通信12月号をふり返る。

January 20 [Thu], 2011, 23:33
12月に書いた学級通信6枚分・・・って職業がバレバレ。
ま、だれも読まないだろうけど、きこりんが読みたがっていたので、掲載。
・・・・。

2学期をふり返って
<強いぞ四年生>
 ○ 陸上練習参加率約90%・・・
 陸上練習にクラスのほとんどが参加しました。運動会後の選手練習にも何名かが自主的に残って、体の大きな5・6年生に混じって練習しました。小さい4年生が、ひたむきに記録に挑戦する姿に感動しました。

 ○ 駅伝練習参加率約90%・・・
 駅伝練習にクラスのほとんどが参加。Aチームでも、5・6生について走ります。Bチームでは一番速いのは4年生の女子です。駅伝練習は、運動場の周囲・体育館裏・校舎の周囲を走ります。一周500mです。それを2周1000m、4周2000m走ります。速い4年生は、2000mが9分台です。
 
<きれいに書くぞ4年生>
 ○ 算数ノートの向上・・・
 算数の授業が急ピッチに進んでいます。いくら習うことを急ピッチに進めても、覚えることまで急ピッチとはいきません。やはり基本を繰り返し練習して、徹底的に頭にたたき込まないと次のステップアップとはなりません。特に、わり算はかけ算に比べてミスも多く、苦手とする人が多いです。大人は、筆算の「たてる・かける・ひく・おろす」のうち、「たてる」部分で頭の中で「たてて・かけて」が大きすぎて引けなかったら、商を小さくして計算します。ところが、子どもはそうはいきません。
ノート上で正確にたてる・かけるをして、大きすぎて引くのが無理だったら×をつけて、新しく書き直します。

 この行き詰まったら×をつけて新しく書き直すやり方は、一見まどろっこしく何でそんなことをと大人は思うかもしれません。 つまりは、「まちがいを消さない」「まちがいを残す」という意味なのです。
慣れてきたら、いずれは暗算で商をたてることになります。この×で書き直す計算はやがて卒業します。(まちがいは消しませんについては卒業しませんが・・・)
ただし、すぐに卒業とはなりません。


<続き>
 コップの水があふれるくらい練習を繰り返す、つまり何度も何度も×を書いてやり直すことが、正確で速い計算への第一歩なのです。いきなり暗算を用いた商たてによるわり算は、子どもには無理なのです。 大人的にはなぜ×?かもしれませんが、結局は「消さないこと」「×の積み重ね」が正しい暗算への近道なのです。消すのをがまんして、×を積み重ねることをねばり強く繰り返した人だけが、手に入れることのできる力・・・地道な努力の結果手に入れた「真の実力」なのです。
 こういった粘り強さ、一生の財産になる「努力する力」は、もうこの4年生の時期からすでに着実に身につけていっているのです。

 練習量がたくさん積み重なって、もう大丈夫というところまではこの×による筆算を続けます。 あたかも、コップに水があふれて、もうこれ以上いくら水を注いでもたまることなくあふれ続けるという状態まで練習を繰り返す予定です。ご家庭でも励まし続けて下さい。安易な暗算は、基本を一からやりなさなくてはならなくなる場合があり、かえって理解に遠回りとなってしまいます。何事も(算数も)、物事を成すために「急がば回れ」ということです。そのために「ノートの書き方」の原則があります。
 マス目に数字を入れる・・・算数は、一ます一文字が原則

○ 文字のけいこの字が向上・・・ 
 宿題の文字の練習がていねいに書けるようになってきました。ていねい度がすばらしいとAAAがつきます。Aが三つかせげます。このAを100個ためるといいことがあります。200個ためると・・・別に何も起こりません。とにかくAを100個。はじめはそうではなかったのが、いつの間にかそうなっていました。はじめは、「日記のAを100個ためれば・・・」だったのですが(^^;)
 でも、おかげで、みんな文字がていねいになってきました。誤字脱字もたまにあります。
 間違いのない、ていねいな漢字練習を心がけましょう。

○ 漢字を使うぞ日記
 毎週末、日記の宿題があります。行数は8行以上、漢字を10個以上使うことになっています。行数はともかくとして、漢字10個は普通軽々越えます。漢字を使った人の最高値は現在約160個です。

<思春期の入り口>
 ○ 思春期の入り口にあたって
 高学年を持つことが多かったので、4月当初にはもうすでに女子の大半は思春期に突入していました。4年生では、今から思春期に入ろうとしている多くの女子、まだまだ幼くやんちゃな男子・・・みんないい感じです。思春期になると、ささいなことをきっかけにけんかして悩んだり、互いの気持ちが分からなくなって、何となく友達とうまくいかなくなったり、とにかく人間関係でいろいろあります。でもそれが大人への入り口。
 知的で、楽しく、でも不安定で、友達の考えていることだけでなく、自分自身の考えていることまでもがよく分からなくなる・・・そんな時期の始まりです。それは、心が成長している証です。互いの心が成長しているので、今までのように単純にいかないことが増えているのです。

 ○ 問題解決の方法はいろいろ・・・やはりだれかに相談することが大切
 だれでも通る道・・・思春期にはいろいろな悩みが発生します。そんなとき、自分の周囲の信頼できる人(友達、親、先生などだれでもいいので)に相談することが大切です。一人で悩んでいてもなかなかいいアイデアが浮かびません。相談したからといって、いいアドバイスをもらえたり、すぐ解決となったりはしないかもしません。それでも、相談すれば「聞いてもらえた」と思って少しは心が軽くなるでしょう。いいアイデアがひらめいたり、思いきって相手に伝えてみようという勇気がわいてきたりするかもしれません。だれかに相談するということは大切なことです。

 また、もし逆に自分が仲のいい友達から大切なことを相談されたら、決していい加減に答えたり、聞いた秘密を他の人に言いふらしたりしてはいけません。その人の立場に立って一生懸命考えてみましょう。友達として、より強いきずなが生まれるでしょう。とはいえ、相談されたことで、別の友達との板ばさみになることもあります。そんなときは、どっちの友達にも率直に自分の立場と思いを伝えましょう。どちらか一方だけの味方をして、相手を責めたり、いっしょになってけんかしたりしてはいけません。
 どうすれば平和的に解決できるか。

 大切な仲間として、うまくいく方法を見つけ出して下さい。おそらく、どちらもある程度は相手の言い分を受け入れ、自分のいいたいこと・したいことをがまんする必要があります。100%すべて自分も相手も満足する解決方法はないといっても言い過ぎではないでしょう。互いに言いたいこと言った後、それらを半分半分で受け入れて、がまんしてでちょうどではないでしょうか。

○ 成功体験
 話し合って解決してよかったと思えることは大切なことです。 「思いきってあやまったり、本当の気持ちを相手に打ち明けたりしてみたら、意外とすんなり解決した。」ということはよくあります。 きっかけはささいなことでも、ついつい言い出せなくて困っていることがよくあります。「相談したり、話してみたりしたら意外と簡単に解決した。」「うまくいってよかった。」・・・そういう友達とのトラブルが解決した「成功体験」がたくさん積み重なると、きっとこれからもいろんなことを自分たちの力で解決できると思います。
 成功体験とは、人間関係のもめ事を、「いろいろあったけど最後にはすっきり解決できてよかった」・・・と思える体験のことです。

○ いろいろなグループで
 音楽の授業でグループ活動の発表大会がありました。ダンスや劇、演奏など、それぞれの特技を生かした自由な発表でした。この発表グループでは、グループ作りや練習方法などでいつももめています。けれど、あるグループのリーダーは自分のやりたいことはひとまず置いておいて、クラスみんなのやりたい気持ちを優先させてくれました。そして、グループは女子全員参加のグループへと拡大。今一生懸命新しい振り付けと歌を考えています。何より、リーダーになった人の大変さを思うと、うまくやっていけるのかいつも心配です。でもきっとなかまの力、みんなの力で乗り越えられると信じています。リーダーには心から感謝しています。そして、これからもダンス練習をがんばって欲しいです。

○ しかられ方、あやまり方
 しかられ方が身についてきました。4月当初は、注意されたらまず自分の言い分を聞いてもらおうとしていました。つまりみんながみんなまず言い訳から始まったのです。確かに、だれでも自分の予期せぬことで注意を受けると「自分はそんなつもりじゃなかった」「決して悪いわけではない」と思いたいものです。

 しかし、しかられたらまずあやまらなければなりません。どんなに言い分があろうとも、まず自分のいけなかったところを素直に認めて、そのことをあやまる勇気が大切です。あやまった後、言い分をたくさん聞いてもらったらいいのです。「まず言い訳」から始めた人について・・・、私はこれまで普通の三倍くらい厳しくしかりました。言い訳せず、はじめにまずあやまった人は、普通の三分の一程度の注意としました。

<続き>
 「人には素直さが大切だ」「素直な人は伸びる」とよく思います。 素直さとは、予期せぬ失敗や相手に対する不注意などで注意を受けたとき、まずあやまれることでもあります。素直に「自分のいけなかったことをまず反省する。」 次に「相手の立場を考える。」最後に「自分のいいたいことを言う。」という順番ではないでしょうか。注意を受けたら、まずは「ごめんなさい」を言いましょう。

○ 失敗体験と挑戦すること
 成功体験はもちろんですが、失敗体験も大切です。失敗に慣れることが大切です。失敗はたいしたことないと思えるようにしたいです。失敗を恐れていたら何もできないからです。失敗は成功のモトとはよく言ったもので、失敗して笑われたり、しかられたりすることを恐れて、すばらしいチャレンジをしない・あきらめるなんて、なんてもったいないことでしょう。4年生の今だからこそ、どんな失敗でも許されます。前向きなチャレンジは成功することよりも、より多くの失敗することこそ実は価値があるのです。そういう点で、4年生は大切な時期です。5年生になるとさらにチャレンジへの心のハードルが高くなってきます。ましてや6年生ならなおさらです。
 4年の今こそ何にでも挑戦し、少々の失敗にへこたれず、その先にある楽しさ・うれしさ、努力した結果、手に入れた成功の 大きな喜びに到達して欲しいと願います。そのことがより大きなことへチャレンジする心へとつながっていきます。
 
成長戦略
 5年生が近づいてきました。5年生で伸びる人になる秘訣(ひけつ)・成長戦略?は、自分で決めたことがどれだけできるか
 です。5年生でのびる子の共通点は、「自分で決めたことをとやりとげよう」とする点です。つまり、先生にしかられるから仕方なくしよう。お母さんにしかられるから仕方なくしよう。しかられるのがいやだからしよう。言われて言われて、仕方ないからしよう。・・・などなど「しかたなくする」「人ごとのようにする」スタンスを脱却して欲しいのです。手取り足取り、毎日毎日同じことを注意され、注意されないとなかなかできない、「しかられたくないから、しぶしぶやろう」を 何とか乗り越えて欲しいと願います。低学年のうちは手取り足取りでいいのです。

<続き>
 とはいえ、急に明日から、「全部自分で決めて、自分で考えてしなさい」と言っても絶対に無理です。何でもいいから、簡単なことから一つ、自分でやることを宣言し、実行して欲しいのです。親は我が子が自分で決めたことをちゃんとやっているかだけを毎日毎日チェックして欲しいのです。(たとえば、宿題やゲームをする時間、何かお手伝い、スポーツや習い事に関する練習、通信教育などのどれか一つを自分で目標や回数を決めて毎日行う。)そして、自分で決めたことがちゃんとできなかったことに対してしかるようにしていきます。逆にちょっとでも自分の決めたことができたら(100%でなくてよい。20%でも)かならず大げさにでもほめて下さい。ほめることで子どもを伸ばすことが最も大切ですが、できるなら「手応え」のあることでほめたいですよね。

 そのためには「布石」が大切です。真からひびくようにほめようと思ったら、子どもが子どもの力でやりとげたこと、小さな成功に対してほめることです。「自分で決めたことがよくできたね。えらいね。やったらできるね。つづけようね」といってまた明日もできるように励まし励ましして、いっしょにがんばって、ちょっとでもできたことがあったらほめて下さい。注意するとき、しかるときもちょっとスタンスを変えて下さい。手取り足取り「あれしろ・これしろ」と指示して、注意して、何とか無理にでもやらせている状態から、「あなたがやると決めてやっていることについて、その達成に協力するよ。がんばりなさい。」というスタンスで注意したりしかったりして欲しいと思います。
「自分で決めたことなんだから、ちゃんとしなさい。あなたはやればきっとできるはずよ。見ていてあげるから最後までがんばりなさい。」という言い方と
「何度言ったら分かるの、いい加減にちゃんとやりなさい。ほんとにあなたは、いつまでたってもしかられないとできないのね。そんなんでほんとに5年生になれるの。」という言い方とではどっちがいいのでしょうか。4年生まではよくできていたのに、5年生になって急にそののびが止まってしまうことのないように、自立する子どもになるようなしかり方へのシフトをお願いします。
 

生活
 二学期は、運動会・消防クラブ・学習発表会・研究授業・牛の乳搾り体験・学級のクリスマス会など盛りだくさんでしたら、どれもすばらしい経験であり、子どもたちの成長につながりました。最後に、各ご家庭に、今すぐしていただきたい「ささいなお願い」がいくつかありますので聞いて下さい。(もうされている方は、このようなお願いをして申し訳ありません。卒業まで、できるだけお続け下さい。)


<続き>
○ 音読を聞いてやって下さい。
忙しくて毎日できなくてもかまいません。
「やっときなさい」「やったんやね」という時があってもかまいません。
でも、何回かに一回は、じっくり聞いて、いいところをほめて下さい。

○ 親子で時間割りを合わせたり、ノート・教科書を見たりして下さい。
毎日でなくても、時々親子で持ち物チェックや時間割チェックをして下さい。
そして、ノートや教科書をきれいに書いていたり、ちゃんと問題が解けていたりしたらよくほめて下さい。

○ 食事中にテレビを消して、たわいもない会話をしながら親子で夜ごはんを食べて下さい。
 これも毎日は無理でも、できるだけでかまいません。
会話は、「今日学校で何したん」程度で結構です。

○ 大人の話をしてやって下さい。
  ゆっくりした時間【決して、しかって説教するときではなく】に、自分が大切に思っている「人」としての生き方、何気ない普段の仕事の話、座右の銘、自分が子ども時代の話などを具体的なエピソードを加えてして下さい。 
 特に仲間の大切さ、人間のあたたかさなどが伝わる話がいいです。
 そのほか、子どもたちが喜ぶのは、親の子ども時代の失敗体験です。

○ 学校外での我が子の生活から目を離さないでください。
 帰宅時間、持ち物、友だち関係、学習のわかり具合など、絶えず気をつけていて下さい。周囲の大人
のたくさんの目で子どもを見つめてもらってください。(その子の困っていることを早期発見、早期解決することが、その子のよりよい成長につながります。)と同時に、近所の子や地域の子も見てやって下さい。今注意することがその子のためだと思ったら、わかりやすい言葉で遠慮なくご指導下さい。

<最後に・・・二学期お世話になりました。三学期もよろしくお願いします。>
規範意識は大人の背中で子どもに伝えるものだと私は思っています。
その子を信じる真剣な大人の思いは、必ずその子に届きます。本来子どもは純粋で素朴、素直な存在です。
だからこそ、いいことも悪いこともそのままです。そして、子は親の鏡です。担任にとってクラスの子どもたちの有りようは、クラス担任の鏡だと思っています。
親の有りようを問うと同時に、担任のありようも問われているのだと思います。
食事を作ったり、服を洗濯したり、毎日の生活自体がその子のためであり、現実の生活はみな忙しく、そんなにうまく理想通りになどいかないかもしれません。
理想的でなくてもかまいません。
とにかく、お互いに、我が子やその周囲の子どもたちみんなのため、今できることを時間の許す限り、ちょっとずつでもがんばっていきましょう。
P R
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