汚部屋からの脱出

February 27 [Thu], 2014, 4:34
私は汚部屋住人です。
「ああ、汚いなあ。部屋にいると余計に疲れる」と思いつつ、片づけられない。
何とか脱出して快適に暮らしたい、しかし仕事が多すぎ面倒過ぎて出来ない、のジレンマを繰り返している。
しかし、このままだと本当にまずい。既婚者であるのだが、パートナーとの関係もまずくなるのではないか。

そして、とある情報バラエティ番組からのの情報なのだが、「部屋が汚いと原因不明の体調不良になりやすい」らしいのだ。
これは「人間は知らず内に選択の連続を行っている生き物」なので、汚い、散らかっていると、その選択がより増えることによりストレスが多くなる、という理屈らしい。
確かに汚いと、キッチンまで行くのにモノをよけて歩く、という作業まで加わるのだ。結構知らずにイライラしてるわ。
しかし、いろいろと屁理屈好きな自分は、汚い部屋が自分を疲弊させると知っていても理屈をこねて部屋を片付けられない。
要は言い訳をいろいろ探してるんですね。。
そこで、そんな自分のために、部屋が片付かないということについて、逆に屁理屈を並べ立て、文章として起こして整理して行こうと思ったわけです。

汚部屋である一つの理由に「物が捨てられない」というのがある。
しかしそもそも人間というモノは、物が捨てられないイキモノであるという風に考えられているらしい。

その、物が捨てられない理屈に「保有バイアス」と「損失回避」という経済学が当てはまるらしい。
たとえば、保有バイアスとは、
Aグループにはマグカップを見せただけで、その価値を値段で言ってもらい、
Bグループにはプレゼントしてからその価値を値段で言ってもらう。
すると一度プレゼントを手にしたBグループのほうが、その価値を高く感じ、高い値段を言う傾向が多くみられる、という実験結果が得られたというのだ。
一度手にしたものには愛着を持ち、より高い価値があると感じる傾向が多分にあるという実験結果であり、これが保有バイアス、ということらしい。
もうひとつの損失回避とは、
実験によると、ある金額を得た時の嬉しさより、ある金額を失った時の悲しさのほうが、約2.5倍強く感じるというもの。
同じ一万円でも、獲得時の嬉しさよりより、一万円を失った時の悲しみの方がより大きいというのだ。
よって一万円で買ってモノを得た喜びよりも、一万円のモノ捨てる時の方が喪失感をより大きく感じるということになる。

これらのことから、物が捨てられないということになる。
捨てられない理由はほかにも様々あるとして、多少理解し納得。

さて次には捨てられるようにする経済学理屈を検証してみよう。
捨てるための考えとして経済学用語で引っ張ってこられるのは
「サンクコスト」と「機会費用」だ。
サンクコストとは、すでに投資し、回収できない費用のことです。
機会費用とは、今の選択以外の選択肢を選んだ場合に得られたであろう費用のこと。
(ちょっと考え方としては「ああ、こっちでなければもっと良かったかもしれないなあ」という、うじうじした考えに見えなくもないが、「もっと良かったかもしれない」という見えない期待値ではなく、今ある選択以外の選択肢以外で得られるであろう事を予測することによって、幾通りものパターンを見据える、ということだけなのだと、私は解釈している)

これを汚部屋に当てはめると、読まない本と洋服などで、部屋の2畳分を取られたとしましょう。
10畳の部屋に10万円で借りて住んでしたとすると、月々2万円支払っていたことになる。それを仮に4年間だったとしても96万となる。
なんと百万近くになってしまう。
これがサンクコスト。もう回収できない費用ですね。
さて、それら不要とされるものを捨て、空間ができますよね。
そうすると、物が出し入れしやすくなり、モノの選択もしやすくなる。
これが機会費用となります。
こうなると、機会費用とされるものが弱い感じがしますが、この選択しやすくなる、ということが人にとってはとても重要だと思います。先に書いた、テレビからの情報にも繋がりますね。
イライラしなくなる。時間が短縮される。疲労しなくなるのです。

しかし、その不要とするものをいざ捨てようとしても、捨てられません。
その捨てられない言い訳が「高かったから」が一番多かったりする。
それが10年前に買い、4年前から着なくなったとしましょう。
しかし今、ここ4年は、一度も来ていない。
これをサンクコストの考え方になぞらえ、「昔に投資した費用は回収できないので、今、使うかどうかで価値を判断する。」ということで、捨てるという判断になる。
まあ、思い入れが強かったりすると簡単にそうもいかないので、単純に「高かったから」のみで捨てられないものは捨てられるようになるでしょうか。
結納の時着たから、など思い出が強いハードルの高いものは(見るだけでテンション上がるから、とか)やめ、ハードルの低い雑誌などからやるほうが先決か。


今まで「断捨離」の本や、「人生がときめく片づけの魔法」やら「毎日3分でできる、片づけの方法」なんて本やらいろいろ買ってみた。
しかし、それらの本も目が滑るばかりで読み進むこともできず(本を読むのは好きなのですが)全く自分には読み下すことも実行することもできなかった。
やはり、自分に合ったことを模索するしかないんだ。
自分としては屁理屈をこねるほうが合っていた。
実は今はキッチンリビングのみ、片付いて来ています。
まだまだごちゃごちゃはしていますが、気の置けない友人のみなら呼べそうです。
しかし、ベッドルームはまだまだ汚部屋で床が見えません。

「経済学的見地から」などと尤もらしい屁理屈を頭に持ってきたほうが浸透する屁理屈人間だったのだな。
さて、これを書いているうちにまたいろいろと思考が進んできました。
そんな思考模索に落ち着かず、これからまた動いて片づけ開始しようと思います。
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