

斬!!!
ぜろすのHLを喰らって、体勢を崩した束子さんを
春日の斬撃捕らえる。初撃が入った!
だが、春日の剣撃はまだ続いていた。

「本番はこれからだぜっ!!喰らいやがれ!!『BashQuicken!! 』」

斬斬斬斬斬斬!!!!!
怒涛の如くの6連撃!しかも全撃バッシュの効果を乗せた斬撃だっ!!
さすがの束子さんもこれは効いた見たいだ
まだ、体勢を崩している!!この気を逃す手は無いっ!!

「しめじっ!行って!!」
「おまえもだっ!ゲイボルク!!」

矢を撃ちながら、其々の鷹に声をかける。
意思を疎通させた鷹とのハンタ特有の連携攻撃が入る!

「「Blitz Beat!!」」
『ガァアアアア!!』
「こいつはお返しだっ!獲って置け!!『Charge Arrow!! 』」

ドッゴーーン!!
俺のCAによって吹き飛ばされた束子さんが瓦礫に突っ込んだ・・・
古城内に溜まっていた埃が舞い上がり、視界が白くなっていく。
どうだっ!?これで終わったとは思えないが・・・できれば立たないでくれよっ・・・

「はぁはぁはぁ・・・さ、さすがに俄仕込みのBQは体に堪えるぜ・・・くっ!」
「俺も・・・さっきのCAのダメージがかなりきてるわ・・・」
「だ、大丈夫ですか!?ぜろすさん!回復を!!」
「わかってますよ!『Heal!! 』」

回復魔法の白い光が俺達を包み込んだ。
多少ではあるが痛みが和らぎ始めた・・・なんとか、動けるかな・・・
そして俺は、今だに白煙が立ち上る瓦礫の方に目を向けた・・・ダメージを与えたと思うが・・・
これくらいでは、片付かないだろう・・・な

ギラッ!
あ、あれは・・・狙っているのは・・・!!

「ぜろすっ!!!避けろっ!!!」
「・・・えっ?」

轟っ!!
「ぐわっ!!」
「「ぜろす(さん)!!?」」

天を射抜く希望の矢 第22話 

July 27 [Wed], 2005, 0:19
『FullBust』・・・支援スキル(ブレス、速度上昇、マニピ、キリエ)を短縮詠唱してだす技だ。
キリエの効果は薄いものの、その他は最大の効果を発揮することができる。
ぜろす・・・いつのまに覚えたんだ・・・

「おっしゃぁあああ!!」

『FullBust』がかかると共に、春日が駆け出した。
どっこさんは的確に束子さんを足止めするかのごとく矢を撃つ。

「いくぜっ!!『 Twohand Quicken!! 』」

キュピンッ!!!
騎士のスキル『Twohand Quicken』により春日の剣速が上がった。
唸る大剣の嵐・・・が束子さんはそれを紙一重でかわす。
あの剣の嵐が全部見えてるっていうのか?なんという動体視力
・・・狼の二つ名は伊達じゃないのか・・・

「くっ!チョロチョロと動きやがって!!」
Double Strafing!!
『無駄だ。』

よ、避けやがった!?あの人は春日だけじゃなく
こっちにも意識を集中させて避けていたのかよ!!
ほんと信じらんねぇ・・・

「春日さん!避けてっ!」
「!?」

バッ!

Arrow Shower!!

降り注ぐ矢の雨『Arrow Shower』。撃ち方が難しく、扱えるものが少ない
スキルだがどっこさんの十八番だったりする。
ガガガガガガガガッ!!!!!!
地面に突き刺さる9本の矢!これなら束子さんでも避けきれな・・・

『無駄だと言っているだろう?』
「なっ!?」
Double Strafing!!
「がっ!!」

ガガンッ!!
目にも止まらぬ速さで春日の背中を捕らえた2本の矢
・・・あ、あの一瞬で春日の後ろを取り、攻撃したのか・・・
春日も衝撃で吹き飛ばされている・・・あの攻撃速度に移動速度・・・異常すぎるだろ!?

『ほぅ・・・背中に盾をしょっていたのか。両手剣騎士にしては
剣速が多少ぬるいと思っていたが貴様、スイッチ型の騎士か』
「あぁ!そうだよ!!」
「あんたもっ、余裕ぶっこいてんじゃねぇ!!」

獲った!!
余裕見せて、しゃべってるからこうなるんだよっ!!

「ダブルストレ・・・!?」
『奇襲に声を出すとは・・・まだ甘いな『Charge Arrow!!』』
「ぐあっ!!」

天を射抜く希望の矢 第21話 

July 26 [Tue], 2005, 0:14
「・・・師匠・・・一つお聞きしたい事があります。」
『なんだ?』
「・・・今・・・あなたの中にあるのは、『敵を殺すための力』だけですか?」
『くっくっく・・・しれたことを、強さとは敵を殺してからこそ価値があるものだ。』
「・・・あなたは、死者となって心まで変えてしまったのですね・・・」

先輩がゆらりと立ち上がり・・・そして、弓を構え正面を見据えた。
その顔は、悲しみと怒りが交じり合った独特な顔・・・だが、決意に満ちた顔だった。

「ならっ!!ここで私があなたを止めます!!私があなたに教わったのは『人を守る力』!!
弱き者を助けるための力です!その真摯をも捨てたあなたは・・・もう私の師匠じゃないっ!!!!」

先輩・・・

『・・・ふっ、どうやらここまでのようだなどっこいしょよ・・・おまえなら賛同してくれると思っていたが・・・
少々惜しいが・・・この場で殺してやろう!』

ブワッ!!!
くっ・・・気が上がった!?なんていうプレッシャーだよっ!!
周りの空気が一段と冷え込み、さらに束子さんの周囲から巻き起こる風・・・
これが・・・死者の力・・・今の束子さんの実力なのかよっ!!?

「・・・どっこさんを殺すですって?そんなことはさせませんよ・・・
どっこさんは俺達のマドンナなんですから!
ここで、俺が聖職者としてあなたを浄化します!!」

ぜろす・・・

「ふん、殺されるのも、ギルドの仲間を奪われるのもごめんだな・・・
てめえは俺がぶった斬る!!」

春日・・・
二人とも言ってくれるじゃないか・・・ちっ、怖気づいてるのは俺だけかよ・・・
あぁもう!!こうなりゃヤケだ!!

「はっ!ギルドのハンタ連中の憧れをこんなとこで無くしてたまるかよ!!
あんたはこの場で俺が射抜く!!」

やってやるさ!たとえ弱くたって、仲間が居ればそんなこと関係ない!
見せてやるよ・・・そして気づかせてやる!仲間がそばに居てくれるって事をなっ!!

『そうだ!全力でこい!!そして我を楽しませてくれ!』
「言われなくてもっ、全力で行きますよ!!いくよ皆っ!! 『FullBust!!』 」
2005年08月
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