陰日向に咲く 劇団ひとり

October 13 [Fri], 2006, 9:27
人生から脱落しそうな人々の人間模様を描いた連作短編5編。
社会に嫌気がさしホームレスに憧れる人、売れないアイドルの追っかけをする青年、博打に全財産をつぎ込み借金まみれの生活を贈る男など、落ちこぼれた人々がリアルに描かれ、煩悩に繋がる人間臭さが巧く表現されていた。
文章の拙さや、ぎこちなさが全く感じられなかったとはいえないが、少しずつ物語に関連性を持たせてあるところや、笑いと涙を一緒くたに味わえる部分など、とても奥深い厚みのある作品に思えた。
読後は、期待していた以上に爽快で、心が暖かくなれた作品だった。
(幻冬舎)★★★☆☆
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