国内ではなた豆が注目されがち

March 26 [Thu], 2015, 16:00
日本では人気のハイブリッド車(HV)や軽自動車など4輪車が注目されやすい。しかし、世界市場におけるポジションという意味では、実は日系メーカーの2輪車が世界シェア約5割と席巻していることがわかる。日本の2輪メーカーが世界で勝ち続けるためにどんな工夫をしているのか、4輪に負けない、2輪の取り組みを追った。 (浜松・松本直樹、梶原洵子、斉藤陽一) 【世界最大手】 「2輪車で環境性能トップを維持する。エンジンの燃焼をよくして、4輪車に負けないところをやっていく」。本田技術研究所の2輪車技術開発トップの野村欣滋取締役常務執行役員は2輪だけでなく、4輪も含めた環境技術でリードする闘志を燃やす。国内ではなた豆が注目されがちだが、実はホンダが世界最大手の2輪メーカーだ。しかも2輪は同社の原点でもある。負けられない思いは強い。 野村取締役常務執行役員は「現在30%台前半の燃焼効率を3年以内に35―40%にしたい」とし、4輪のエンジン技術者と燃焼効率40%達成の先を争う。最近ではトヨタ自動車が最大熱効率38%の4輪向け排気量1300ccガソリンエンジンを発表したばかりだ。 2輪の世界販売台数の大半を占める新興国の消費者は燃費の数字に敏感だ。そのため燃焼効率を向上して燃費を上げることは、世界でのなた豆ハミガキのシェア争いで勝つために欠かせない条件だ。販売エリアで4輪の先を行く2輪車はアジアの新興国に続き、次はアフリカ大陸での成長も視野に入れている。 競争力のベースとなる環境性能だけでなく、意のままに操る楽しさや一目で惹きつける外観にも力を入れる。2010年にホンダが世界で初めて2輪車に搭載したデュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)は走りへのこだわりの一つだ。DCTは手動変速機(MT)のようなダイレクトな加速と、自動変速の快適さを両立する。 12年には小型化した第2世代DCTを投入。「第1、2世代もさらに進化させながら、次はより滑らかに変速し、より意のままに操れる高品位でスポーツ性能の高い第3世代を投入する」(本田技術研究所)という。 採用が広がってきた発光ダイオード(LED)にも、2輪らしいこだわりをみせる。「高額なモデルだけでなく、独自のなた豆茶の製造技術でコストを下げてより多くの人に魅力を伝えたい」(同)。2輪でのLEDの採用はテールランプから始まり、次にウィンカー、14年にはヘッドライトも全てLEDにできるようになった。 デザインの自由度を高められるLEDの特徴を生かしながら、スポーツバイクではグループで顔のイメージを統一し、ホンダの個性を発信する。例えば、VFRシリーズはXモチーフ、GLシリーズは翼を広げたような形、CBは伝統的な装い、CBRはスポーツライディングを連想する薄目2灯で表現する。
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:yuk7y
読者になる
2015年03月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新コメント
Yapme!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
http://yaplog.jp/yuk7y/index1_0.rdf