♯1 

November 19 [Sat], 2005, 13:16
 
  『 大丈夫だよ・・・・、
        もう、こんな思いはさせないから・・・。』

  赤色に染まった自分が、人形のような『なつき』に語りかける光景
  
  ―――っは!?   

  夢・・・・。発汗の量が半端じゃない。
          また同じ夢見ちまった・・・・。
                   違う、 『現実』だ・・・・。


  カーテンの光で爽やかに目覚める、
そんな朝はもう二度と、自分に来ることはない、
毎日見せられる夢が目覚まし時計だ。
酷く色のぬけた、ミルクティーに似た色のカーテンは、
黄金色に光っている。
嫌でも目にこぼれこむ光、
大きく晴れた光を受け、部屋全体を眩く、『孝明』をも明るく
出迎えるようにつつんだ。

  未だ現状を理解しきれてない自分がいる。
受け入れたくない、あの時間は、もう取り戻せない、
23世紀のタヌキ型ロボットがいれば・・・。
そして、また今日という日がきてしまった。
当たり前のことだ。しかし疑いたい。信じたくない。

  冷たい部屋に乾いた時計の秒針が鳴り響く、
暖かさのない音、耳鳴りのするような。
限りなく同じ行動に、はむかうこともなく、
それは時を刻み、動き続ける。忠実なほどに。

  決まって見る夢、  アイツの顔、アイツの声、
あの日の記憶・・・・。全てが忌まわしい。
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