お互い離婚経験のあるもの同士が、再婚をし家庭を作るが、見えない絆に振り回され悩み苦しむ。妻の連れ子の長女とはそりがあわず、つい、離れて暮らしている実子の方に情が傾く。
人であるからには、逆らえない感情というものが確かにあると思う。
思いに反した行動を取らなければならないのも確か。
そういう心模様が最後まで占めている話だった。
父親の視線、男の視線から書かれているからか、軽い感じには受け止められなかったのがよかった。
妻の視線からこの本が書かれていたら、昼メロそのものになったのではないかと感じた。
(幻冬舎文庫)★★★☆☆
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