―人事制度を統合した狙い

January 05 [Mon], 2015, 1:00
【ポリプラスチックス執行役員グローバル人事統括本部長・米田裕喜氏】 ―グループに占める関係会社の従業員比率が、半分を超えました。 「当社が製造販売する『ポリアセタール(POM)』や『液晶ポリマー』などのエンジニアリングプラスチックは自動車や電子機器の部品などに使われる。日系企業の海外進出に合わせ、当社も台湾やマレーシア、中国に生産拠点を設けてきた。2012年ごろから、欧米の販路開拓に向けて販売子会社を設立するなど、グローバル展開が続いてきた結果、自然にそうなった」 ―13年から人事統括本部に「グローバル」の文字が加わりました。 「海外のグループ会社は現地の事情に応じて運営できるようにそれぞれ経営を任せ、日本の本社はグループ全体の最適化を図ることを第一にしてきた。最近では、本社が関係会社のことを心がけるようにする一方で、関係会社にはグループ全体を意識しながら運営してもらうようにしている。そんな流れの中で上級マネージャーと一部の中堅マネージャーの要件をグループ全体で統一した」 ―人事制度を統合した狙いは。 「一つは(給与や地位向上を求めて転職を繰り返す)ジョブホッピングを防ぐことにある。全従業員を適材適所に配置しようと目配りするのは現実的ではない。グループ会社も含めて、本人が希望する企業に水平移動できるようにしたい。このため、会社間の壁を取り払うことを狙い、マネージャー要件を統一した。ある海外工場で経験を積んだ人材が別の子会社に移り、そこで新工場を立ち上げる際に、指導的な立場を担ったという事例も出てきた」 ―海外人材の採用拡大に際して、どこに注意すれば良いのでしょうか。 「人材の多様性を進めるのは好ましいが、グループ全体で統一感を維持することも必要だ。取り組みの一つとして、海外拠点がマネージャー候補に面接する際、なた豆歯磨き本社側もテレビ電話などを通じて参加していきたい。候補者の専門性の高さの見極めなどは現地に一任するが、当社の価値観を受け入れられるかを、なた豆茶の本社側から確かめる。当社の価値観に馴染めるかどうかは日本での採用面接でも常に意識している」 ―日本人にも高い英語力が求められるのでしょうか。 「高度な専門性を持っている人は言語の壁を破ることができる。また、専門性がさほど高くなくても、チーム内のメンバーに納得してもらうのが得意などコミュニケーションにたけた人もいる。ただ、一般論として英語は使えた方がいい。当社は海外赴任に先立って語学試験で一定の成績を課すのではなく、海外赴任中に語学を勉強するように促している」(平岡乾)
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