August 31 [Sun], 2008, 13:49
8月も今日で終わりです。夏がもう終わってしまう・・・なんだか寂しいです。
イタリアへ来るまで、夏は一番嫌いな季節でした。蒸し暑く、日陰に入っても涼しくないし、呼吸をするのも一苦労・・そんな夏は大嫌いでした。でも、イタリアに来て、こんないに気持ちの良い夏が存在するのかと、日差しは強く暑いけれど、湿気のないカラッとした暑さ
今となっては夏は一番好きな季節となりました。

昨日の午前中、洋服やら本やらを詰め込んだ箱を日本へ送りました。
我が家に一番近い郵便局は、家から徒歩10分弱。12kgの段ボールを抱えて13時には閉まってしまう郵便局へ。めずらしくお客が一人もおらず、待つことなくスムーズに郵送手続をして、一件落着。
送る荷物がまだまだ沢山あるので、ついでに段ボールも購入しようと聞いてみると、

郵便局のおっちゃん:(笑いながら)「あぁ、一番小さい、こんなちっちゃいのならあるけど・・いる?」
私:「いらない・・・」(苦笑)
おっちゃん:「9月になったら、全サイズ搬入できるはずだから。」
私:「分かった。じゃぁ、また来るね。」

昨日送った荷物を詰めた段ボールも、8月初めに別の郵便局で購入しました。
私がほしかったのは、中サイズの箱だったのですが、ないと言われ、あるのは特大か一番小さいサイズ(小物しか入らないような)という状況。暑い中歩いて、わざわざ箱だけを買いに来たのだから・・と私も半分ヤケクソで特大サイズを買ってしまいました・・・その時の、郵便局のおばちゃんと私の会話;

私:(サンプルの特大の箱を見せられて)「これより一つ小さいサイズのがあるはずなんだけど。」
おばちゃん:「あぁ、売り切れちゃったのよ。今残ってるのはこれだけ。あとは、一番小さいやつね。」
私:「うぅーーーーーん・・・」
おばちゃん:「なにせ8月でしょ?注文したんだけど、搬入してくれないのよ。みんなヴァカンスに入ってるから。仕方ないわよね。」
私:「そうだね・・・じゃぁ・・この特大のやつください!」

こんな環境にももうすっかり慣れてしまいました。
だからこそ、8月にガッツリと休暇が取れるわけです。

アッパレ!!

離任間際 

August 29 [Fri], 2008, 22:45
一か月ほど前にやっと蚊取り薬(線香ではなく液体)を買って夜安眠できるようになったと思ったら、もうそんなものも必要ないくらい朝晩過ごしやすくなりました。

かなり久しく投稿していなかったのですが、決してブログを閉鎖したわけではなく、ただただ猛烈に疲れていたので投稿する気力がなかっただけです。
すみません。
そんな中でも、毎日このブログをチェックしてくださっていた方々、どうもありがとうございました。これを読んでくれている人がいる、と思うと私の些細な日常の出来事でも、毎日ちょっとずつ投稿しなければ・・・と思うのですが、とにかく怠惰なもので・・・離任までもう1か月を切ってしまいました。

猛烈に忙しかった7月の便宜供与の後、合計2週間ちょっとの休暇をガツンと取ってリフレッシュしたのと、8月はヴァカンスシーズンで「ビジネス」がほとんど機能していない(スーパーは開いています。チェントロもにぎわっています。でも、先週末までは我が家の周りでは食料品店が一軒開いていたのみで、「店」と名のつくものは全てシャッターがおりていました。)ので、外部からの電話はほぼゼロという状態で、だいぶ元気を取り戻しました。

6月後半から約1か月の間、総理来訪の時とはまた別の忙しさがあり、ロジ日程表(国会議員等が来訪する際、滞在期間中の予定に合わせて、関係者がそれぞれどのような動きをするのかまとめた表)を見ないと、自分がどこで何をしていたのか思い出せないくらいです。
でも、その後に取れた休暇のおかげで、生き返ることができました。悠々と2週間も休暇がとれる今の環境は本当に恵まれていると思います(毎度のことですが、日本でしっかり社会復帰できるか心配でなりません)。

そんなこんなで、8月は本当に落ち着いているので、離任の準備を進めています。
職場では、山のような書類を処分して、机の上を整理して(ホコリも拭いて)、後任に渡すものを用意して、家では、日本へ送る荷物(本とか洋服とか)を箱詰めしています。

派遣員としてのローマでの滞在も残り3週間となりました。帰国までにペルージャの友達のところへ挨拶にも行かなければならないし、荷物もまとめなければならないし(これが一番面倒くさい)、やることが満載です・・・。

ついつい 

June 26 [Thu], 2008, 23:51
猛暑です。暑いです。わかっていても出てしまう、

「今日、暑いですよね・・・」。

総理ロジの後なので、忙しくても忙しく感じないのがこわいです。7月の便宜供与にむけて着々と準備を進めながら、地味に忙しくしています。
そしてローマはちょうど一週間ほど前から夏が始まりました。これだけはっきり宣言できてしまうほど、私の記憶では6月19日からローマでは夏が始まりました。ある日突然、真っ青な空が現れ(その前日までは、雲がチラホラあり、雨が降ったりやんだりしていたのに)、強烈な太陽光線で目が焼けそうになり始めました。面白いくらいはっきりしています。

今週末は、金・土・日と3日連続で空港へ。
数えてみたら、今週末から、2週間の間に7回空港に行くことが決定しています。

昨晩から日が沈んだ後にようやく涼しい風が吹き始め、しばらく寝苦しい夜が続いていたせいもあり、昨晩はぐっすり眠ることができました。
そのおかげもあって、今朝は見事に朝寝坊
出勤時間の30分前に飛び起き、さっさと身支度を済ませ、家の前のバールでコルネットとカッフェを詰め込み、出勤。冷や汗ものです。

派遣員としてのイタリアでの最後の夏が、空港と大使館の行き来だけで終わってしまわないことを祈るばかりです。

日々勉強は果てしなく 

June 14 [Sat], 2008, 16:38
花粉の季節も過ぎ去った今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
前回投稿してすぐに、福田総理の来訪が100%確実となり、その準備に追われ、やっと通常の週末が迎えられる喜びを胸に、ブログも更新しようという気持ちが戻ってきました。

自分の在任期間中にまさか総理大臣ロジを経験するなんて思ってもみなかったことなので、全く運が良いというか悪いというか、でも、ある人が「在外公館で勤務しても、総理ロジを経験しない人もいるからね。」なんて言っているのを聞いて、たった2年間の在外公館勤務契約の中でそんな経験ができたのは、幸運だったと前向きに考えることにしたいと思います。

通常、総理大臣一行が訪問するとなると、最低一か月前から準備を始め、当日に備える、となるようですが、今回は、世界中で食物価格が高騰していることを受けての緊急食糧会議(会議場は、ローマにあるFAO(Food and Agriculture Organization )の本部)となったので、総理一行を受け入れる準備が始まったのは、到着の約2週間前。後から聞いた話では、ロジ(宿舎の確保や車の手配、各種アポイントの取り付けなど、総理が会議に出席するのに必要な、表には出ない部分)の準備もさることながら、サブ(会議そのものの準備)は更に悪夢で、当日になっても会議の次第が決まっていないような状態だったそうです。世界各国の国家元首やら閣僚やらがローマに大集合した会議であったため、その混乱ぶりは容易に想像していただけると思います。

総理一行は、6月2日の夜ローマへ到着し、3日はFAO本部で、会議での演説や各国首脳との会談を行い、4日の夜ローマを去って行きました。
私は、ガボンへ応援出張へ行った時と同様、主に配車を担当し、到着時と出発時には、空港での出入国支援等も担当しました。
振り返ってみると本当に多忙な3日間でしたが、今までに経験したロジの中では、最も仕事のしやすい環境でした。というのも、今までの大臣級ロジでは、館内の一部(担当班と派遣員+α)のみが準備に追われるという体制でしたが、今回はそんな体制ではやりきれないので、在イタリア日本国大使館館員総出(近隣公館からの応援出張者も含め)での準備となったため、配車班の一員である私にもしっかりと指示を出してくれる頼もしい配車班長と現場隊長がいてくれたおかげだったと、派遣員としての集大成ロジが無事に終了できたことに晴々とした気持ちでいます(配車班は、どの車がどこに誰を連れていく、空いている車はどれ、緊急的に必要になった配車の対応などをホテルに詰めて担当するロジ室組と、総理一行のアポイント先に常に同行して、現場での車の誘導を行う現場組とに分かれており、私は現場組でした)。

一行到着2,3日前から出発までの間は睡眠時間がほとんどないない中、日中は集中して作業しなければならないという環境に、皆疲れ切っていました。この2年弱の間、ロジを通してわかったことは、人間、極限に追いつめられると本性が露わになるなる、ということです。大変なロジ準備から本番にかけての間、今回に限らずガボンでも同様でしたが、非常識にも私には一つ楽しみがあります。見方によっては「悪い癖」になってしまうかもしれませんが、ストレスの中にも少しの余裕は大切ではないか、と。自分の身は自分で守らなければ、身内以外心配してくれる人はいません。
その楽しみとは、極限に疲れた様々な人たちの真の姿に向き合って「人間て面白いなぁ」と勝手に納得することです。具体的には、今まであまり好感を抱いていなかった人が突然頼もしく見えたり、その逆だったり。

国会が延長に延長が重なった昨年の夏とは違い、今年の夏は忙しくなりそうです(7月は既にほぼ毎週国会議員が来訪予定)。そんな忙しい中でも、イタリアの夏を楽しむべく(ヴァカンスだけは何があってもゆずれません)、休暇願を提出するタイミングを見計らいつつ、ロジが終わるたびに休暇のことしか考えていない自分が、果たして日本へ帰ってからちゃんと仕事ができるか心配ではありますが、「人間、しっかり食べて、しっかり休まなければ良い仕事はできない」が生意気にも、今の自分の信念です。

好天VS天敵 

May 11 [Sun], 2008, 23:49
最近気候が良くなってきて、週末は家の中にいてはもったいないと思える時期になってきました。
昨日は本官の車で、Bomarzo(ボマルツォ)というローマ近郊の小さなまちのParco dei Mostri(妖怪公園)へ行きました。中世の貴族が趣味で造ったというその公園には、岩を削ってできた妖怪たちがいたるところにいて面白かったです。
そして今日は、別の本官の車でスケートに連れて行ってもらいました。ローマ市内にも一か所、室内スケートリンクがあるそうなのですが、そこは4月いっぱいで営業が終了しており、今日はMarino(マリーノ)という、これまたローマ郊外のまちまで行きました。
久しぶりに運動したので、家へ帰ってきてから即昼寝して休みました。体力がなくなってしまってダメです。

気候は良くなったのですが、この時期、私は花粉症に悩まされて大変です。
今となってみれば、私の花粉症は小学校高学年の時に既に開始していたように思います。気がつかなかったのは、大抵の人の天敵であるスギには反応せず、スギ花粉が終わった5,6月に、異常な目のかゆみに毎年襲われていたからだと思います。「これは花粉症に違いない・・・」とあきらめがついたのは、つい2年前。ペルージャへ留学中のこの時期、夜寝ているときに咳が止まらなくなって目が覚めることが10日ほど続きました。
ポプラの花粉が飛散しているようで、青空の下、綿をつけた花粉が、きれいな表現をすれば雪のように、私からしてみれば質の悪いゴミのように、舞っています。本当に耐えがたい光景です。

大使館に勤務し始めてからは、館内にいる医務官に目薬と飲み薬を出してもらって、かなり落ち着いていますが、薬が切れるとくしゃみを連発し、目は開かなくなるしで、日常生活すらままならない状態に陥ってしまいます。
日本よりもイタリアにいる方が、症状が重いので、日本で過ごしているであろう来年の初夏はなんとなくまだ気が楽な感じがしますが、医務官から出してもらった薬の名前はもうメモ済みです。

一人旅 

May 09 [Fri], 2008, 22:53
在外公館という場所は、年に何度か忙しくなる(=重要人物が来る)と言われている時期があり、それはゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇の時期です。
昨年のゴールデンウィークに、イタリアへは当時の防衛大臣が来訪し、同じタイミングで私はエジプトへ応援出張へ行きました。
今年は、4月後半に経済産業大臣一行がイタリアを訪問し、ローマで開かれた「世界エネルギー会議」という会議に出席されました。この大臣ロジが終わってすぐにゴールデンウィークを迎えることになり、引き続き嵐に耐えることになるのかと思いきや、今年はその時期、ゆっくりできることとなり(5月1日に国会議員のトランジット支援のため空港へ行きましたが、それ以外は来客はありませんでした)、思いきり休暇を取って(イタリアは5月1日しか休みではありません)、ミラノへ一人旅に行ってきました。

ミラノへは、初めてイタリアへ来たとき(4か5年前)以来、訪れていなかったので、帰国するまでに一度は行かねば!と思っていました。ガイドブックによると、美術館もいくつかあるし、4泊5日のミラノ滞在で、市内にある絵画館と美術館を制覇しようと意気込んで出発しました。

ミラノに着いて、ホテルでチェックインを済ませ、レセプションに置いてあるイベント情報をふと見ると、なんと、イタリアを代表する未来派の画家Giacomo Balla(ジャコモ・バッラ)の特別展をやっているではありませんか!もちろんこの特別展も旅の予定に即組み込まれ、午前・午後それぞれ1つの美術館を回る旅を始めました。
土曜日午前にブレラ絵画館、午後にポルディ・ペッツォーリ美術館、日曜日午前に19世紀美術館、午後にアンブロジアーナ絵画館を予定通りにまわりました。Ballaの特別展は月曜日の午後、午前にDuomoを見学してからと予定していました。でも、なんとなく気になって、展示が行われている王宮に入ってみたら、入口でいきなり、「お譲ちゃん、リュックはここで預けてね。」と言われて、流れ作業で貴重品だけ除いた私のリュックは王宮の入り口で没収され、流れ作業でBallaの特別展も見ることになってしまいました・・・一日中美術館をまわった後の疲れ切った状態で入りたくなかったのに・・・でも、Ballaの絵を前にしたら、そんな疲れも吹っ飛びました。やっぱり私はルネサンスの絵よりも、近代の絵の方が好きなんです。とってもすばらしい展示でした。

そんなこんなで、月曜日は午前中Duomoに登った後は、買い物に徹しました。
本屋に入り、その品揃えに涙が出そうになり、美術のコーナーへ直行し、この1年半、ローマでずっと探し続けていた本をすんなりと発見し、合計7冊の本を購入。大満足で旅を終えました。

もともと一人で旅行するのが好きだったのですが、やっぱり危険ではあるので、しばらく自粛していました。ですが、今回思いっきりミラノに行ってみて、本当に楽しかったです。ガボンに行った時と同じくらいリフレッシュできました。

日々勉強 

April 19 [Sat], 2008, 15:09
今日から始まった大型ロジの準備で先週あたりからすごく忙しいです。
そんな状態でも、なんとなく前回の法務大臣の時より余裕を感じられるのは、今回は、後輩ちゃんと2人で役割分担ができたこと(法務大臣訪問時は、農水副大臣も全く同じ日程で来訪してきていたので、私が法務大臣一行、後輩ちゃんが農水副大臣一行の担当になっていました)、ガボンでの平均睡眠時間3時間の経験があったからだと確信しています。

そんな忙しい日々の中でも、勉強になることはあって、昨日も一つ学びました。
というよりは、「仕事」となれば「お客様」の要望を聞いたら、たとえ不可能なことでも実現する、というのは当たり前のことのなでしょうか・・・
要請した方からすれば、「無理だろうな・・・」と思いながらも一応聞いてみる。「無理です」とはっきりと言ってもらえれば、私の場合ごり押しはせず、別の方法を考えますが、「無理だろう」と思ってお願いして、相手も「ちょっと難しい」と言っていて、でも最終的に見事にやり遂げてもらえたら、驚き・感動・感謝感謝となります。

昨日、そんな出来事がありました。
もちろん、昨日だけに限らず、日頃から本当に沢山の方々にお世話になっており、頭を下げても下げきれないことはしょっちゅうです。

果たして自分にも同じことができるかどうかと考えた時に、「無理!」の一言が頭をよぎりましたが、日頃からお世話になっている方々の仕事ぶりを見ていると、見習わなきゃ、と思うことが本当に沢山あります。

ちょっと哲学? 

April 05 [Sat], 2008, 0:30
ようやく自宅でインターネットが使える環境になりました。
「今更かよ・・・」ってかんじですが、離任前半年をきって、帰国前に色々準備しておきたいことがあることに気づき、着任後1年半たった今、2か月ちょっと前から設置準備を始め、しっかり使えるような状況になったのが、準備を始めてからちょうど2か月後くらいでした。

インターネットが自宅で使えるようになるまでに、2か月を要する・・・この2か月を「早かった!」と思えてしまう自分の感覚が既にヨーロッパ化していることを全く否定できません。
あえて「イタリア化」と書かなかったのは、ローマよりも色々なことがスムーズに流れる、と私が勝手に想像していたロンドンやパリでも、実はローマとさほど変わらない状況だと知ったからです。

先日、ロンドンで勤務している派遣員の同期がローマへ来ました。ピザ屋で夕食を一緒に食べた時に、自宅でインターネットを使えるようになるまでに、こんなことして、同じ電話をここに何回かけて、この店に行って、あぁ言われて、やっと整ったのが2ヶ月後!
「ロンドンは何でもスムーズにいくんでしょ?」と言い終わらないうちに、「ロンドンも一緒!」の一言。なんだか救われた気がしてしまいました。
パリ在住のある出張者も、「シャワーの水漏れを直してもらうのに、業者にアポイントを何回すっぽかされて、正常に使えるまでに半年かかった。」というエピソード。電話回線に関しては、つながるようになるまでに「3か月」かかるというのが、どうやらヨーロッパ内での方程式のようです。

今回のインターネットについては、特に急を要していたことではないし、「3か月後にしっかり使えるようになっていれば上出来。」くらいの気持ちでいました。日本で生活していたら絶対に考えられない感覚ですよね(笑)
何もかもがスピーディーに、スムーズに流れる日本の社会はすばらしいと思います。でもその反面、スピードを重視しすぎて、自然のリズムを無視してしまっている一面もある、ということにイタリアで生活して気付きました。
便利なことはすばらしいことだと思いますが、それが自然のリズムを壊してまで達成されることであるなら、私は便利さよりも、自然であることを選びたいと思います。

皆さんはどうでしょうか?

ぽかぽか陽気が気持ち良い今日この頃です。

応援出張part2 

March 25 [Tue], 2008, 19:29
出張の準備やらなにやらで、すっかりお久しぶりになってしまいました。皆様お元気ですか。

第2回目の応援出張は、「TICADW閣僚級準備会合」という会議に高村外務大臣が出席されるということで、アフリカの大西洋側、赤道直下にある国、ガボンの首都リーブルヴィルへ3月16日から一週間行ってきました。
今回は、カイロの時とは全く別の仕事になり、また新たな発見や経験を沢山させてもらいました。

今回は、詳細な仕事内容は省略します。別に、公にしてはいけない理由はありませんが、私が個人的に、今回の仕事について皆さんにわかりやすく説明することが難しいからです。簡単に説明すると、配車です。大臣始め一行が移動する際の全ての車の準備や、応援出張者始め、ロジに関わっているプレス(報道関係者)を除く全ての人たちの移動のための配車をしました。
カイロの時よりも睡眠時間がかなり少なかったのがつらいところでしたが、無事に終えることができて、また一つ、派遣員の任期を終えた後の自分の人生のための勉強がでたことが一番の収穫です。

ガボンは産油国であるためアフリカの中でも豊かな国だということは、出発前に調べて知識としては持ち合わせていましたが、実際に行ってみて想像以上に都会なので驚きました。リーブルヴィルは、首相府をはじめ、高級ホテルなど近代的な立派なビルがチラホラ見られ、市内を走る車はどれも日本車ばかり。それも皆、かなり新しい車に乗っていました。「イタリアの田舎よりもずっと都会」というのが私の印象です。
ただ、物価が高いのには驚きました。ローマと変わらないくらいか、もしくは高い。コーヒー一杯の値段は、ローマの4倍です。ガボンの日本大使館の方はじめ、外国人がよく利用する大型スーパーに連れて行ってもらいましたが、棚に並べられているものは、殆ど全てヨーロッパからの輸入品。スーパーマーケット自体もヨーロッパのスーパーとなんら変わりませんでした。

ロジ中は昼も夜も中華弁当でしたが、一行出発後、地元の料理が食べられるレストランへ行きました。現地でしか口にできないものを、と思い、クロコダイルに挑戦・・・今までに味わったことのない独特な香りが口に広がり、眉間にしわがより始め、思わずフォークを置きました。鶏肉に似ているといわれていましたが、「かなり歯ごたえのある魚」というかんじでした。ひとりで一皿平らげることはきつかったのですが、クロコダイルを一度は食べてみようというチャレンジャー達に助けられて、なんとか一皿終えることができました(実際には、最後はその特徴的な香りにも慣れてしまいました。それでも一生に一度の良い思い出です)。

穏やかで優しいガボン人の運転手達との出会いや、体を反らせないと見えない太陽を浴びて、マラリアにもかからず、食中毒を起こすこともなく、健康に、むしろアフリカンパワーを吸収して元気になってローマに帰ってくることができて、今回もこの応援出張に派遣してもらえたことに感謝感謝です

観光 

February 10 [Sun], 2008, 13:28
明日2月11日は、「建国記念日」で休館日なので、今週末は3連休、そしてたまに発病する「ローマから離れたい症候群」がまたうずきだした、ということで、昨日4、5年振りにフィレンツェを観光してきました。
2年前にも立ち寄るだけ立ち寄って、当時フィレンツェに留学していた友人と会ったのですが、それ以来のフィレンツェだたので、とっても懐かしく新鮮でした。

ちょうどお昼に到着し、夕方6時の電車で帰るという強行スケジュールだったので、観光する場所を2箇所に絞って行きました。「メディチ家礼拝堂」は、とてもすばらしく、その豪華さには圧倒されましたが、修復中であったこともあり、10分間の滞在の後、次の目的地「ピッティ宮、パラティーナ美術館」へと向かいました。天気がびっくりするほど良かったので、途中ジョットの鐘楼も眺め、写真を撮り、歩きながらパニーノを食べてお昼ご飯を終了し、今回の観光のメインであるパラティーナ美術館へ向かいました。
絵画の数も内容も満足して、駅へ戻る途中のBARでホットチョコレートを飲み、ぼったくられるかと思いきや、実は普通のBARよりも割安で、しかも笑顔がすてきなおじさんのお店ということがわかり、人のことはあまり疑いすぎてはいけないなぁと少し反省。

久しぶりにある程度大きな別の町を観光すると、気分がすっきりします。
100年前のナンパ方法だろ、それは!というようなナンパをウッフィッツィ美術館の前でされたり、でもうまいことそのナンパ男をかわしている自分が、初めてイタリアに来たときよりもずっと、ラテン男慣れしてきている何よりの証拠だ・・・なんてことにも気がついて、一人でニヤニヤしたりしていました。

とにかく、フィレンツェはとってもすてきなまちでした。