まほうのはね

September 04 [Wed], 2013, 5:23
ぼくの住む世界。
公園っていう世界なんだ。
ぼくたちの生物は
木 って呼ばれてる。
この世界はね?七色のお花や
遠くには夜景が見えたり、
海が見えたり、
とてもすばらしい世界なんだ。
だけどね、ぼくらは動くコトは
できないの。。。
ぼくはまっすぐお日様に向かって
伸びる木。
ぼくはね?枝がないんだ。ただ、
まっすぐ上に伸びてくだけなんだ。周りのみんなはね、枝がはえていて、そこに新緑のベールで着飾って、オシャレさんはお花がついてたりするんだ。
ぼくは、枝がなくて、それができないの。
皆からは少し不思議な目で見られるよ?そう感じてるのはぼくだけかな?
ぼくはね、頑丈な、
プライド、ネガティブ、頑固、真念っていう無数の根っこがはえてて、動くコトができない。
ぼくにも何故みんなみたいに枝がはえてこないのかわからない。
ただひたすら真っ直ぐ。なんだ。
だからこそ見えるのは一面の空なんだよ。そこにはね、自由に羽ばたく、とりが見えてね、僕はたまに嫉妬してしまうんだ。
僕にも羽根がはえたらなって。
ぼくのまわりにはほとんど誰も来ないよ。
みんなの木のまわりはね?木陰で休んだり、お花をみたり、キレイだねキレイだねって集まってくる。
でもぼくは枝がないから、誰もよってこない。
ぼくはただの木だからさ。

そんなある日。あれは、悲しい涙が降り注ぐみたいな雨の日だったよね。キミと初めて遭ったのは…
突然の雨でみんなの木は雨宿りして賑わってた。
ぼくはひたすら濡れて羨ましそうに周りをみてた。
雨は余計1人を淋しくさせる。
なのにキミはずぶ濡れのまま
ぼくの元にきたんだ。
するとそのままぼくに委ねるように背中をちょこんとあわせ座った。
【ねぇねぇキミ濡れちゃうよ?風引いちゃうよ…傘は?】
『……の……』
???雨の音でかき消されるキミの小さなこえ。
【え?なに?ゴメン…もういちど】
『傘さしたくないの。
この雨はぼくのともだち。
だれも気づいてくれなかった。
けど雨さんは気づいてくれたんだ…。ぼくのキモチに。流したくても流れないキモチを。だからそれを遮るものはいらないの。
雨さんありがとう』
ぼくは複雑なきもちになった。
けどそれと同時になんだか親近感が湧いた。
ほんとはすごく嬉しかったんだよ?ぼくに身を委ねてくれたのはキミがはじめてで、ぬくもりを感じたから。でも、ぼくには枝がない。から、濡れさせてしまう。
【でも…風邪ひいたら困るし…】
『ありがとう。』
【ありがとう。じゃなくてさ…ぼくは…】
『そう。心配してくれたんだよね?だから、ありがとう。きみがぼくに心を配ってくれた。あぁ…ぼくのもう1人のともだちだ。ぼくは1人じゃないんだ…』
ありがとう…はじめてだった。ぼくは自然に思っただけなのに、ぼくは.ぼくでも役に立ったの?
【キミのなまえは?】
『ぼくはツイッター。って名前だよ。ただ、生まれつき140文字しか一気にしゃべれないの】
【ツイッター…。ふぅーん。それはツラいの?】
『うーん…今さっきまではね。仲間に誤解されちゃったんだ。それで、離れてしまったの。でももう慣れた。ぼくはこうだからこれがぼく。』
【なんだか似てる。ぼくもぼくでしかないんだけど、そのぼくが辛いときがあるんだ】
『ぼくはね?じぶんを恨んだりもしたよ?なんでこんな風にしかできないのかなって。でもね、ぼくには魔法の羽根があってどこへでも伝えられるの。』
【羽根??!!それ‼それぼくが1番欲しいものだよ‼】
『ステキにみえる?』
【すごいステキじゃないか!羨ましいよ!】
『そっか…羨ましいか…でもぼくはキミの真っ直ぐなほうが羨ましいな…』
『ぼくが羨ましいだって?なんで?ぼくは他のみんなと違うんだ。だから誰も寄り付かない。そして…役にたたない…。鳥さんにつかの間の休憩の場所さえもあげれない。ぼくはいつも鳥さんをみて勇気をもらってるのに…】
『そうなの?ぼくはね、きみが羨ましいよ…。お日様に向かって広い空に向かっていける、一本の真っ直ぐな木。勇気をもらったよ?』
『ぼくのね?魔法の羽根はとても便利でとてもすばらしいとも思うけど、扱いが難しいんだ。ぼくはよくそれで傷つくよ?』
【いまも?】
『うん…。キミはぼくが羨ましい。ぼくがキミが羨ましい…ふふふなんだか可笑しいね』
【そうだね。可笑しい】

そんな出会いだったね。
キミはずぶ濡れだったけど、ぼくたちが笑ったらお日様がこんにちわって微笑んでくれて、キミはすぐにかわいた。
その日からキミはキミだけは
ぼくのところにきてくれた。
そして沢山沢山お話した。
ときにはぼくから、話すコトはキミには初めて聴くコトらしくて、笑顔で喜んでくれたね。
そしてぼくもキミから色々聴けた。ぼくはキミの聴く話が初めてだらけでぼくも笑顔になった。
ときには一緒に悲しんだ。雨はそんなぼくたちを濡らした。他から見たらわざわざ濡れて…って呆れられてたかも。でもぼくたちは、そんなこと全然なくてキモチが共有できてるみたいで嬉しかった。
秋がきて冬がきて
春がきた。
ぼくたちは無我夢中で話してた。

そして…新緑の季節…。
突然…
『今日でキミとお別れだよ。』
【なにを突然?????ぼく…なんで??何かした??なんで???】
すると…雨が降り出した。
ぼくの、ぼくのキモチ。
でもいつもなら、びしょ濡れになるぼくとキミなのに、キミは濡れてない…。
いつもはお互い泣いていたのに
キミは微笑んでた。
『気づかないうちにキミにも枝がはえたんだよ!ほら、僕は濡れてないよね?』
……!!!!
ぼくは気づくと新一年生が初めて背負ったようなランドセルのようなピカピカの新緑を、まとっていた。
【なんで???いつの間に…】
『ぼくとキミは沢山話をしたよね。枝はね?ぼくの話を聴いてキミの考え方が色々できたからなんだよ?いろんな方向に。』
『今まで一つしか考え方ができなかったキミはこんなに沢山の知恵や考え方がみについた。そして、羨んでばかりいたキミがぼくと話すコトでいろんな考え方を見つけられて自分は自分でいいんだって思えたんだろうね。』
そうだ…。キミから沢山のコトを学んだんだ。鳥をみたり周りの気をみたり、羨んでるだけでしかなかった。けど、キミと話していて、ぼくはぼくだけだし、ぼくにも根っこという誇れるものがあることに気づいた。キミが褒めてくれた。そして、羨むことはじぶんの考えであって、大切な人には役にたたないんだ。って。
なによりキミはぼくに身を委ねてくれた。そこでぼくはぼくが存在してることを確認できた。
『キミにも羽根が羽えたんだよ。ぼくもほら、雨に濡れずに笑ってるでしょ。キミがくれたんだよ。自分にウソをつかない真っ直ぐな木モチ。』
これが羽根…。
『ぼくはね、魔法の羽根を持ってるって言ったね?それはね、使い方が怖かったんだ。でもキミにも羽根がはえてぼくの魔法の羽根も役にたてるだって思えたの』
…?
【じゃぁ離れる必要ないよ】
雨はまだやまない。
でもキミは僕の葉っぱたちに守られて微笑んでる。
『これ以上ね、一緒にいるとキミの根っこをくさらせてしまうかも知れないから。それだけはしたくないの。大切なだいすきなきみを枯らしたくないよ…』
これ以上知ってしまうと僕は根っこが腐ってしまうとキミは言う。キミは僕を心配してくれたんだ。
『たまにはまたお話しよう?永遠の別れじゃない。だってこんな広い世界でぼくらは出逢えた。奇跡にしては都合がよすぎるでしょ?』
また会える。
すると雨は止んだ。
【ぼくは、キミに沢山ありがとうを伝えたい。離れてもぼくの友達でいてくれる?】
『いや……』
【え…】
『友達でいてくれる?なんて聴くのは変だよ?そんなのは最初から友達じゃない。鎖だ…。ぼくたちはそんなもん?』
【ちがうよ!!!!】
『うん…!そうだよね。離れていても大丈夫。』
【うん…大丈夫…】
キミは笑う。
『全然大丈夫って感じじゃないね?』
キミにはなんでもお見通しだ。
『ねぇ?ぼくもね、キミにありがとうっでいっぱいなんだ。最後にお礼させて?』
【えっお礼って?】
『ぼくの魔法の羽根一回使わせてあげる!世界に翔ぶことができるよ!』
【本当に?!】
『あっえがおになったね!これでぼくも安心できる』
【ありがとう。また逢えるよね。】
『うん。こちらこそありがとう』
【またね!】
『またね!』
ぼくとキミは別れるのに笑顔だった。いつものあのほっとする…。

あれから…。
RT:ツイッターのお陰でいろんな枝を見つけられたよ。そしていまのぼくは、大切な人を守れるよ。ぼくはぼく。キミはキミ。スキを共有する場所。それが僕の大切な友達ツイッター。

キミの魔法の羽根で僕のコトバはいろんなところへ翔んでいけた。

そしてぼくのところにも沢山集まるようになった。ぼくはたくさんお話をしてどんどん大きくなっていってるよ。でも、絶対根っこは腐らせない。でも、時に、腐りそうになるとき、
キミが最後の最後にくれたプレゼント。
キミが去ってやっぱり淋しくなるのをキミはわかっていたのかな。
まるでキミみたいにぼくに身を委ねるように置いてあった。
宝箱〔☆お気に入り}
キミは忘れないように宝箱に大切なコトバを閉まっておいてくれたんだね。
根っこが腐りそうなときそっと宝箱をあけるよ。

そうすれば、ほら。真上には七色の虹。
キミにも届いてるよね。写メで笑

離れていてもぼくとキミの宝箱が、ある限り大丈夫。
ぼくとキミの想い出は宝物。
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