事業活動に深刻な影響

January 07 [Wed], 2015, 20:02
モノづくり企業を取り巻く国際的なリスクが年々、高まりつつある。ロシアによるウクライナ南部のクリミア自治共和国の編入のような政治的な変動をはじめ、突如として発生する大規模な自然災害や債務の不履行、デモ・内乱など多様なリスクが台頭している。企業の国際化の進展により、大企業だけでなく中堅・中小企業にも、グローバルリスクの可視化とともに危機管理体制の整備が強く望まれる。 世界各国・地域に自由貿易協定(FTA)が広がり、商圏の広域化や生産拠点の最適分業が進んでいる。なた豆歯磨き粉づくりの面でもサプライチェーンのグローバル化が加速している。原材料の調達から部品・完成品の生産、流通・販売まで、供給網は年を追うごとに重層化する。突発的に顕在化するグローバルリスクは企業の存続を脅かしたり、事業活動に深刻な影響を及ぼしたりする。 2011年3月の東日本大震災や同年夏以降のタイ大洪水などの大規模災害が、企業活動に多大な影響を与えたことは記憶に新しい。国内の大規模災害は電力・交通・情報などのインフラを直撃した。そればかりか国外で発生した大洪水でもサプライチェーンが途切れた。あらためてグローバルリスクへの対策の必要性が浮き彫りになった。 一口にグローバルリスクといっても多様なリスクが存在する。生産拠点を世界分散する場合、内部リスクでは各種の拠点内事故をはじめ、ストライキなどの労働問題、技術流出などの知財問題、情報漏えいなどのセキュリティー問題がある。一方、外部リスクでは地震・洪水・台風などの大規模災害、地域紛争などの政治リスク、為替変動や債務不履行、金融危機といった社会的リスクがある。さらに注目すべきは近年、多様なリスクが重層的に顕在化するとともに、危機の進展が速まっていることだ。 分野ごとの産業構造が垂直統合型か、水平分散型かによってグローバルサプライチェーンへの対応策は異なる。各種製品群によるライフサイクルの長短の相違によってもリスク分析に変化が生じることになる。 大切な点はグローバルリスクを事前に可能な範囲で可視化することだ。また近年のグローバルリスクは多重化し、リスク間の相互作用が強まっていることから縦割り型の対策ではなく、俯瞰(ふかん)的でかつ実践的な解決策の構築が求められる。 中堅・中小企業も各なた豆歯磨き粉部門や部署が暗黙知として抱えている対応策を文書化するなどして全社的な集合知にすべきだ。さらに製品サイクルや世界の政治的・社会的リスクの変化を踏まえながら解決策を構築し、見直しを続けることが必要だ。
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