小学六年の時に埋めたタイムカプセル。それを39歳になった今、同級生達は集まりカプセルを開けようと集まる。
カプセルを埋めよう、40歳になって開けよう、と約束を交わした担任の先生は不倫相手に絞殺されもういない…。
この集まりをきっかけに、同級生達はまた交流を持つようになる。
その頃の変わらぬ渾名でよびあい、それぞれの昔の立場で話は進むのだが、大人となった今、立たされている現実は悲しいほどの隔たりがある。
リストラ、家族崩壊、不倫、不治の病。
よくある不幸話が永遠続いている。
それでも、最後にはそれぞれの気持ちが収まるところに収められ終わる形となる。
最後まで何かしら納得がいかない肌触りの悪い気分。
読んでいて、少しうんざりしたというのが正直な気持ち。年齢設定があと10歳若ければ、タイムカプセルの違和感も感じなかったのだろうが。
(文芸春秋)★★☆☆☆
[ PR ]写真共有
[ この記事を通報する ]
- URL:http://yaplog.jp/you_1102/archive/40




