071 

February 17 [Thu], 2005, 21:50
071.../yakusoku
約束



ごめんなさい
反省してます
だから
「もう、しません。」
友達ヅテに伝えてもらった短いメール
未だにこちらからはアドレスを聞けないでいる
意固地な私を許してください
一方的に頑なな決意
何も出来ないから
せめてそれくらいは

破ることが前提の約束と
守られなければ破綻する関係
隣り合わせに息を潜めて
時を待つ
執行猶予は一ヶ月

指切りも握手もしないままに
遠くに行ってしまうまで
我慢と
そして束縛めいた約束の螺旋階段は
昇る毎に崩れ
足元にのぞく空は蒼い

070 

February 14 [Mon], 2005, 22:22
070.../mokuyoubi
木曜日



一週間の真中で
学生的には
「週も後半」
特別大変な授業があるわけじゃなくて
でも特別楽しいわけでもなくて
窓際に座らなきゃいけない美術の時間は苦痛だけど
白い紙が黒く埋まる過程には愉悦を覚える

来年には
この曜日は一時間増えるらしい
火曜日と金曜日が一時間減って
木曜日に一時間
それは
一見減っているようにみえて
実際減っているのだけれど
きっと大変なのだろうなと思う
空調の悪い美術室に足を踏み入れることも無い

窓際で
寒い代わりに眼下に広がる景色は
隅から隅まで田舎じみていて
ビビットな要素なんて少しもなくても
遠くに見えた海がキラリと光ると嬉しくなる
余所見をしてたら怒られて
それでも硝子の外に思いを馳せる

やめたいなんて思わない
変えたいなんて思わない
炭酸の抜けたコーラみたいなこの日が
実は大好きなのだと
きっと
来年気付くのでしょう

069 

February 13 [Sun], 2005, 18:25
069.../mouroku
耄碌



ぼやけた脳味噌の中で
千鳥足の伝達神経で感じた

もう若くないから
老眼鏡の似合ういい年だから
逃げることが板について
曲がった腰が古びた木造建築のように近寄りがたい
近寄らなくていい

もう終わる
嵐を漕ぎ切れない一艘の泥舟

光が射す頃には

068 

February 12 [Sat], 2005, 22:34
068.../meikyu
迷宮



誰にも解かれることのない
紫色した正解は
どこに隠された光なのでしょう
いっそ
心臓を刳り貫いた弾丸ではいけないの?
鉄色が気に入らないなんて文句は受け付けません
外に出るのに空へ向かう階段を上るような
川を下ったら屋上に辿り着くような
複雑で
怪奇で
とびっきり青臭い心の中で
贅沢は敵なのだから

明日は右なら
昨日は左?
そんな道しるべに騙されて過去を繰り返す人を見たなら学びなさい
方位磁針すら詐欺師でしかない世界で
信じる物は直感と直観だけのこの世の中で
渡る世間に鬼がなくても
隣にいるのは大泥棒ばかり
手を取り合って共に屋根の上を走ってみてもいいけれど
濡れた瓦はよく滑るから
お気をつけて
せめて手を離せる程度の注意力が必要最低限

玄関から遠ければ
一歩でも努力すれば
何か大切なものに当たるなんて見当違いな嗅覚は封印して
せいぜい夕飯のメニューしか見抜けないのだから
十万回に一回の確率は一回目にしか起きなく
一世紀に一回しか無い事は00年に勃発する事件であり
一億人に一人の逸材はあくまで一人目に違いない

迷うなら君が道標で
間違った道が裏道なのだとしたら
真実は結局君には君しか知らないことであって
レンガが何段詰まれていても
床が何センチ傾いてても
どんな館が立っていても
見なくていい
踏み潰してゆけば問題は残らない

067 

February 11 [Fri], 2005, 22:29
067.../me




知りたいことは見える世界に存在するもの

歴史や地理で知る世界じゃない
数学や化学で知る正解じゃない

整っていなくて
修正がきかないくらい歪で
けれど乱反射した光はキレイで
直視できないほどにキレイだから

足元が、ぐらぐらする

視線が絡んで雪が溶けて
春なんて来なくても風が吹いたら視界は開ける
坂道は凍っているから迂回して行こう
手に持った鳥篭の中の花を崩してしまわないように

銀色で白色で
目が痛い
脳味噌がくらくらする
真っ昼間に屋外に放り出された吸血鬼はきっとこんな気分
空と地とが津波となって襲い掛かってくる
錯覚に飲み込まれそうな悪寒が背筋を駆ける

崩れないのが不思議な汚れを知らない足元と
はらはらと涙を落とす灰色の空

睨みつけるでもなく許すでもなく
微笑むでもなく慈しむでもなく
喜ぶでもなく呆れるでもなく
諳んじた唄が心に響けば

冷えた皮膚の中で
眼球だけがやたらと熱を持つ
零れた涙が凍っても
その視界に風が吹く限り道は閉ざされない

066 

February 11 [Fri], 2005, 19:20
066.../muryoku
無力



昔馴染み、というわけじゃないけど
危険信号を見抜いたら声を掛けたくなる

いいのかなって
思うけど
付け入る気がないうちは神様だって許してくれる

どうせ何も出来やしない
どうせ何も期待はしない
限界と臨界の差をよく知って
努力の使用限度を守って
長年の日光に黄ばんだ説明書
隅から隅まで目を通したことなんてないから
本当が何なのかなんてわかっちゃいないけれど

何も出来ないことが罪なのだと思うなら
認識を改めて
y軸と対称に引っ繰り返してみたら
何もしないことが罪なのだと
無力に甘んじることが罪悪なのだと気付く

力になれないかもしれない
無駄なのかもしれない

それでも動いてみることは
それ自体は決して無駄ではない

パッと目を引くもの。 

January 29 [Sat], 2005, 23:28
は、やっぱりあるわけで。
いやはや、ブログを色々見ておりました。決してコメントやら残したりなんて大層なことは致しませんでしたが。。ただの小心者という説もあり。うう(涙。
やっぱ絵文字とか使って華やかにやってる人んところは見てて楽しいなと思いますけど、いかんせん僕には無理そうです。女子高生にもいろいろいるんです。オタクじゃないことだけは明記しますけどー。って無理?詩ブログって痛い?(聞くな
最近やっと顔文字とかに抵抗がなくなってきてるんですから(威張るな/というか威張れない。
そいでもorzはお気に入り。
そしてOrzがお気に入り。(頭でっかちなのがツボらしい
一日に、自分以外の人が一人でも見てくれてたらいいんだけどね〜。。結局露出趣味と露悪興味の螺旋階段でぐるぐると地獄に落ちて行くわけでしょうとも。

065 

January 29 [Sat], 2005, 22:51
065.../musouka
夢想家



覚束ない事実と
根拠の薄い仮説を頼りに
舟を漕ぎ出す
後光は差してなかったけど
「なんかかっこいいね」
って
君の好きだったあの子は呟いてたよ
薔薇色の頬が満面の微笑を湛えていて
君が見損ねたのが
勿体無いと心残りなんだ

きっと雨も降るだろう
街灯の無い闇への恐怖は君をじくじくと責める
気圧が倍くらいに跳ね上がって
君のその探究心や好奇心や勇気といった
僕の大好きな眩しい心が潰れてしまわなければいいけど
祈りは届くのかな
地上を離れられない臆病者の声なんかでも
神様とやらのいるところまで

真実を確かめるのだと机上の空論を交わす人々を
君は決して劣っていると蔑みはしなかった
日常もペンも棄てて
鉛筆書きの擦ったら消えそうな地図を握り締め走り出した君を
人々は白い目で見てたけど

一言ガツンと言って遣りたかったんだ
「本当に死にに行くようなもんさ」
って
君は笑って止めたっけ
止めたから黙ったのかどうかは今も不明瞭
僕に無いのは
自信と
勇気と、それから...
君に吸い取られたみたいにぽっかりと穴があいている
今も

もしこの声が届いていたらどこかで合図をあげてくれ
そしたら
僕も急いで追いかけるよ
いい舟が見付からないなんて言い訳はもうよすから
その眩しい世界に引き込んでくれ
まだ死にたかないけど
君の影に夢を見て過ごす日々は
僕にはちょっと辛すぎる

064 

January 29 [Sat], 2005, 22:42
064.../mitsu




他人の不幸は蜜の味
そんなのは誰だって知っているもの

では、あなた自身の不幸はどんな味?

しょっぱい涙の味
ざらざらした砂の味
鉄を錯覚する血の味

よいでしょうよいでしょう

それは十全な感想であって全く美味しい
人間らしい味覚なのだから噛み締めていきなさい

自分の不幸が蜜の味だと思ったのなら
味覚障害でなく本心からそう思ってしまったら
きっとそれはあなたに非が有る時
認めたくは無くても裁かれて安心したりとか
そんなちっぽけな自己保身

言っておくけど
それで許されるもんじゃないの
お天道様が見てなくたって
あたしがそれを知らなくったって
あなたは忘れたりしないでしょう

ずっとずっと
心の奥深くの隅っこにこびりついて落ちない汚れみたいに
しつこくしつこく
あなたの精神を苛んでくれる

全てをひっくるめて何もかもを受け入れて
美味しいものだと笑っていられる日が来たらいいのかもしれない
そう願う日もあったのかしら?

それが人間としての感情を棄てた日と
偶然にも必然的に同じ記念日であっても

063 

January 29 [Sat], 2005, 22:32
063.../mizu




薬を飲み下すのに
どうして水や白湯がいいのか
わからないでもないけれど
君の手を握るようにすんなりとは納得できなくて
久しぶりのゆっくりした連休も
半日以上を布団の中で過ごして
目が痛みそうな夕日の中お風呂に入って
夕飯は電子レンジだけで作れるものと
ペットボトルの烏龍茶
当たりハズレが無いから選んでいるのに
何故か無性に不味く感じられて
流しに棄てた
そんな自分の行動が狂ってるような気がします

血は水よりも濃いけれど
だから何?
人と人を繋ぐのにそんな赤いだけの液体が何になるというのでしょう
隣の誰かの血で喉を潤していけば
水が無くても生きていけるのかしら?
血液型にだけ気をつけていけば

きっと不可能なことじゃないのでしょう
けれど納得も出来ないから
蛇口を捻って水を出す
当然真冬の水道水なんて温情の欠片も無い温度
けれど
沸騰しかけた脳味噌を翔ける血液には心地よいもの
この温度に慣れる頃には
包丁を握る気にだってなるかもしれない
斬る対象が何であれ
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始末千代
@期末テストも終わって眼精疲労な日々を送る女子高生。
@長髪。ストパ。低身長。足のサイズは25.0〜26.0。
@読書をこよなく愛し、実は創作活動系の仕事につけたらなと夢見る文系志望者。
好きな教科は数学・化学。苦手な教科は社会全般と体育。それでも文系。
@音楽を聴くというよりはCDを買うのが趣味。ご贔屓のアーティストは、aiko、ゆず、ASIAN KUNG-FU GENERATION、矢井田瞳、EXILE、福山雅治、porno graffitti、BUMP OF CHICKEN、SOUL'd OUT、SOFFet、Every Little Thing、サスケ、他(多い?。
@読書の趣味は、西尾維新、森博嗣、佐藤友哉、清涼院流水、野梨原花南、他。講談社ノベルス傾向に偏り気味。この辺は作者の名前見ただけで買いますね。
@漫画の趣味は、峰倉かずや、黒野奈々絵、種村有菜、木下さくら、くさなぎ俊祈、大塚英志(原作)、久保帯人、美川べるの、凛野ミキ、他。その他、最近はスパイラルやNANAやフルバやSwichやラブレスやらもお気に入り。
@最近BGM。AKG全般。東京事変『教育』。SOUL'd OUT『To All Tha Dreamers』。BENNIE K『オアシス』。他。
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