家族や絆をテーマに作品を執筆している著者が、自らの少年時代や人生観、社会観を綴ったエッセイ集。著者は、「生きること」を味わい、人間という生き物を心から愛し、日常のひとかけらの小さな幸せも大事にしている・・・そんな印象を受けた。
著者からのメッセージは、家族をテーマとする作品を書くことにより輪郭を成し、そしてその温かさが存分に表現されているように思えた。
読み手の泣かせるツボを心得ている文章に、泣くものかとがんばっても、やはり目頭を熱くせずにはいられなかった。
(毎日新聞社)★★★★☆
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