谷内だけどタテガミオオカミ

July 14 [Thu], 2016, 9:25
技術の低い歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントが安定しなかったり脱落したりする場合もあります。もちろんベテラン歯科医が埋入してもそういったことは起こる可能性はゼロではありません、その確率には大きな開きがあります。万が一の場合に備えて保証の有無やその内容は事前に確認しておいた方がいいでしょう。
インプラント治療にもデメリットはありますがメリットの方がはるかに大きいという事実があります。保険が効かないので高額な治療費を支払っても、治療期間が長期間にわたっても、外科手術の必要性があっても、受けてみる価値があります。入れ歯やブリッジは失った歯を見た目だけでしか補ってはくれませんが、インプラントは歯の機能自体を取り戻すことができます。
インプラントにすることで、また美味しい食事を摂ることができるようになります。味は当然ですが、噛んでいるという実感や熱さや冷たさまでしっかりと感じることができます。固くても平気で噛めますので、我慢していたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は入れ歯の4倍もあります。
インプラントは保険が効かないので、かなり高い出費を覚悟しなければなりません。でもだからといって、激安価格に釣られてインプラントを選ぶのは間違いです。表示金額以外のものを請求されたり、品質に大きな問題がある場合もあります。インプラント選びで重要な事は、まず第一に安心して任せられる歯科医かどうかをチェックすることです。
インプラントは1本からでも手術可能ですが、多くのケースでは数本の手術となるケースが大半です。インプラントを希望するのは高齢者が多く、なくなった歯が1本ではない場合が圧倒的に多数だからです。また、ほとんどの歯がなくなっている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではオールオンフォーといった特別な方法が用いられます。
allon-4とは、ほとんどの歯がない方に行われるインプラント手術の最も新しい高度な技術です。今までの方法ではインプラントと歯の割合は1:1でしたが、オールオンフォーではインプラント4本ですべての歯を支えます。片顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。埋め込むインプラントの本数によって、all-on-6などと呼ばれることもあります。
最近は歯科医院でもインフォームドコンセントをアピールしているところが増えてきました。特にインプラントなどの費用が高額になる自由診療を行っているデンタルクリニックに多い傾向があります。外科手術というリスクと高額な治療費、長い治療期間を考えれば、患者側からしてみれば当然のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が長引く理由としては、歯の土台となるインプラント本体と顎の骨が結合するのを待たなければならないからです。サイナスリフトなどの骨造成を行う場合は治療期間は更に長くなります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、完了後には生活の質が一変します。
インプラントは失った歯を取り戻すための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので安く済みますが、それ以上にデメリットの大きさが際立つことも事実です。どちらにも共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、見た目だけだと抜けている歯はないように見えます。ですがそれはあくまでも体裁を整えただけで、噛むという歯の本来の機能があるかと言えば、残念ながらそんなことはありません。第一印象だけを気にするのか、もしくは噛むという歯の機能を気にするのかは判断が分かれるところかもしれません。
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