ツイッター垢を作りました

July 24 [Fri], 2015, 0:36
@yuubiigoakuma
にて、これまでの項目を呟いていきます。ひょっとすると新しく付け足して、またそれをこちらにまとめていく形になるかも

たまには囲碁論

August 13 [Tue], 2013, 6:37
 批判ばかりでなくたまには囲碁論を語ってみようと思う。本来そういう下から目線の偉そうなことは書きたくないんですがね(笑

 囲碁というゲームについては、ルールを理解したうえで、さて、では囲碁とはどういう性質、どういう考え方でなされるべきかという論がプロアマ問わずたまに話題になる。
 そしてそれについては、「碁は地を取るゲームだ」「いや、相手の石を攻めるゲームである」「読みが大事」「細かな形勢判断で行うべきもの」等々…

 どれも間違っていないが、一面的に過ぎたり、観念、抽象的過ぎて、例えば初級者から上級者(特に初級者)までに一般的に語る方法論としてはいまいち曖昧で捉えどころがない気がする。

 私がずいぶん前から思っているのは(このブログにも書こうと思いながら、説教臭くなるのでずっと書いてこなかった)、囲碁とは究極のところ「関連付けるゲーム」だということ。

 様々な利きの可能性を足掛かりとして、「半歩」余分に踏み込む「筋」や、利きを保留して必要に応じて行使する「手筋」なんかはわかりやすいところだし、絡み攻めや自分の厚みの壁に相手を追いやる攻めの方法も全局的に彼我の石を関連付けていると言える。そしてもちろん、石の関連性を断つ「裂かれ形」(代表的な「ケイマの突き抜き」にみられる部分的な「裂かれ」の他、大石同士の「ライン」を裂くなど)の価値判断なども。

 そして、碁は勝負事であるから、どうしても(特に勝ちたいという)感情に支配、左右されやすく(当然勝ちを求めるべきものだが)、難しい局面になると「勝負手」「気合」などといった観念的な意味合いを多く含んだ概念内容による思考に傾きがちだが、私にとっては囲碁はどこまで行ってもパズル以上のものではない。特にしのぎが難しそうだったり、相手の地を荒らしに向かいたいときは、常に頭の中に「パズルパズル」という言葉がうっすら明滅している。そして「どうやってあちこちの石を関連付けるか」とも。

 まあ囲碁の着手内容を「パズル」と断じるのはさすがに私ごときがどうこういうべきものではなく、プロがどう考えているかというところですが、日本の棋士が碁を「芸術」と過度に観念的にとらえるのに対し、中韓の棋士が「スポーツ」「勝負事」と認識していることを考えると、そういう考え方もありなのではないかと思う。

 デカルトの心身二元論はいまや克服されたというか、極論にすぎると思われており、「精神と肉体は一致じゃん」と考えるのが普通ですが、それでも体を動かすとき、純粋に体を単なる物質、時として自分の精神から離れたところに存在する「物」として考えるとときどき思わぬ発見をする時がある。時としてそういうような(他のジャンルについてもそうですが)極端に突き放した考え方を囲碁についてもしていいのではないか。

 有美さんの前々からの考え方です。

アインス

April 09 [Tue], 2013, 3:29
道策@活躍時期、他家に相手になる碁打ちがおらず、優秀な弟子を育て、自分に伍する手合わせをできる碁打ちに育て上げることに情熱を燃やした光源氏的碁打ち。

丈和@黒の堅実、あるいは大きな構想による堂々たる寄り切りの歩調と、白の無理趣向のギャップがはなはだしい人。特に白の薄い、無理気味な仕掛けを瀬越憲作氏評して、「アマチュアが丈和の碁を真似するのは危険である」。 A「最後の官賜碁所」、「力の権化」、「後聖」といったやたら観念的な評価、持ち上げられ方をされることが多く、特に人文系の囲碁愛好家にその観念面で心酔されることが多い。 B第一項の特質から、実は現代のコミ碁で打つと最も興味深い碁を見せる古碁の打ち手ではないかと思わせる。

秀策@形と読みの正確さのみならず、優れた構想力をもって若年時の岸本左一郎や林有美といった碁打ちを白で破るが、秀甫や小澤三五郎といった弟弟子たちのスピード感に富み、さらに大きな構想の碁に白の立場とはいえ、なすすべもなく敗れる様に三十半ばの夭逝棋士とはいえ、ジェネレーションギャップを感じさせる。

秀甫@スピード感、構想力、サバキと振り替わりの感覚など恐ろしいほど現代中韓の碁の予兆がある。

秀栄@大成後、対局相手との間にあまりに力量の差がありすぎ、また、大局感で争い、戦闘が少なく、接触戦による手筋も振り替わりもほとんど見られないため、全集を並べていて鬱になる棋士ナンバー1。 A「一局のうち一手は嫌な手、打ちにくい手を打たなければ勝てない」との言の通り、時々平然と打たれる愚形、働きのない手にまた鬱の度合いは進行する。

秀哉@毀誉褒貶あり、また、全集を並べていても過去の大家に比べて特に洗練性の欠如から訴えかける物の少ない碁の内容だが、「戦う名人」として、また権威の代表として瀬越憲作、鈴木為次郎、木谷実、安永一ら若い世代の碁の改革精神の情熱のはけ口になり、結果として碁の発展の一助に寄する。

(有美の注釈:秀栄と秀哉の対局中、秀哉の勝局は、中盤、他の棋士なら辺や隅の地にこだわるところで秀哉は中央の要点を占め、秀栄の石を攻めて勝利を得ており、中盤の要所、また、高手同士の(先後の)一手の違いの価値が実に良くわかる)

でぃず

January 19 [Sat], 2013, 6:45
今村俊也@「世界一厚い」と、薄っぺらい持ち上げられ方をされる人。

安倍吉輝@特に死後、彼が競馬を見に行った時の、「馬は可哀そうだなあ。囲碁ができないなんて」と一人ごちた逸話が囲碁雑誌などで取り上げられ、「さすが囲碁棋士の鑑」というふうな評価をされたが、いやいや、どう考えても異常だろ、こんな不健全な考え方がよしとされる囲碁界に外部の一般人が近寄りがたく感じるのも当然で、はからずも作曲家ドビュッシーの「一日中音楽のことばかり音楽家は、一日中スポーツのことばかり考えているスポーツマンと同じく、私には我慢ならないもののように思われます」という発言を思い起こす。囲碁への愛や囲碁普及、指導への功績は認められてしかるべしだが。

宮沢吾郎@どういう経緯を経たか、力碁の理想とされ、アマ=力戦、喧嘩碁を好む、と短絡的に考えた日本棋院のメンバーによってアマへの囲碁普及のマスコットキャラ的存在として押し出しアピールをされる。 Aしかし、その碁の内容は力碁というよりひたすら荒く、雑で、NHK杯テレビ囲碁トーナメントのとある回で張栩と対戦した折、アマならともかくプロ同士でいくらなんでもこれはと思われるほどの味のいい大きな地を相手に与える代わりに、勘定にあわない小さな厚み(?)を築き、解説の聞き役のお姉さんが宮沢吾郎の力碁としてのアマへのマスコット役の位置づけを意識したのか、「これぞ剛腕宮沢流!」と解説役の石田芳夫に同意を求めるように語りかけるが、石田芳夫は「う〜ん・・・」と、こんなテレビの場でまともに非難はできないけどちょっとねえ・・・というようなリアクションをしていたのが(日本の)トッププロの間での本来の評価を裏付ける。

王銘エン@かつては棋士のレベルが全体に低かったとはいえ、本因坊のタイトルを取るなど日本国内でのトップ棋士としての座を占めるが、「ゾーンプレス」などとわけのわからない戦法概念を持ち出してくるとともに成績が悪化し、今ではその存在が急激に薄れていっている。多くのアマチュアがそうだが「こう打てば勝てる!」「こういう打ち方が必勝形!」などの曖昧な戦法概念に思考停止的にしがみついては駄目だということがプロの世界においてもあてはまる好例。 A王銘エン自身「ゾーンプレスが成功するのは10回に1回ぐらい」と吐露しており、すでに戦法として完全に破綻していると思われるが、それにも関わらず、日本棋院スタッフにとっては、厚味と力戦を好む(ということになっているらしい)アマチュアにインパクト強く訴えかけるこの戦法概念は商法として便利で魅力的なものに思われるらしく、関連書籍や雑誌での取り上げなどでプッシュされ続けている。 B「銘エンさんの碁は珍しく厚味を強調するのでいつも真っ先に棋譜を並べます」という日本の棋士の言を見ると同業者同士の馴れ合いはひどいなあと思わせる。お前そんなものを並べる暇があればもっと厚味のある中韓の棋譜を並べろよと思うが、同時にこういう馴れ合いを繰り返してきて6〜70年代以降日本の碁は凋落してきたのだなと妙に納得させられる。

棋覇天下-中国古代囲棋大家対局精選(全4册)

September 07 [Fri], 2012, 19:07
http://www.frelax.com/cgilocal/getitem.cgi?db=book&ty=id&id=QBTX210046

最近発売した黄龍士の日本版の本(レドモンドの前書きがうざい)の元ネタ本

こちらは施襄夏、范西屏などの棋譜もあり、全4巻で上記の本の5倍のボリューム。
そのうち買いますか
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  • アイコン画像 ニックネーム:林有美
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 名前は幕末の棋士から。読み方は「はやしゆうび」で、私は男です。


 画像はボダンツキー指揮のパルジファル。これはゴッド!

 辞典項目の書くネタは依然、大量にあるが、ある程度主題を決めて一つの記事にまとめるのが面倒で、全然進まん…。順不同のバラバラならいくらでも書けるんですがね。
 そのうち頑張ります・・・

@yuubiigoakuma
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