No Name 

2006年05月14日(日) 23時12分
呼んでもらえなければ名前なんてあったってなくったって意味なんて無いんだ。
振りかざした『常識』とか『普通』とかのモラルの刃を交わすのに精一杯の毎日。
ちょっとでも『変わって』いたら笑い飛ばされてしまうから、出すぎても引きすぎてもいけないところを常に保たなければいけない。
奇妙な仲間意識の中で監視して監視されてお互いの存在をもぐら叩きしているような気にさえなってくる。
違いを認めなければ個々の特性が押さえ込まれて苦しくて、認めすぎても統一化の無いことに胡坐をかかれて集団のまとまりがなくなる、そんなメリットとデメリットに挟まれてどれくらいが良いかを探り続けている。
均衡状態の中では味方が敵、敵が味方とくるくる変わって誰を信じていいのか困惑に陥ることもしばしばだ。
サーカスの高いところで一本の綱の上を渡るような、崖ふちを歩くようなおぼつかない不安定な心持で自分の身の割り振りをドキドキしながら考え続けているよ。
差し伸べられただけの手なんていらない。
一緒に堕ちてくれない優しさなんていらない。
冷たく突き放せるならそれでも構わない。
孤独の中から這い上がって見せよう。
だからここにいる自分を自分で認めてもいい?
そうしてそのとき初めて『私の名前』に意味が出来るんだ。
私の名前は『お前』とか『そこの奴』でもなくてちゃんと名前があるはずなんだ。
道端に咲く花だって『雑草』なんて名前じゃない。
分類名ばかりで呼ばれて名前を読んでくれなければ名前なんてあったってなくったっていいんだ。
私を笑うための面白おかしいあだ名なんていらないよ。

I’m no name.

今はまだ名前が無いけれどいつか自分で自分が誇らしく思えるように、自分の足で立ち上がれたら自分の名前に胸を張ってもいいですか?
P R
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PN:墺里 メグミ
趣味:料理と手芸
好き:寝ること、雑学
嫌い:陰口、陰湿
性格:ユニークと変人の狭間
自称:夢見るリアリスト
野望:資格取得と小説書き続けること
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