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椎間板ヘルニア

椎骨と椎骨の間にある椎間板というクッションは、中にゼリー状の髄核と呼ばれる水分の豊富な物質が詰まっていて、その髄核の周りは繊維輪が覆っていて、上下は軟骨板が挟み込むという構造になっています。椎間板が変形してくることによって起こるのが椎間板性腰痛と呼ばれるものなのです。
この椎間板性腰痛はその症状に応じて4つの種類に分類することができます。

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腰椎の前弯が維持できなくなると、どうしても腰椎の前のほうに体の重みが掛かってきます。すると、髄核は重みに押されて後ろに押し出されることになります。これが椎間板膨隆と呼ばれる状態です。実際にこの状態でも痛みを感じ、椎間板性腰痛または椎間板症とも言われている症状です。

A
椎間板性腰痛の状態が悪化すると、髄核が後ろに飛び出してくるが、繊維輪を突き破るまでは至らない状態を椎間板突出と言います。

B
髄核が椎間板を覆っている繊維輪を突き破って外に出てきてしまうことを椎間板脱出と言います。

C
髄核の一部などの椎間板を形成している組織が外に飛び出し、浮遊し始めてしまう症状を椎間板塊遊離と呼びます。

もともとヘルニアの意味は、体を形成している組織の一部が飛び出すことを意味しますから、椎間板ヘルニアというのはA〜Cの症状を指すことになります。

椎間板ヘルニアになり、繊維輪が破れることによる痛みも強烈ですが、その飛び出したものが神経を圧迫してくることで更に痛みを伴います。

この痛みは、脚の痺れを伴うこともありますし、非常に辛いものですね

腰痛の原因となる思わぬもの

腰痛の原因となるもので意外なものを紹介します。
それは、椅子に座ることなのです。もともと、椅子に座るという習慣が無かった日本人が、腰痛に悩まされるようになったのは明治維新によって、生活様式が大きく変わった時期と重なるといわれています。床に座ることがあたり前であった時代から、椅子に座るという習慣と出会ったことと非常に関係が深いのです。

スウェーデンのナッケムソンという整形外科医が、立っている時に椎間板にかかる圧力を100としてどんな姿勢でいると圧力がかかりやすいのかを数値化したデータがありますので紹介します。

仰向けに寝ていると腰への負担は無いように思われるかもしれませんが、立っているときの1/4の圧力、つまり25の圧力ががかっているというのです。前かがみになると1.5倍。更に荷物を持つと2.2倍という力が腰椎の椎間板にかかってくるというのです。

では、気になる椅子に座った場合はどうなるのかというと、背筋を伸ばしていすに座った場合に140という数字が提示されています。つまり、立っているよりも腰痛の原因になる腰への負担が高まるということになるのです。
更に、姿勢の悪い状態(前かがみ)で椅子に座ると、立っている時の1.85倍という負担が掛かるとされています。

驚かれるかもしれませんが、長距離ドライバーの方が腰痛に悩んでいるというのは、知らず知らずに腰の痛みの原因となる姿勢で運転をしてしまっているということなのでしょう。

車の運転をする時に、ヘッドレストに頭をつけて背筋をピンと伸ばして運転するという人はほとんどいないのではないでしょうか。

いすに座ることが、思わぬ腰痛の原因となってしまうという事実を理解してください。

腰痛の原因を考える

腰痛が悩みだという方は沢山いらっしゃるでしょうが、腰の痛みの原因がなんなのかを考えるなんてことは少ないかもしれません。もともと4本脚から、直立歩行をするようになったことによって他の動物たちと異なり、背骨が地面に対して垂直に立ち、両手を使い、文明を育むようになった代償ともいえるかもしれません。

直立歩行がどうして腰痛につながっていくのかというと、犬のように四本足で歩いている場合、自分の体重は前後左右に平均してかかり、背骨のある一点に重みが集中することはありません。

しかし、人の場合は、頭から背中にかかる重さは真っ直ぐに背骨と、骨盤付近にかかってきます。骨盤からは両足へと重みは分割されていくことになります。
このため、上半身の重みは、背骨の下部、つまり骨盤とのつなぎ目付近で支えるといっても過言ではないのです。

もちろん、人の体はその重みを少しでも緩和しようとして背骨の下部、つまり腰椎は前のほうに腰椎前弯と呼ばれるカーブをしています。更に、背骨を構成する椎骨と椎骨の間に椎間板と呼ばれるクッション材となる軟骨を備えていますが、体を支えている腰椎の中でも一番の負担を受けるのが、椎間板だということをご理解ください。
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