中学二年生のエイジ。ルームメイトが街を騒がせていた連続通り魔の犯人だった。この事件を通して、エイジはいろいろな事を考え、感じる。
事件を起こしてしまうにはいたらなくも、エイジにもある心の闇の部分は、この時期の子供たち全般にみられるもののように思えた。
ツカちゃんやタモツちゃんなど、それぞれ個性的な友達もまた、巷の子供が考えそうな意見を代弁している。
巷でも起こりうる事件だっただけに、なんだか現実と本との区別がつかなくなるほど、この本にのめりこんで読んでしまった。
わざとらしさを全然感じさせなかったのがよかった。
(新潮文庫)★★★★☆
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