睡眠時間と予防医学

August 26 [Wed], 2009, 9:28
予防医学とは、字の通り、病気にならないように未然に防ぐ、予防の医学と言えます。
病気にならないからだを作るために生活習慣などを正すことが、これにあたります。
「予防医学」と聞くとなんだか難しいことのように思えるかもしれませんが、医療の専門家ではない私たちでも毎日の生活の中で行なえることなのです。

では、具体的にはどんなことに気をつければよいのでしょうか。
健康的な毎日を送るために、まず睡眠についてのお話をしたいと思います。
睡眠はなぜ必要なのかご存知ですか?
睡眠不足がいかに翌日の体調にマイナスに影響するのかは、体験的に知っている人も多いと思います。
徹夜明けでは妙にテンションが高くなったり、かと思えば急にだるさを覚えて動けなくなったり、とにかくからだが無理をしていることが自覚症状として現れます。
しかし睡眠不足はからだだけでなく、脳にも悪影響を与えているのです。
普段、人間は睡眠によってからだだけでなく、大脳も休ませています。
眠っている間に大脳は、休息と翌日に向けてのメンテナンスを行なうわけです。
睡眠時間が短ければ、大脳がメンテナンスにあてる時間が確保できないため、さまざまな情報を処理する能力が衰え、活動的に物事を考えることができなくなってしまいます。
よって睡眠不足により、からだばかりでなく、気持ちの面でも不健康になってしまいかねません。

日本人は、ほかのどこの国よりも平均睡眠時間が短いそうです。
仕事や趣味、またその人がこれまで続けてきた習慣により、ちょうどよい睡眠時間は人それぞれだと思いますが、平均7?8時間の睡眠をとれるとからだのためにはよいでしょう。
睡眠時間が短くなるほど、死亡率が高くなっているという調査結果もあるそうです。

脳梗塞と脳血管疾患

August 21 [Fri], 2009, 8:55
最近では分煙化が行なわれたり、公の場では禁煙のところも多くなってきました。
たとえば通勤や通学に使う駅で、今まで煙から逃げるように電車を待っていた人にはうれしいルールです。
しかし愛煙家の人には少々居心地が悪く感じる場面もあるのかもしれませんね。

たばこの煙がもたらす害については、ほとんどの人が何となくでも知っていることと思います。
健康によいと思って吸っている人はいないですよね。
日本人の死亡原因の上位には、がん、心疾患、脳血管疾患が並んでいます。
これらのどの病気にもたばこは関わってきています。

たばこを吸うと、血液中のコレステロールが増加し、いわゆるどろどろ血液となり、動脈硬化を悪化させてしまいます。
動脈硬化は脳梗塞の危険因子のひとつです。
またニコチンにより血圧が上昇してしまうのも、脳梗塞にはよくありません。

禁煙は、これらの病気に襲われないための予防医学の実践のひとつです。
また、禁煙することで周囲の人の受動喫煙も避けることができます。
自分はもう長いことたばこを吸ってきたから、今さら禁煙しても遅い、などとあきらめて(開き直って?)いる人、そんなことはありません。
禁煙して2?3年経つと、脳梗塞においてはそのリスクが軽減できるそうです。
自分のからだの将来のためにも、また家族のためにも、予防医学を考えてたばこはきっぱりやめましょう。
禁煙のためのニコチンガムやニコチンパッチなどがあります。
ニコチンパッチはお医者さんの処方が必要なので、お医者さんに相談するとよいでしょう。