酒の過剰な安売り厳罰化…自民法改正案、国会へ

April 15 [Wed], 2015, 17:29



自民党は14日、酒の過剰な安売りを規制するため、酒税法などの改正案を今国会に提出することを決めた。

 財務相が適正とする取引基準を定め、従わない業者には是正命令や免許の取り消し処分をできるようにする。量販店などによる安売り競争で経営が苦しくなった小規模小売店を救済する狙いがある。一方で、規制は酒の実売価格上昇につながりかねず、消費者の反発を招く可能性がある。
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 改正案では、仕入れ原価や製造コストを下回るような安値販売を禁止する取引基準を設ける。命令に従わない場合は、関連免許などを取り消す厳罰化も盛り込んだ。今国会で成立後、1年以内の施行を目指している。
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 具体的な基準は財務省が今後検討するが、メーカーが製造にかかった費用を下回る価格で販売したり、卸業者が取引先の小売店に販売実態に合わない多額の販売奨励金を出すことなどを禁じるとみられる。

 国税庁は酒の乱売に歯止めをかけるため、2006年に販売指針を打ち出したが歯止めをかけられなかったため、罰則を設けた法改正を行うことにした。
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 自民党は過度な値下げにより乱売となり良質な小売店まで淘汰(とうた)されると、消費者にもマイナスとなると規制導入に理解を求めたい考えだ。