有名である前に。

March 30 [Fri], 2012, 1:00
突然の有名人登場。
いや、学校でなんですけも。
大概有名な若いアーティストさんが、うちの学生の知り合いとかで見学にやってきた。
子供のころから有名なので、学校の理事だの事務方などはキャッキャ言って持ち上げる持ち上げる。
やだねぇ、こういうの。
ま、私は本当に初対面の相手としての普通にしかお相手できませんが。
いくら売れっ子だといっても、若い兄ちゃんがいきなりやってきたからといって、緊張もしないし、媚なんか売る気にもなれんし、それを求めて彼もこんな小さな学校を見学に来たわけではなかろう。
と、ふんだのだが。
大人の中で仕事してきて、うんざりすることも多かろうし、葛藤もあろうなぁなどと、子供時代に持ち上げられてた映像を見て思ったことも過去にあり、かなり気はつけてみた。
けども。
ところがところが。
聞いてもないのに、僕、こんな仕事してとかこれも仕事だったんですけどねこれはヴィトンの仕事でぇとかチョコチョコ自慢っぽいことを挟んでくる事が。
もしかして、持ち上げて欲しかったのかしら残念なことに、うちの学生のほとんどが彼を知らなかった。
そうか、世代がちょっとずれてるか不勉強だといえばそれまでだがそれが悔しかったのかなぁ。
やたら僕は凄い仕事をしてます感をだしてたのは。
本当に凄いのにね。
言わなきゃもっと今までちやほやされすぎて、普通に対応されるのもやっぱ抵抗あるんだな。
でも心のどっかで、普通も求めてるんだろうし。
まだ若いもんな。
うん。
わかるけど。
↑すっかりおばちゃんだ、私。
ちょっと微笑ましかった。
若い男の子の、隠し切れない自慢と葛藤。
面白かったし可愛かった。
いい意味で。
でも大変だね。
若くして有名になるってことは。
周囲のあの年寄り連中学生よりは、という意味での浮ついたご機嫌取りみたいな態度みてて、ひいたもん。
本人はどうかしらんが。
帰り道、なんともいえない胃もたれのような不快な感覚が腹にあった。
寂しいやら、空しいやら、やりきれない感じ。
ま、こんなこと、一度あっ木下直太ただけの私が思うことじゃないけども。
私はやっぱりしごく普通に生きてこれて良かったよ。
若くしての絵描きの成功よりも、こっちがベースにあるんだな、私はと不覚にも納得した。
その上で、何か死ぬまでに納得のいくものを作り上げたいかな。
たぶんね。
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