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2012年10月02日(火)

東京バレエ団「オネーギン」

9/28(金)に東京バレエ団の「オネーギン」を見に行きました。
6月のシュツットガルトバレエの来日公演でラドメイカー&アシュヴァルトの白鳥を見られなかったので、今回こそはラドメイカーを見られるかな〜と思ったのですが・・、またしても降板で残念・・。でも、公演は思ったより良かったです〜。もうエヴァン・マッキーが美しすぎて、彼を見るだけでも価値ありでした。

【主な配役】
オネーギン:エヴァン・マッキー
タチヤーナ:吉岡美佳
レンスキー:アレクサンドル・ザイツェフ
オリガ:小出領子
グレーミン公爵:高岸直樹

6月にラドメイカーの代わりとして白鳥でエヴァン・マッキーを見ていましたが、白鳥の時より数段良かったです。とにかくオネーギン役がハマりすぎ! 特に1幕目の慇懃無礼で上から目線のオネーギンがもうあまりにも美しすぎ&洗練され過ぎで、立ってるだけで絵になる〜って感じでしたね〜。舞台上で一人だけオーラが違うといいましょーか・・。こんな人が田舎町に突然現れたらどんな娘も舞い上がっちゃうよね〜って言うのがリアルに感じられました。

踊りはシャープでキレがあり、つま先が非常にキレイでした。足が細くて真っ直ぐなのでジャンプしてもキレイでしたね〜。回転はそんなに得意では無さそうでしたが・・。

オリガの小出さんも、レンスキーのザイツェフもどちらかと言うと田舎っぽいというか、純朴そうな雰囲気なので余計に物語に説得力ありありでした。ザイツェフの方がラドメーカーよりもレンスキーという役柄にはマッチしてるかも。ラドメーカーだと美形すぎてオネーギンと対等に争えちゃうよ・・。
ザイツェフは小柄で、小出さんと組んでちょうどいい感じ。踊りは物腰が柔らかくて、力任せなところがないのが良かったです。ジャンプの着地も軽いし。決闘シーンのソロはなかなか迫力がありました。

オリガの小出さんは控えめでしたが、お茶目で可愛らしかったです〜。踊りも安定してました。ザイツェフとも合ってたような気がします。

タチヤーナの吉岡美佳さんは、彼女らしいというか、1幕目はホントに真面目でお固い少女の雰囲気が出てました。1幕目の鏡のパ・ド・ドゥはちょっとぎこちなかったかな〜。振りを追うのが精一杯なカンジでした。実際、難しいリフトが多いんですけどね・・。

3幕目で高岸さんとのパ・ド・ドゥはすごーく安定感あったな〜。やっぱりいつも踊ってる人とは安心して踊れるのかなと思いました。最後の手紙のパ・ド・ドゥは、鏡のパ・ド・ドゥのぎこちなさはどこに行ったのかと思うくらい迫力があって良かったと思います〜。吉岡さんのドンキのジプシーの踊りを思い出しました・・。

そんなわけで、エヴァン・マッキーのオネーギンを見るだけでも価値のある公演だったかな〜と思います。

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2012年09月03日(月)

「ロイヤル・エレガンスの夕べ」8/30

8/30に「ロイヤル・エレガンスの夕べ」というガラ公演に大船まで行って来ました〜。

ロイヤル・バレエのプリンシパル級のダンサーが勢揃いというかなり中身の濃い公演なのに、大船の鎌倉芸術館で、しかも600席しかない小ホールという異例な公演でしたが、とーーっても素晴らしい公演でした〜! 得チケまで出てたのはもったいなかったな〜・・。しかし、スティーヴン・マックレーが4演目も踊ってくれて大活躍でしたね。Webサイトに載っていた予定演目よりかなり増えていて、3つ出てるダンサーも多く、本当に充実してました。

この日は会社を休んで昼間のリハーサル見学もしましたが、リハーサル自体はみなさんほとんど流す人が多くてそんなに踊りは見られなかったです・・。その代わりに本番でどんなふうになるのか興味が倍増しましたが・・。

「リーズの結婚」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:フレデリック・アシュトン
ラウラ・モレーラ/スティーヴン・マックレー

オープニングに相応しい楽しいくて可愛らしいパ・ド・ドゥですね〜。ラウラ・モレーラはちょっとがっちりした体型で重そうだったけど、明るいキャラクターっぽいのは良かったかな〜。スティーヴン・マックレーも溌剌としていていつもながらのキレの良い踊りでした。

「ウィンタードリーム」より別れのパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン
サラ・ラム/ネマイア・キッシュ

とってもドラマチックでした〜。リハーサルの時と全然二人の雰囲気が違うのにびっくり! ・・って、当たり前のことかもしれませんが・・。短いパ・ド・ドゥだけでも本番になるとこんなにもドラマチックな世界をつくり上げることができるんだ〜と感心しました。全幕を見たいです。
サラ・ラムは初めて見ましたが、すごーく細くて足のラインが綺麗なダンサーで、踊りも女性らしくて情感豊かでした。ネマイア・キッシュはちょっともっさり系というか、重たい感じ。

「ファサード」
振付:フレデリック・アシュトン
崔 由姫

ユフィさんはコンテンポラリーの方がいいかも。今回は全部コンテでしたが彼女らしさがどれも出てましたね〜。短かったけど可愛らしかったです。テンポも良くて見ていて楽しかったな〜。

「海賊」よりパ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ
佐久間奈緒/ツァオ・チー

バレエフェスのオシポワ/ワシリーエフ組とは対照的な、ある意味大人の「海賊」だったかな〜。いやはや、二人共、踊りが端正でテクニックもしっかりしてるし、安定感があって良かったです。この二人は今回唯一の古典担当でしたね。
ツァオ・チーさんは、海賊向きのダンサーではない気はしますが、きっちり仕事します! って感じで安定感は抜群でした。派手さはないけど、テクニック的に正確でジャンブの着地音もしないし、回転も無理に回ることもなく、キレイでした。まあ見る人によっては面白くないと思う人もいるかもしれないけど、ワタシ的にはすごーくバレエらしくて好感持てましたね〜。
佐久間さんもテクニック的にすごく正確だし、可憐な女性らしい踊りで好きなんですが、クラン・フェッテはちょっと音楽に対して早く終わっちゃいましたね・・。リハーサルでもギリギリ回り切るかどうかだったからちょっと心配でしたが・・。ピルエット自体はすごくキレイで軸も安定してるんですが、勢いが無かったかな〜・・。

「リーベストゥラウム」*日本初演
振付:リアム・スカーレット
ラウラ・モレーラ/リカルド・セルヴェラ

この二人のために振り付けられた作品みたいです。物語はないみたいですが、まるでストーリーがあるかのように情感にあふれた二人でした。ラウラ・モレーラは雰囲気からしてもこういう大人の雰囲気の作品のほうが合ってるかな?

「クローマ」より
振付:ウェイン・マクレガー
ソロ:スティーヴン・マックレー(特別編集)
パ・ド・ドゥ:サラ・ラム/リカルド・セルヴェラ

スティーヴン・マックレーがスゴすぎ! いやースピード感とキレの良さは抜群ですね〜。派手なジャンプとかがある振付ではないのですが、動きの細かさが半端無かったです。
パ・ド・ドゥは一転してゆったりとした動きで、二人とも良かったと思いますが、マックレーの印象が強すぎました・・。

「カリオペ ソロ」エリートシンコペイションズより
振付:ケネス・マクミラン
ラウラ・モレーラ

マクミラン振付とは思えないくらいの明るくてテンポのよい作品でした。頭に花かごみたいな被り物・・というか帽子をかぶっていて、衣装も派手だったのですが、リハーサルの時に帽子だけ被ってたのでレッスン着とのギャップが面白かったです・・。

「白鳥の湖」より白鳥のパ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ
佐久間奈緒/ツァオ・チー

佐久間奈緒さんはとても丁寧で優雅な踊りで良かったと思います〜。ツァオ・チーさんとの相性もピッタリで、サポートの乱れもなく、見ていて安定感抜群でしたね〜。

「ジュエルズ」よりルビーのパ・ド・ドゥ
振付:ジョージ・バランシン
崔 由姫/リカルド・セルヴェラ

ふたりとも軽快な踊りで良かったと思いますが、ちょっとおとなしめだったかな〜? ルビーなのでもーちょっと情熱的というか力強い部分もあっても良かったかな〜と思ってみたり。まあ、ヴィシニョーワとかパリオペのジロさんなどの個性の強いダンサーのルビーを見ているので余計にそう思うのかも・・。

「マノン」より第1幕ベッドルームのパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン
ラウラ・モレーラ/ネマイア・キッシュ

バレエフェスではコジョカルだったのですが、モレーラの方がマノンっぽいかな。お茶目というか、可愛らしい部分も持ち合わせたマノンでしたね〜。ネマイア・キッシュはやっぱりちょっとおっさんぽいというか重たいかな〜・・。

「アイヴ・ガット・リズム」*日本初演
振付:スティーヴン・マックレー
スティーヴン・マックレー

ガーシュインの曲に合わせた軽快な作品でした。いやーホントに今回はマックレーが炸裂してましたね。完全に中心ダンサーでしたよ〜。得意の高速シェネで舞台を一周したのには目が点になりました・・。

「アンド・ザッツ・ミー」*日本初演
振付:ジョナサン・ワトキンス
崔 由姫

これも可愛らしくて小気味良い作品でしたが、一番最初のコンテと雰囲気が被ってたかも・・。3演目踊ってたので1つくらいは雰囲気の違う作品を踊っても良かったかな〜というか、見てみたかったな〜。たぶん自分が踊りたいというか、好きな作品なんだろうな〜。

「エレクトリック・カウンターポイント」*日本初演
振付:クリストファー・ウィールドン
リカルド・セルヴェラ

なかなか良かったと思います〜。リカルド・セルヴェラは体格も均整が取れてるし、コンテを踊り慣れてる感じでしたね〜。体の使い方に無理がなく、上半身の動きがキレイでした。

「水に流して」(Je Ne Regrette Riem)*日本初演
振付:ベン・ヴァン・コーウェンバーグ
サラ・ラム

美しい作品でした。サラ・ラムの清楚で女性らしい端正な踊りにぴったりでした。

「サムシング・ディファレント」*日本初演
振付:スティーヴン・マックレー
スティーヴン・マックレー

マックレーはタップダンスもやってたんでしたね〜。最後はタップで締めでした。リハーサルで「音楽が大きくて自分のタップの音が聞こえない」とか言ってたけど、うまく調整出来たのかな?

フィナーレもみなさん和やかで、ユフィさんは側転で出てくるし、佐久間奈緒/ツァオ・チー組はリフトして出てきたり、最後まで楽しそうな雰囲気が良かったですね〜。観客もすごく盛り上がってたし、また(大船とは言いませんが)企画してほしいと思います〜。

| Posted at 23:27 バレエ | URL | コメント(0) | | ↑TOP

2012年08月29日(水)

第13回世界バレエフェスティバル「Bプロ」8/13

8/13(月)に世界バレエフェスティバル「Bプロ」を見に行って来ました〜。Aプロより見応えのある演目が多くて楽しかったです。
だいぶ時間が経ってしまって記憶が曖昧ですが、自分の忘備録としてとりあえず・・。

【第1部】
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン
ポリーナ・セミオノワ/フリーデマン・フォーゲル

ポリーナちゃんはフォーゲルとはすごく相性が良さそうなので、踊りも伸びやかで楽しそうでした〜。幕開けにはピッタリかな? フォーゲルも明るかったし。

「パルジファル」  
振付:モーリス・ベジャール
カテリーナ・シャルキナ/オスカー・シャコン

ベジャールバレエからジル以外の出演者は久々かも・・。若くて美しい二人でなかなか良かったと思います〜。

「タイス」(「マ・パヴロワ」より)
振付:ローラン・プティ
上野水香/マシュー・ゴールディング

上野さんはAプロより良かったです。ワタシ的にはこっちの方が好みでした〜。牧阿佐美バレエ団の頃からプティの作品は踊り慣れてるのかもしれませんね〜。
マシュー・ゴールディングもダイナミックで力強い踊りで良かったですが、ジャンプの着地音がやっぱり気になるな〜・・。

「エフィ」
振付:マルコ・ゲッケ
マライン・ラドメーカー

作品が全く好きになれませんでした〜・・。うーむ、今回のフェス作品では最低かも・・。ほとんど後ろ向きで手足をバタバタやってた記憶しかナイ・・。しかも途中でやっと終わったかと思ったら終わってなくてがっくし・・。無駄に長い!ラドメーカーは違う作品で見たかったよ〜・・。しくしく・・。

「ライモンダ」
振付:マリウス・プティパ
タマラ・ロホ スティーヴン・マックレー

素晴らしかったです〜〜!!!この演目ではテクニックを魅せるタマラ・ロホでしたね〜。ライモンダなのに衣装は現代風で、マックレーも蝶ネクタイ姿だったのも珍しい感じ。
普通のライモンダのパ・ド・ドゥではやらないはずのグラン・フェッテでは3回転連発でしたね〜。マックレーも負けじ劣らずのテクニックで二人しも素晴らしかったです〜。直前の演目を忘れさせてくれました・・。

【第2部】
「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン
アリーナ・コジョカル/ヨハン・コボー

コジョカルのジュリエットは全幕で見たけど、やっぱり可愛いですね〜。さすがです。コボーはロミオというにはちょっとおっさん過ぎるけど、やはりコジョカルの相手役としては最高ですね〜。パ・ド・ドゥだけだけどとてもドラマチックで魅入ってしまいました・・。以前のロイヤルの公演ではコボーの予定が変更になってしまったんだったな〜・・。やっぱりこの二人で見たかったなと思いました。

「ウィズアウト・ワーズ」
振付:ナチョ・ドゥアト
オレシア・ノヴィコワ/レオニード・サラファーノフ

普通のコンテンポラリーだったような・・。Aプロに続きナチョ・ドゥアトの作品の特徴?というか、個性がわからないワタシでした・・。どちらもけっこうオーソドックスなコンテなので・・。サラファーノフ・・相変わらず細いですね〜・・。筋肉が付かない体質なのかしら・・。

「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
アニエス・ルテステュ/ステファン・ビュリョン

うーむ・・。あんまし響くものがなかったな〜・・。二人共淡々としていたというか・・。物語的にはかなり切迫感のある場面なのに、二人の間にそーいった感じが見られなかったのが残念・・。
でも次のパリオペの来日公演は「椿姫」なんだよね・・。キャストはこの二人なのかな・・。NHKで放映されてたのもこの二人だったしな〜・・。(←まだ見てないけど・・)

「ラ・シルフィード」第2幕より
振付:ピエール・ラコット
エフゲーニャ・オブラスツォーワ/マチュー・ガニオ
東京バレエ団

いやー美男美女カップルです! 容姿では群を抜いてます〜。オブラスツォーワは可愛いんだけど現代的な雰囲気なのであんまし妖精っぽくはないかも〜・・。でも、踊りは丁寧でたおやかでしたね〜。華があるのもいいですね。
マチューは相変わらずといいますか・・。一生懸命さが出すぎかも・・。余裕がないというか・・。もーちょっとさらっと踊ってほしいな〜・・。決して踊れてないわけじゃないんですが・・。

【第3部】
「マーラー交響曲第5番」より"アダージェット"
振付:ジョン・ノイマイヤー
エレーヌ・ブシェ/ティアゴ・ボァディン

まるでストーリーがあるような叙情的な雰囲気で素晴らしい二人でした〜。振付も踊りも美しい〜。エレーヌ・ブシェは派手さはないけど足のラインがとてもキレイで踊りも繊細で美しいですね〜。素敵でした。ボァディンもAプロより良かったと思います。

「シェエラザード」 
振付:ミハイル・フォーキン
ポリーナ・セミオノワ/イーゴリ・ゼレンスキー

この二人の「シェエラザード」はかなり昔に見たことがあるのですが、その時の方が妖艶で素晴らしい内容だった気が・・。ポリーナちゃんがちょっと健康的すぎたかな〜。ゼレンスキーは踊りの美しさで魅せてくれました。回転もジャンプも全盛期の勢いはないけど、ポジションが正確でキレイなので見ていてそれほど衰えは感じないかも。相変わらずジャンプしても静かですしね〜。

「アザー・ダンス」
振付:ジェローム・ロビンズ
オレリー・デュポン/ジョシュア・オファルト

二人とも素晴らしかったです〜。パリオペらしくおしゃれで粋な雰囲気がありましたね〜。都会的といいますか・・。ジョシュア・オファルトはいつものキレがちょっとなかった感じでしたが、緊張してたのかしら・・。オレリー・デュポンはさすがに堂々としておりました・・。

「海賊」
振付:マリウス・プティパ
ナターリヤ・オシポワ/イワン・ワシーリエフ

いや〜〜凄かったです〜! Aプロでは二人にしては肩すかしな演目だったけど、今回は本領発揮!って感じでしたね〜。ワシリエフもオシポワもこれでもかって言うくらい回るわ飛ぶわで、まあマンネリかもしれないけど、ガラ公演においては必須な演目かもしれません・・。確実に盛り上がるし。
オシポワはグラン・フェッテでは、軸足を変えて回転したり、小技を披露してました。

【第4部】
「ル・パルク」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ
ディアナ・ヴィシニョーワ/ウラジーミル・マラーホフ

全幕をみたことがないのでどんな場面なのかわかりませんが、印象としては可もなく不可もなくでした・・。ヴィシニョーワは今回は演目が地味目かも・・。マリインスキーの公演に期待します。

「コール・ペルドゥート」  
振付:ナチョ・ドゥアト
スヴェトラーナ・ザハロワ/アンドレイ・メルクーリエフ

ドゥアト作品3作目にしてこれが一番良かったです〜。テンポの良い振付で飽きなかったですね〜。ザハロワはやはりいいな〜・・。ロングスカートで美脚が隠れてたのは残念でしたが・・。

「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"
振付:ジョージ・バランシン
ウリヤーナ・ロパートキナ/マルセロ・ゴメス

ロパートキナが素晴らしすぎる・・。現代のバレリーナで彼女以上のダイヤモンドを踊れる人はいないでしょうね〜・・。いやはや、つま先から指の先まで神経の行き届いた細やかな動きで、もう身体全体で音楽を奏でているような錯覚さえ起きそうでした。マルセロ・ゴメスの端正な動きも素晴らしかったな〜。

「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ
マリア・アイシュヴァルト/マニュエル・ルグリ

こちらも素晴らしかったです〜!ガラでは何度も見てるけど、何度見てもいいですね・・。もうこのペアでは最後なのかな・・。ルグリとアイシュヴァルトの二人でもう一度全幕が見たい〜と思いました。

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ
ヤーナ・サレンコ/ダニール・シムキン

最後に沸かせてくれた二人です! いやはや、こちらも凄すぎる〜! サレンコは本当にテクニック的にはかなり高いものを持っているダンサーですね〜。バランスもいいし、回転にいたっては、グラン・フェッテで4回転も入って会場が沸きましたよ〜。小柄で少女っぽいのでキトリは合ってるかな。こんなに上手いのに華がないんだよな〜・・。ホントに残念・・。
シムキンはワシリーエフとは対照的なダンサーですね〜。同じように回転とジャンプに類まれなテクニックを持ってるけどベクトルが逆方向なのが面白い。シムキンは身のこなしが軽くて、あくまでもエレガントさを失わない踊りがいいですね〜。

そんなわけで、BプロはAプロよりガラ公演っぽい演目が多かったような気がします。長かったけどあっという間に終わっちゃいました〜。

| Posted at 00:43 バレエ | URL | コメント(0) | | ↑TOP

2012年08月22日(水)

小林十市さん再び♪

東京バレエ団で「モーリス・ベジャール没後5年 記念シリーズ」なる公演が年末年始に行われるらしく、そのなかの「中国の不思議な役人」の役人役でまたもや小林十市さんがベジャール作品に復帰されるみたいですね〜。これはまたまたうれしい〜(^^)

前回の「M」で最後の勇姿だと思っていたのでちょっとびっくりです。十市さんの役人は、ベジャールバレエの来日公演で見ましたが、いやー何年前よ〜ってくらい昔のことだし・・。20年以上前かな?

とにかく今から楽しみです〜。小笠原さんの娘も初見だし。

| Posted at 00:03 バレエ | URL | コメント(0) | | ↑TOP

2012年08月21日(火)

世界バレエフェスティバル全幕プロ「ラ・バヤデール」8/8

すっかり時間が経ってしまいましたが、8/8(水)に世界バレエフェスティバルの全幕プロ「ラ・バヤデール」を見に行って来ました〜。コジョカルのニキヤ、素晴らしかったです〜! シムキンのブロンズ像もちょっとエレガント過ぎたけど良かったな〜。

【主な配役】
ニキヤ:アリーナ・コジョカル
ソロル:ヨハン・コボー
ガムザッティ: 田中結子
ハイ・ブラーミン: 木村和夫
ラジャ:高岸直樹
マグダヴェーヤ:松下裕次
ソロルの友人:森川茉央
ブロンズ像:ダニール・シムキン
影の王国(ヴァリエーション1):岸本夏未
影の王国(ヴァリエーション2):奈良春夏
影の王国(ヴァリエーション3):乾友子

コジョカルは可愛らしいんだけど、どことなく悲劇が似合うというか、儚い感じがするのでニキヤにはピッタリでした。テクニック的にも文句なしの素晴らしさで、バランスの長さと回転スピードの速さにはいつもながら圧倒されました。コボーとの相性も抜群で、リアルカップルなだけにラブラブ度は高かったです。

婚約式でのニキアのソロはもう〜ドラマチックでしたね〜。コボーのソロルは結婚に後悔しまくりな感じ。本当に悲しかったです・・。

コボーもそれほどキレはないものの、しっかりと丁寧に踊っている感じで好感がもてました。王子よりも役柄的には合ってたかな〜? コジョカルのサポートは抜群でしたね〜。軽々とリフトしてたし。

ガムザッティの田中結子さんは、演技はしっかりしていてニキヤとの対決も怖かったけど、踊りだすと華やかさに欠けるのがなんとも残念かも・・。奈良春夏さんよりはワタシ的には好きなんですけどね・・。コジョカルとの差があり過ぎなのがな〜・・。ブロンズにゲストを持ってくるならガムザッティにして欲しかったかも・・。演目的にはそうした方がバランスがとれていたと思うんですけどね〜・・。

そのブロンズ像のシムキンは、ジャンプ力と回転の安定感はいつもながら抜群でしたね〜。キビキビとした
動きもピタッピタっと止まるので小気味良い〜。仏像にしてはちょっと力強さに欠けていて、動きがエレガント過ぎたかも・・。ブロンズだったらワシリーエフの方が重量感があって良かったんではないかな? シムキンはどっちかというと妖精っていうイメージかも。

何だかんだ言っても東バの方々は皆さんまとまっていて全体的には良かったし、何よりコジョカルとコボーの二人は本当に素晴らしかったので満足できました。

| Posted at 00:34 バレエ | URL | コメント(0) | | ↑TOP

2012年08月10日(金)

第13回世界バレエフェスティバル「Aプロ」8/3

8/3(金)に世界バレエフェスティバル「Aプロ」を見に行って来ました〜。やはりこれだけのダンサーが集まっているので見応えがありますね〜。4時間の長さも全然感じなかったですが、お祭り的な演目がもーちょっとあっても良かったかな〜という気もします・・。ちょっと地味?

■第1部■
「スターズ・アンド・ストライプス」
振付:ジョージ・バランシン
ヤーナ・サレンコ/ダニール・シムキン

一番手にふさわしい二人で楽しかったです〜。シムキンはさすがの跳躍力と回転で楽しませてくれましたが、慣れてきたのか、それほど驚愕っていう感じでもなかったです・・。おもちゃの兵隊みたいで仕草がかわいかったな〜。サレンコもテクニックのしっかりしたダンサーなので見ていて安定感がありました。彼女はこういった役が合ってる気がします。

「モペイ」  
振付:マルコ・ゲッケ
フリーデマン・フォーゲル

急遽入った演目。以前もガラ公演で見たことがあるのですが、遊び心のある踊り方がさすがだな〜という感じ。余裕がありました。

「幻想〜『白鳥の湖』のように」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
エレーヌ・ブシェ/ティアゴ・ボァディン

美しい二人でした〜。いつもガラ公演で一部分だけなので、全幕で生の舞台が見たいな〜。久々に全幕のDVDを見たくなりました。

「ドリーブ組曲」
振付:ジョゼ・マルティネス
上野水香/マシュー・ゴールディング

今回は初めて見るマシュー・ゴールディングが楽しみの一つだったのですが、背が高くてハンサムだし、いいダンサーですね〜。ダイナミックで力強い踊りで回転も得意みたいだし、安定感もありました。ただ、ジャンプの着地がスゴイ音だったので、そこいらへんが惜しい・・。
上野さんも可愛らしくて衣装も似あってました。結構無難しい振付なんですけど、そつなくこなすあたりはさすがだなーと思いました。

■第2部■
「扉は必ず...」
振付:イリ・キリアン
オレリー・デュポン/マニュエル・ルグリ

この二人でこの演目は2回目です。いやーこんなに長かったっけ・・? すいません・・途中で睡魔が・・。素晴らしく絵になる二人なんですけど、他の演目で見たかったかも・・。

「海賊」
振付:マリウス・プティパ
ポリーナ・セミオノワ/イーゴリ・ゼレンスキ

ゼレンスキーが初出場っていうのが意外。正直海賊を踊るのは大丈夫なのかな〜と心配したんですが、素晴らしくキレイでしなやかな踊りが目を引きました〜。着地音が全くしない柔らかいジャンプといい、丁寧に踊ってましたね〜。全盛期の凄さを知っているものとしてはちょっと物足りないけど、ゼレンスキーらしい踊りが見られたので良かったです。
ポリーナちゃんもさすがの安定感で素晴らしかったです〜。

「セレナータ」
振付:マウロ・ビゴンゼッティ
ナターリヤ・オシポワ/イワン・ワシーリエフ

いやはや、かなり熱い・・というか、情熱的な振付で、アクロバティックなリフトがたくさんありましたが、身体能力の高い二人なので難なくこなしてたのが凄かったです。ワシリーエフにしてみれば、ジャンプも回転も封印して新しい自分を見てくれって感じなのかな〜・・。ワタシ的にはいつものワシリーエフが見たかったんですが・・。ほとんどリフト要員だったのでもったいないなーと思ってしまいました・・。

「瀕死の白鳥」
振付:ミハイル・フォーキン
ウリヤーナ・ロパートキナ

ロパートキナの「瀕死」はもう何回も見ているけど、何回見ても感動しますね〜・・。素晴らしすぎる・・。今回はハープとチェロの奏者が舞台上にいたのも演出的には良かったかも。

■第3部■
「ロミオとジュリエット」より第1幕のパ・ド・ドゥ 
振付:ジョン・クランコ
マリア・アイシュヴァルト/マライン・ラドメーカー

素晴らしかったです〜。ラドメーカーのロミオがハマりすぎ・・。二人の息もピッタリだし、全幕で見たいですね〜。クランコのロミジュリは以前に見たことあったかな〜・・。イマイチ覚えてないですが、このバルコニーのパ・ド・ドゥはマクミラン版がやっぱり好きだな〜・・。

「ジュエルズ」より"ダイヤモンド" 
振付:ジョージ・バランシン
アニエス・ルテステュ/ジョゼ・マルティネス

パリオペのダンサーでもベテランの域に達している二人なので見ていて安定感ありますね〜。やっぱりゴージャスだし・・。

「ディスタント・クライズ」
振付:エドワード・リャン
スヴェトラーナ・ザハロワ/アンドレイ・メルクーリエフ

ザハロワのコンテンポラリーは好きなので見られて良かったです〜。素晴らしい身体能力としなやかな踊りでしたね〜。メルクリエフも久々ですね。この演目だとサポートばっかりだったのでちょっと残念。しかし・・、ザハロワはちょっと痩せすぎ? 一段と細くなっていたような・・。

「パガニーニ」
振付:マルセロ・ゴメス
マルセロ・ゴメス

めちゃくちゃ楽しかった〜!! Aプロでは一番のヒットです! 舞台上にいるバイオリンのチャールズ・ヤンさんとの掛け合いが面白くてコミカルな展開がサイコーでした〜。

「ラ・シルフィード」第2幕より
振付:ヨハン・コボー オーギュスト・ブルノンヴィルに基づく
タマラ・ロホ/スティーヴン・マックレー

タマラ・ロホはあんまし妖精には見えませんでしたが、可愛らしさは出てましたね〜。軽やかな踊りで素晴らしかったけど、ジャンプがちょっと重かったかな〜。スティーヴン・マックレーは素晴らしい〜〜!ジャンプ力がハンパないです。踊りもスピード感があってキレもよく、見ていて気持ちがいいですね〜。彼が来てくれてホントに良かったです〜。

■第4部■
「ブレルとバルバラ」 
振付:モーリス・ベジャール
エリザベット・ロス/ジル・ロマン

ジル・ロマンを見るたびに「これが最後か・・」と思いつつ見てますが、いやー全く衰えを感じさせない踊りはスゴイの一言です・・。50歳は超えてるはずなんですがね〜・・・。たぶん衰えてはいるんだろうけど、それを感じさせない踊り方が出来るダンサーなんだろうな〜・・。エリザベット・ロスも貫禄ありましたね〜。しかし、ガラ公演ではいつも「ブレルとバルバラ」なので、たまには違う演目も見てみたいような・・。

「明るい小川」よりパ・ド・ドゥ  
振付:アレクセイ・ラトマンスキー
アリーナ・コジョカル/ヨハン・コボー

軽やかでスピード感のあるパ・ド・ドゥで良かったです〜。「明るい小川」は全幕で見たのに、全くどの場面だったか思い出せない・・。こんなパ・ド・ドゥあったかな?

「カンタータ」 (世界初演)
振付:ナチョ・ドゥアト
ディアナ・ヴィシニョーワ/ウラジーミル・マラーホフ

マラーホフが膨張していたような・・。ナチョ・ドゥアトの作品を見たことがなかったので、どんなものなのか楽しみにしていたんですが、何だかフツーのコンテンポラリーでしたね〜・・。ちょっと期待はずれ?ヴィシニョーワは可もなく不可もなくといった感じ。

「オネーギン」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ
ポリーナ・セミオノワ/フリーデマン・フォーゲル

フォーゲルってオネーギン役を踊ったことがあるんでしょうか・・? っていうか、踊ったことがないとガラでは踊らないのかな・・。どう見てもレンスキーだよな〜って感じなんですが・・。ポリーナちゃんとは相性がいいので、難しいリフトもスムースだし、踊り的には素晴らしかったんですけど、この二人ならマノンとかロミジュリあたりで見たかったかな〜。ポリーナちゃんのタチアナは全幕で見てみたい感じ。

「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ
オレシア・ノヴィコワ/レオニード・サラファーノフ

トリを務めるに相応しい、素晴らしい踊りでした〜。最近見たサラファーノフはちょっと安定感のないときが多かったのですが、この日は素晴らしかったです〜。特にジャンプがキレイに決まってました。回転も安定してたし。ノヴィコワは久々に見ましたが、古典の安定感はさすがですね〜。ちょっと華やかさに欠けるかな〜とは思いますが、古典はロシア! というのを思い知らされました。

何だかんだでバレエフェスはやっぱり楽しめますね〜。Bプロのみのダンサーも多いのでBプロはもっと楽しみです〜。

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2012年07月30日(月)

東京バレエ団「横浜ベイサイドバレエ」

7/23(月)に東京バレエ団の「横浜ベイサイドバレエ」を見に行って来ました〜。
20日が雨だったための順延でしたが、いやー20日じゃなくて良かったです〜。たぶん寒すぎて死にそうになってたかも・・。23日は半袖だとちょっと肌寒いかなというカンジで、薄手のカーデガンでちょうどよかったです。海風が気持ちよくて、初めて屋外でバレエを見ましたが、踊っているダンサーもすごーく気持ちよさそうでしたね〜。開放感があって、たまにはこういうのもいいな〜と思いました。

「ギリシャの踊り」
ソロ:長瀬直義
二人の若者:宮本祐宣/梅澤紘貴
パ・ド・ドゥ:小出領子/松下裕次
ハサピコ:吉岡美佳/木村和夫
パ・ド・セット:高村順子/西村真由美/乾友子/佐伯知香/田中結子/吉川留衣/矢島まい

海の近くで「ギリシャの踊り」はいいですね〜。波の音がリアルに感じられました。ちょっといつもより舞台が狭いように見えたのでちょっと窮屈そうでしたが、天井がなくて空が開放的なので、ダンサーの皆さんは伸び伸び踊っているようでした。
ソロの長瀬さんも伸びやかで大きな踊りで良かったです〜。いつもより楽しそうで動きも大きかったような・・。ちょっと痩せたのかな〜? 細いのが気になりましたが・・。パ・ド・ドゥの小出さんと松下さんは初めてこのペアで見たかも。すごーく可愛らしいというか、ほんわかした雰囲気なのが良かったですね〜。いつもはパ・ド・ドゥを踊っている吉岡さんはハサピコだったのは、井脇さんが退団したらからかな? ちょっとぎこちない気もしましたが、無難にまとめてました。
やっぱり外でのギリシャの踊りはいいですね〜。

「カルメン」
カルメン:斎藤友佳理
ホセ:首藤康之
エスカミリオ:高岸直樹
ツニガ:後藤晴雄
運命:奈良春夏
女性ソリスト:高村順子/西村真由美

もう見ることはないかと思った斉藤さんと首藤さんの「カルメン」でした〜。首藤さんは久々のバレエらしいバレエで、踊りの美しさは健在でしたが、リフトとかはちょっとバタバタしてたかな〜。ホセとしての演技力にはますます磨きがかかっていて鬼気迫るものがありました。ツニガの後藤さんは、いい時の後藤さんで、キレがあって安定感もあり、なかなか良かったと思います。エスカミリオの高岸さんはちょっと重たかったかな〜・・。カルメンの斎藤さんはベテランらしい表現力で力強いカルメンでしたね〜。
それにしても、主要な役どころの平均年齢を考えるとスゴイですね・・。東バも世代交代を真剣に考えないと・・。(考えてるのかな)

「ボレロ」
上野水香
松下裕次/長瀬直義/宮本祐宣/梅澤紘貴

とーっても良かったです〜。屋外ステージでのあの赤いテーブルはなかなかいいですね〜。後ろが海だからちょっと怖そう・・と思ってしまいました。
上野さんのボレロは久々に見ましたが、見るたびに良くなっているようで迫力がありましたね〜。最後の方はちょっと疲れてるみたいだったけど、メリハリの付け方とかすごく良くなった気がします。

初めて屋外で見るバレエでしたが、すごーく良かったです〜。天気も良かったので気持ちよかったですね〜。また来年の夏もやってほしいな〜。

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2012年06月23日(土)

バレエフェスのガラ公演当選

バレエフェスティバルのガラ公演、無事に当選しました〜。しかも第一希望のA席でちょっとびっくり。ほとんど期待してなかったので・・。前回はかろうじて第三希望のC席だったから、今回はラッキーかな。

バレエフェスティバルと言えば、セルゲイ・ポルーニンが降板して代わりにスティーヴン・マックレーが来ますね〜。ポルーニンのファンの方には申し訳ないけど、これはとーっても嬉しい! しかし、降板理由が彼らしいというか・・、結局練習が十分にできないということで、タマラ・ロホからダメ出し食らったってことですよね〜・・。うーむ、ホントにちゃんと来るのかな〜と思ってたけどやっぱりなーと言うか・・。

そもそもバレエを辞めたいとか言ってる人に出演依頼する方もどーかと思うけど・・。もしかしたらだいぶ前から出演は決まってたのかもしれないけど、NBSもロイヤルを退団したところで白紙に戻せば良かったのに・・。ワタシ的には、バレエが好きで踊ってる人の踊りが見たいので、ホントに良かったと思ってます。

スティーヴン・マックレーなら、全幕プロのドンキも見てみたくなったけど、ガラ公演もあるしな〜・・。しかもSとAはすでに売り切れなんですよね・・。

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2012年06月20日(水)

K-Ballet「海賊」6/15

6/15(金)にK-Balletの「海賊」を見に行って来ました〜。
中村祥子さん目当てで行ったのですが、メインのダンサー皆さん素晴らしい踊りでとーっても楽しかったです。祥子さんは産休明けのブランクを感じさせない素晴らしい踊りでした〜。

【主な配役】
メドーラ/SHOKO
コンラッド/遅沢佑介
アリ/橋本直樹
グルナーラ/佐藤圭
ランケデム/宮尾俊太郎
ビルバント/伊坂文月
パシャ/N.ヴィユウジャーニン

熊川さん振付の海賊は初見だったのですが、全体的に男性ダンサーの踊りが多いですね〜。あと、当然ながらアリの出番は激増。やっぱり熊さん仕様なんだーと思いつつ見てました。
中村祥子さんはしばらく休んでいたとは思えないくらいで素晴らしかったです〜。日本人離れしたダイナミックで伸びやかな大きい踊りで、ポアントで立った時の安定感とか、ジャンプの高さ、回転の安定感などなど、他のダンサーの群を抜いてましたね。長くヨーロッパで活躍されてるので全体的に踊りが外国人ダンサーっぽいなーと思いました。
2幕目のパ・ド・トロワでのグラン・フェッテでは、半分以上ダブルで回っていてスゴイ! 特に後半はずーっとダブルの連続で、途中からヤバそうな感じだったのに最後だけ1回転になっただけで回り通しました。いやはや素晴らしいプロ根性です! それがいいか悪いかは見た人の感じ方かもしれませんが・・。

そんなわけで、祥子さんが見られれば満足だったので他のダンサーにはそんなに期待していたわけではなかったのですが(すみません・・)いい意味で裏切られましたよ〜。特に男性陣は期待以上に素晴らしかったです! コンラッドの遅沢さんは背も高くて見栄えもいいし、踊りもダイナミックで安定感ありました。コンラッドとしての威厳というか、リーダーっぽい雰囲気を醸し出してたのでピッタリだったかな。

アリの橋本さんも素晴らしい〜〜!熊川さんとどーしても比べられてしまうので大変だと思いますが、いやはや、負けてないくらいの踊りだったと思います。ジャンプも高いし回転もキレがあり、シャープでスピード感あふれる踊りは素晴らしかったです〜。もーちょっと背があるといいんですけどね〜。

ビルバントの伊坂さんは演技が濃くて面白かったです〜。もともと仲間のはずなのになぜかランケデムより悪役色が強くて・・。まあ、熊川さんの演出だとストーリー的にしょうがないのかな。ランケデムの宮尾さんは悪役奴隷商人に見えないというか、ちょっとイケメン過ぎじゃないですか〜?って感じでしたね。

しかしストーリー的に言うと、ちょっとアリがカッコ良すぎ?? 悲劇のヒーローになり過ぎな感じがしなくもなかったです。結局アリもビルバントも死んで、残ったコンラッドとメドーラだけでメデタシメデタシのエンディングはなーんか寂しいな〜と思った次第です。ハッピーエンドにしてはちょっと物悲しいかなと・・。

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2012年06月12日(火)

シュツットガルト・バレエ「白鳥の湖」6/6

6/6(水)にシュツットガルト・バレエ「白鳥の湖」を見に行って来ました。
アイシュヴァルトとラドメイカー降板で若干テンションが落ちてましたが、なかなか楽しめました〜。エヴァン・マッキーが見られたのも良かったです〜。オサチェンコは残念ながらアイシュヴァルトの穴を埋めるまではいかなかったかな・・。
6/4(月)のゲネプロも見たので、とりあえず違う配役で二組それぞれの舞台が見られてラッキーでした〜。

【主な配役】
オデット/オディール:アンナ・オサチェンコ
ジークフリート王子:エヴァン・マッキー
ロットバルト:ダミアーノ・ペッテネッラ
ベンノ(王子の友人):アレクサンダー・ジョーンズ
従者たち:
ロマン・ノヴィツキー、ブレント・パロリン、
デヴィッド・ムーア、ローランド・ハヴリカ
町娘たち:
ミリアム・サイモン、アンジェリーナ・ズッカリーニ、
エレーナ・ブシュエヴァ、ダニエラ・ランゼッティ、ミリアム・カセロヴァ

二羽の白鳥:ヒョ=ジュン・カン、ミリアム・サイモン
小さな白鳥:
エリサ・バデネス、カタリーナ・コジェルスカ、
ジュリー・マルケット、アンジェリーナ・ズッカリーニ

スペインの姫君:ミリアム・サイモン
ポーランドの姫君:オイハネ・ヘレーロ
ロシアの姫君:エリザベス・メイソン
ナポリの姫君:アンジェリーナ・ズッカリーニ

クランコ版の白鳥は初めて見ましたが、思っていたほど奇抜な演出ではなくて、割りとオーソドックスだったかな〜と思いました。ストーリーも奇をてらわずに普通だし。大きく変わっているのは1幕目のパ・ド・トロワの部分が王子と町娘たち5人の踊りになってたり、3幕目は妃候補がイコール各国の民族舞踊と兼ねてたり、そのくらいかな? 2幕目と4幕目の白鳥のコールドは、ゲネプロの時は3階席から見ていたので、フォーメーションが様々に変化するのが見られてとてもキレイでしたね〜。ラストは悲劇で終わるバージョンでしたね。しかも王子溺死・・。

ただ、音楽の使い方がちょっと違和感があったかな〜。踊りの内容と曲調があってないというか・・。この場面でこの曲かな〜? みたいな。特に1幕目の王子と町娘のパ・ド・ドゥとか、3幕目のオディールのヴァリエーションとか・・。

ユルゲン・ローゼの衣装と舞台美術は素晴らしくてもうため息が出るほどでした。特に色使いが素晴らしくセンスいいですね〜。1幕目の町娘の衣装のスカートが可愛くて気に入ってしまいました・・。

王子役のエヴァン・マッキーは若干線が細いけど、素晴らしい王子っぷりでした〜、いやはや、物腰も踊りもノーブルで落ち着きと気品があり、いいダンサーだなーと思いました。
ジャンプで着地音がしないのもいいですね。踊りはとても柔らかくて力みのない、爽やかさを感じる踊りでした。もーちょっとスピード感とかキレがあるといいかも。しかし、シュツットガルトは王子系のダンサーが豊富ですね。

オデット/オディールのオサチェンコはすごく小柄で可愛らしい雰囲気のダンサーです。ちょっと見ると子供に見えるかも・・。足のラインが綺麗で、甲が高く、踊りもそんなに悪くはないんですが、やっぱり主役を踊るには少しスター性というかオーラが足りないかな・・。上手いとは思うんですが・・。オデットはもう少し叙情的に踊って欲しかったな〜と思いました。

踊り的にはオディールの方が良かったかもしれませんが、いかんせんグラン・フェッテがしっかり回れてなかったのが致命的といいますか・・。そもそもクランコ版の白鳥はグラン・フェッテは音の途中で終わっちゃう演出がデフォルトなんですかね〜? ゲネプロのアマトリアンも音楽の最後まで回らなかったし、Youtubeで見たのも途中までだったし・・。全く謎です。まあ、この日のオサチェンコの場合はたぶん失敗だと思いますが・・。最後ポアントが落ちちゃって仕方なく終えたカンジだったし、次のエヴァン・マッキーのピルエットまで音楽が余り過ぎてたので若干早めに回り始めてたし・・。

今まで数多く白鳥を見てきましたが、生の舞台でグラン・フェッテを失敗したのを見たのは初めてだったな〜・・。やっぱり、白鳥を踊る限りは最後まで回りきれるダンサーに踊ってほしいものです・・。

そんなわけで、エヴァン・マッキーはいいとして、やっぱりアイシュヴァルトのオデットが見たかったな〜と思ってしまった公演でした・・。

最後に6/4のゲネプロの感想をちょこっと。フォーゲルくんはすごーく調子が良さそうで、ジャンプがものすごくキレイに決まってました。いつもは苦手そうな回転もそつなくこなしてましたが、3幕目あたりはちょっと乱れてたかな。
アマトリアンのオデットはもう本当にはかなげで美しいオデットでしたね〜。高い柔軟性と柔らかい踊りが素晴らしかったです〜。オディールの時はちょっと調子がイマイチで、グラン・フェッテも後でやり直したりしてましたけど、本番がどうだったのか気になるところです・・。

| Posted at 00:08 バレエ | URL | コメント(0) | | ↑TOP

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