閉じてゆく瞼
2009.12.05 [Sat] 22:23

月は今日から欠けてゆく

日毎 夜深くなるのに
まるで
何かの輝きから目を伏せるように

やがて
その瞳の光をが消え去った時
朝日は昇り
僕の姿など
誰も気付かなくなる
 

夜を歩く
2009.06.19 [Fri] 22:15

仕事帰り
ひとり歩く道が
まるで
どこにも辿り着けないように
思えて
ばかみたいに
引き返してみる
 

アメアガリ
2008.06.12 [Thu] 18:56

雨上がりの
すべて洗い流したような空気が
これほどまでに清々しいって
普段どれだけ澱んでるんだ自分(笑)




南天に白く光る上弦の月
今日くらいは
地殻を揺さぶったりしてほしくないもんだ
 

自分の眼すら
2007.12.19 [Wed] 14:38

家に帰る道すがら
ぼんやりと車窓に浮かぶ
満ちた月

こころなし 仄暗いのは
雲霞か疲れ目か

近付いてみれば
繋がれ光るアドバルーン
風に吹かれ
頼りなく揺れる

自分の眼すら
己を欺き
ヘッドライトだけが照らす
闇の中を
ただ 走り続ける
 

シャッター
2007.11.23 [Fri] 17:00

雲ひとつない西空が暮れてゆく

携帯電話のカメラで
何枚撮ってみても
目の前に広がる紺色のフィルターは
写し取れない

フタを閉め
ポケットにしまいこんだら
自前のシャッターを切って
心の印画紙に
くっきりと焼き付けておく

今日の終わりを
見送る
 

ヤバげ
2007.11.16 [Fri] 14:03

まるで洗濯板のような規則正しい畝状の雲。
こりゃ近場か……?
 

行き着く先は
2007.11.14 [Wed] 19:24

いのちの形を模するかのように
枝に沿ってイルミネーションが瞬く

暖色の光の列は まるで
進化を導く生命樹のように
夕闇の彼方へと伸びてゆく
 

曇り空、薄闇の中で
2007.06.08 [Fri] 16:07

まるで
今にも群れ飛び立ちそうに
競い 花開く
梅雨空の天使たち

曇り空 薄闇の中で
蒼碧の貴石がごとく
輝いている
 

自己犠牲
2007.01.19 [Fri] 21:52

彼の教えを忘れない。
 

Night Storm
2006.06.15 [Thu] 22:49

泣かない私の身代わりに
夜の嵐が
吹き荒れているわ

忘れるためなんかじゃなく
この想いは
深く 躰と心に刻みつける

すべて壊して
すべて洗い流して
歩き出すの